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R.I.P. Piermario Morosini 1986-2012:「安らかに眠れ!」世界中からの声

さよなら、Piermario Morosini
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みなさん、こんにちは。

イタリアの若手サッカー選手、モロジーニ選手25歳(1986〜2012)のピッチ上の死に対して、世界中で追悼の為のYouTube番組が現れて来たようである。今回はそういうものをいくつかここにメモしてこう。それにしても、1986年生まれということは、私が28歳でアメリカユタ大学へ留学した年に生まれた選手だったということであるから、光陰矢の如しを感じるところである。

ogador Morosini sofre parada cardíaca em campo pela Série B do Campeonato Italiano 14/04/2012


Piermario Morosini's dead (Football Player)


RIP Piermario Morosini ( italian player JUST 25YRS)


R.I.P Piermario Morosini

R.I.P. Morosini 1986-2012


Piermario Morosini - Video tributo. RIP

俗にいう、プロ魂というものがある。役者ならステージの上で死に、サッカー選手ならピッチの上で死に、柔道家なら柔道場の畳の上で死ぬ。もしそういうことができれば本望だという死生観である。

かつて、筑波大学教授で、柔道家であり、流体力学理論家であった、柘植俊一先生は、「柔道をしながら死ねれば本望だ、思い残すことはない」と言っていて、その通りに自分の柔道場で練習中にお亡くなりになられたという人物である。女子48kgの福見選手の育ての師匠である。

翻って、日本の政治家や原子力発電所の技術者や御用学者などを見ると、これとはまったく逆の死生観であることがうかがえる。要するに本当のプロではないということを示しているということである。

サッカーというのは、サッカー選手が20代半ば過ぎた頃から徐々に円熟して来るという、実に過酷なスポーツである。非常に広いピッチを45分ハーフで走り抜かなくてはならないから、野球などの瞬発系のスポーツと異なり、非常に選手寿命は短い。三浦和良選手など、40代後半でも選手でいるということがどれだけたいへんなことか分かるのである。

おそらくサッカー選手のだれもが、ピッチ上で死ねたら本望である。サッカーの神様の思し召しに違いないと思うことだろう。私自身、グリーンの芝生の上でサッカーしながら死ぬことができれば本望だと何度も何度も思っているが、私の時代では芝生の上で公式戦はたった1度しか経験していない。76年高校総体県予選vs韮崎戦の準決勝のみである。

ピッチ上と研究中のどちらで死ねたら本望かと言われたら、私はやはりピッチ上で死ぬ方を選ぶだろう。

グッバイ、モロジーニ選手。安からに眠れ!

  by KiKidoblog | 2012-04-21 10:46 | サッカー&スポーツ

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