「また核が落ちたの?」:山口県岩国市の三井化学工場の爆発現場
いやー、ついに我々が住む西日本も終了間近だろうか?
4月22日に山口県岩国市の三井化学工場で大爆発事故が起こったのは、すでに周知のことだろう。
三井化学工場で爆発、1人死亡…周辺住民も負傷
22日午前2時15分頃、山口県和木町和木の三井化学岩国大竹工場内のプラントで爆発とともに火災が発生した。
三井化学工場の爆発火災で一人死亡。死因は化学薬品中毒??
この事故を比較的近くからずっと観察した青年たちのYouTube番組を見つけたので、ここにもメモしておこう。以下のものである。
【4_22】三井化学岩国大竹工場爆発【大竹市】
また核が落ちたの?より
まず、不運にもこの大事故でお亡くなりになられた人々のご冥福を祈りしたい。
さて、問題は、ネット上で話題騒然のように、この工場で「劣化ウラン」が保管されていたのかどうか、ということである。もし「劣化ウラン」が貯蔵中の事故であれば、この大爆発と同時に空気中に飛び去った可能性も高い。
はたして、その時の風向きやいかに?
日本の気象情報サイトの一番困るのは、その日の情報しかないということである。なかなか、その何日か前の情報を得るのが困難ということである。しょうがないので、日本気象協会のものを利用させてもらうと、4月22日と4月23日の天気図は以下のようなものだった。
4月22日
4月23日
これを見て分かることは、以前、
「気圧と邪悪の風」:低気圧の前で北日本、低気圧の後で西日本が被爆する!?
にメモしておいたように、
気圧と風より)
北半球では、低気圧の回りでは左回り、高気圧の回りでは右回りに風が吹く。だから、上の22日の天気図によれば、東九州から四国一帯にかけて西風にのってかなりの劣化ウランの成分が届いた可能性がある。しかも、その日は非常にひどい暴風雨の日であった。したがって、雨に含まれた放射性物質がここ四国に降り注いだという可能性もあるわけである。そんな事情から、本当に工場内に劣化ウランの貯蔵庫があったかいなかは大問題というわけである。
もう一つの問題は、これが単なる事故だったのか、あるいは、だれかによるテロ行為かということである。もし後者のテロ行為であれば、福島第一同様に、イスラエルのモサドの手口か、あるいは北朝鮮かというのがもっとも可能性が高いわけだから、日本国内の同じような場所、劣化ウランを貯蔵している工場の警備は非常にセキュリティーレベルをあげる必要があるということである。
ぜひ真相をうやむやにせず、究明して欲しいものである。
いやはや、本当に世も末ですナ。
おまけ:
portirland
この時点では、劣化ウランのドラム缶3400本は無事だったということだが。
by KiKidoblog | 2012-04-25 20:56 | マスゴミ