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HAARPに地震波か?研究用60:オーロラ活発化、300nTの地震電磁波到来!

みなさん、こんにちは。

最近、太陽はおとなしい時期に入ったなどという、ウソを平気で流す科学者もどきがマスゴミに多々ニュースを提供しているようだが、私のように毎日SOHOの太陽活動を観察していれば、そんなものは真っ赤なウソだと即答できるものである。再び、かなり大規模なCMEも放出され、かなりの太陽活動の時期にある。そのせいで、地球もかなり強烈な太陽風の下に置かれ、オーロラ活動もかなり活発である。そして、オーロラが活動するときは、極低周波の電磁波が地球内部を加熱する時期でもあり、地震も活発化するのである。今回も、300nT程度のかなり大きな地震電磁波が発生したようである。

【注】私が最近ここで強調しているのは、太陽風による(特にCME放出時の)地球内部の加熱による地震の誘発という現象である。ここ数年の観察からも、明らかに太陽からの電磁波の到来と地球の地震活動との間には相関関係があるように見えるということである。しかしながら、よく知られているように、現在の地震学者たちは地震は太陽活動とは無関係だと信じているというレベルである。まして、我々人間が強烈な電磁波を照射することによって地震が誘発できるという可能性などまったく知らないのである。この2点を観察することが最近の私の個人的目的なのである。

宇宙天気ニュース
によれば、
2012/ 4/26 09:23 更新
太陽風の速度は700km/秒まで上昇しています。活発なオーロラ活動も続いています。
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Magnetometer Chain
青の垂直成分が大きく、赤黒の水平成分が小さいのが、地震電波の特徴。
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5つの地点で観測された強度(特に青色の垂直成分)がほぼ同一場合はアラスカモニター群にほぼ垂直の方向から来た地震電磁波と見ることができる。したがって、UT21の場合には、アジア日本を通る大円方向からのものと推測できる。

Induction Magnetometer
一番下の周波数ゼロの近く(水平軸上)にある「白く明るい」部分(0ヘルツ近傍)が地震電波の特徴。まあ、白色に近い部分。一方、深夜に垂直に立ち上がった、幅広くピンクから真っ赤に近い色の帯状の部分はオーロラ活動によるものである。これは特にBz成分に顕著。
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Spectrum Monitor Waterfall Chart
この滝チャートは、電離層の構造をMHz域の電磁波反射で調べているものだが、何層かの色のバンドに分かれているのが正常状態である。等間隔に色のついたバンドが並んでいる時間帯は、人工的な電磁波がどこかから電離層に向けて放射されていることを示している。
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VHF Riometer
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(これでは、太陽活動の概日周期からどれだけ外れた異常活動があるかが分かる。)
Electron density
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Digisonde
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(電離層の電子密度がわかる。)

一方、カナダの地磁気モニター群
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には以下のような波形が出ている。
Geomagnetism: Summary Plot from Canadian Magnetic Observatories
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ここに出ている4月25日UT18時~21時のものが、アジア日本の大円方向の300nTの地震電磁波と考えられる。その他は別の方向からの地震電磁波である。これらが地震電磁波かどうかはアラスカHAARPモニターのゼロ周波数があるかないかでチェックするのである。アラスカのものと見比べれば、カナダのもので焦げ茶色の部分がアラスカの白い山の部分に見事に対応していることが分かるだろう。ちなみに日本時間はUTより9時間進んでいる。

参考:
アキラの地震予報
日本国内で個人的に磁力計を用いて地震予報を行っている。非常に予測率の高い優れた研究のようである。さて、ここからは次のような警告が出ている。
父島圏内にM4.5~M5.0の地震発生合図が出ました。
小笠原諸島地方中心として、南太平洋・台湾・フィリッピン・本土近辺地方・サハリン・千島列島地方では、一週間程
地震発生に要注意です。 特に、父島から離れた南太平洋及び本土海溝近辺から直下までの可能性が高いです。
(04/24 11:10発信)

備えあれば憂いなし。

  by KiKidoblog | 2012-04-26 10:49 | HAARPモニター観察

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