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なでしこジャパンの将来有望な京川舞選手が大けが!:戦いはすでに始まっている!?

みなさん、こんにちは。

つい最近の5月13日、なでしこリーグで事件は起こった。INAC神戸vs伊賀くのいち戦で、なでしこジャパンの将来有望な京川舞選手が、全治6か月の重傷を負ってしまったのである。その結果、ロンドンオリンピック出場の夢は消えたという。

サッカーINAC京川は靱帯断裂 「最低6カ月」で五輪絶望

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 サッカー女子のプレナスなでしこリーグ、INAC神戸は14日、伊賀戦(13日)で左膝を痛めた新人FW京川舞(18)が、前十字靱帯断裂と内側側副靱帯損傷、内側半月板損傷で全治最低6カ月と診断されたと発表した。これで今夏のロンドン五輪と日本開催のU―20(20歳以下)女子ワールドカップ(W杯)の代表入りは絶望となった。
 京川は宮城・常盤木学園高から今季加入し、開幕から5得点をマーク。今春の国際大会アルガルベ杯では日本代表に初選出されていた。今後手術を受ける予定という。


この怪我に関するニュースをいろいろみたところ、どれにも、いったいどういうプレーで怪我をしたのかについては明確な記述がなかった。そこで、プレーをだれかがYouTubeにアップしないかとみていたのだが、どうやらこのプレーのようである。
大野忍ゴリ押しドリブルシュート+京川舞絶妙アシスト

大野選手(背番号10番)とのワンツーリターンのプレーである。14秒目のプレーである。

センターFWの位置にいた、京川舞選手(背番号14番)が、右足のアウトサイドでボールを大野選手に返す時に、左足が変な角度で決まってしまった。その時に、左膝を負傷したようである。原因はこの瞬間しかあり得ない。

一瞬、いたーっという感じで、変なジャンプをして前を向き、その後も、ゴール前までつめて行ったので、怪我も何もしていないようにこの映像からは見える。しかし、その直後に歩けなくなったらしい。相当に重症なので、即手術して回復を待つ他はない。見事復活して来て欲しいものである。

しかしながら、かつて、同じような時期に、当時名古屋グランパスの小倉選手が、膝を逆に曲がるような怪我をして、それ以後、二度と同じレベルに戻ることがなかったこと、また、清水の小野選手が、膝を怪我していつも爆弾を抱えている状態でプレーしなくてはならず、若き日の天才が、その一瞬から凡才へと転落したのは有名な事件である。

要するに、いくら天才的プレーヤーであったとしても、怪我したら終わりなのだということである。なぜなら、手術しても元通りになるとは限らないからである。良い医者にみてもらわないと多くの場合は、元には戻らないのである。

それに対して、中田英寿選手が、プレーヤーとしてはそれほど優れたようには見えなかったが、世界の中田になれた一番の理由は、大きな怪我をしなかった。怪我をしない選手だった、ということである。サッカー選手に限らないが、スポーツ選手に関して言えば、怪我をしない、ということもまた、大きな才能なのである。

さて、今回なぜこの話題をメモしたか?

というと、18歳くらいの若手の有望選手が現れた時、どうも日本人監督や指導者は、その「若き天才」という言葉に溺れてしまうように見えるからである。

野球でもそうだった。かつて、高卒ルーキーが巨人に入れば、いきなりエース級になることを期待され、連戦で投げる。そして、疲労から肩を壊す。こうして、投手生命を短くした選手が非常に多かったのは有名である。ひとたび肩を壊せば、豪速球投手も軟投派に変わらざるを得ない。

この理由は明白である。高卒ルーキーは、まだ肉体的に完全には大人になっていなかったからである。身体ができる前に、センスと若さだけでプレーするから、連戦によって、疲弊し、ついには、肩の筋肉を壊す。

実は、Jリーグができてから、日本のサッカー界でも、あまり一般人には知られていないが、まったくこれと同じことがサッカー選手たちにも起こっているのである。かつて読売ヴェルディのラモス選手が両膝を悪くしていたように、柏の北島選手も両膝がぼろぼろだという。北島選手も高卒ルーキーとして鳴り物入りで柏レイソルに入団したのであった。

サッカーは野球よりはるかに過酷である。それは、野球と違い、敵と衝突するからである。スポーツに格闘技の反則が入るのである。

このスポーツにおいて、高卒ルーキーはまだ肉体的にできていない。しかし、センスがよければ、良いプレーはできる。得点も取れる。若さのために、高齢の選手より、回復力がある。1日2日寝ればすぐに回復する。だから、スタッフは若いルーキーを使いたがるのである。そこで、徐々に疲労が蓄積し、ある瞬間に思いもかけなかったようなしかたで、大けがを導くのである。

私が分析すると、どうも京川舞選手の場合もそういうものだろうと思う。疲労の見えない蓄積が、徐々に左膝を弱くし、ある時にやっちゃった、ということだったのだろう。

私は、自分の息子2人とそのそれぞれのチームメートなどの成長を小中高と観察して来た。この観察から、私は、最近の子供たちの肉体的精神的成長は、我々の頃と比べて、5年程度遅れていると感じている。

我々の頃(今から40年以上前)は、小6から中2くらいまでに第二次成長期が訪れた。中3になれば、もうほとんどの生徒は身長の伸びが止まり、高校に入ると、もうだれも(たまにいる例外を除き)身長が伸びなかった。

ところが、最近では、中1、中2では、昔の小学生のような身体のものが大半を占めるようになった。高校生になって、やっと我々の時代の中学生のような肉体である。事実、精子の総量も我々の頃の1/2〜1/3に減ったと言われている。そして、驚くべきことに、大学入試のためにクラブを引退し、受験勉強に備える頃に急激に身長が伸びるという生徒が多いのである。だから、大学でもまだ身長が伸びるものが多くいる。こんなことは我々の時代にはあり得なかったことである。(この原因についてはよくわからないので、注意しているところである。おそらく、フッ素、人工甘味料、ワクチン添加物、牛乳や牛肉にある成長ホルモンなどのせいだろうとみている。)

したがって、我々の頃の高卒ルーキーと今の高卒ルーキーを比べた場合、身体の成長の度合いはまったく異なっているだろうと推測できるということなのである。

まあ、そんなわけだから、サッカーの指導者は、こういうことをもっとよく考えるべきである。若手選手、高卒ルーキーを使う場合は、肉体的な休養を今以上に取るべきだということである。そして、まず最初は、肉体を鍛えることに専念させるべきで、試合に出して試合結果ばかりを期待するべきではない。怪我をしにくいだけの基礎体力を造るべきなのである。

かつて、ブラジルのロナウド選手が、ワールドカップ・アメリカ大会に18歳で出場したが、その時はベンチスタート、ベンチウォーマーであった。ポルトガルのクリスチャン・ロナウド選手もそうだったし、アルゼンチンのリオネル・メッシ選手もそうだった。要するに、若手を、無理強いさせなかったのである。大事に大事に育てたのである。

INAC神戸の経営者が、在日韓国人だというが、そのことが今回の怪我に関係しているかどうかは今のところわからないが、オリンピックに近くなれば、そういうことを、何でも使って要求して来るのが韓国である。注意にこしたことはないのが、プロサッカーの世界なのである。

戦いはすでに始まっているのだヨ!

  by Kikidoblog | 2012-05-16 16:56 | サッカー&スポーツ

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