イルミナティの「百目」アート:水木しげるからアッレクス・グレイまで!
水木しげるがいつから「一つ目」に取り憑かれたのか、ということに、私は非常に興味がある。
ゲゲゲの「悪魔くん」:水木しげるはどこで「悪魔教」信者になったのか?
妖怪なら、日本は江戸時代以前からさまざまなものが語りつがれてきた。
映画『妖怪百物語』 予告篇
ところが、そういう妖怪の振りをして、水木しげるは、「一つ目」を基調にした「妖怪もどき」の「メソニックなお化け」を書いて来た。しかし、これはすこし異質なものと捕らえるべきである。なぜなら、「一つ目」は、西洋世界のエジプト時代に始まる「シンボリズム」の代表的なものであるからである。特に、「万物を見通す目」は、イルミナティーの代表格だからである。
どういう理由か分からないが、水木しげるは「悪魔君」というものを世に出した頃から、この「一つ目」に取り憑かれたように見えるのである。悪魔君は、言うまでもなく、西洋のカバラ(悪魔主義偽ユダヤの宗教)を基にしている。悪魔であるメフィストを降臨させるものだからである。そのための「魔法陣」を作る。この魔法陣の形は、俗にいう「ダビデの星」の形をしているのである。
悪魔くんOP
私もこのテレビ番組は、子供の頃実に興味深く見た記憶がある。中でも、その中に「全身が目で覆われた怪物」

が出て来る。その後のアニメ版になると、こんなものになった。
悪魔くん OP
この怪物は「百目」

というものらしいが、基本的には、「1つ目」の繰り返しにすぎない。
同様に、水木しげるの代表作の「ゲゲゲの鬼太郎」にも、すでによく知られているように、「一つ目おやじ」と、鬼太郎の「片目」がある。
ゲゲゲの鬼太郎(昭和46年10月/1971年)
さて、そんな類いの「一つ目」を基調にした絵は、実は「イルミナティーの絵画」だと見られているのである。そして、いったんそれに取り憑かれると、こんなふうな絵ばかりを書くようになる。
そして、この手の絵画の巨匠が、アレックス・グレイという奇妙な名前を持つアメリカの画家である。
Alex Grey {By www.alexgrey.com}
Alex Grey and Mood Lights Experiment - PART 2
(アレックスよ、ペニスを「一つ目」にしないでくれ!頼む。)
こうなると、病気を通り過ぎている。それゆえ、何かの意図をもって計画的にやっているということだろう。
こんな案配で、別に水木しげるが特別ではないのである。ある種のグループに入ると、みな同じような「一つ目」ばかりの絵を描くようになるのである。どうやらそうすると結構有名になり、お金持ちになるらしいナ。
by Kikidoblog | 2012-07-15 12:45 | コンスピラシー