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地震研究は、地震学者が思う以上に奥が深いはずである!

みなさん、こんにちは。

地震電磁波に関しては、ついに750nTまで登場。

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昨年の311以降(そしてそれ以前も含めて)最大級のものである。だから、地震には注意すべきである。特に、原子力発電所のある地域や、大雨で崩落の危機にある地域は細心の注意が必要かもしれない。ここ1週間は、備えあれば憂いなし、というところだろう。

地震電磁波の研究者も、一般の地震学者も、太陽風が地震を引き起こすかもしれないから、太陽風、つまり、「宇宙天気」を分析して地震を予知するというものは、まだ皆無である。個人的興味でやっている私くらいのものだろう。

地震を電磁波で観察する研究者は、電磁波やその震源地の上層部の電子濃度変化で震源地を言い当てる。だから、地殻の圧縮時のピエゾ電流によって出て来る電磁波を観測するわけである。1〜2週間の短期予報ができるのはそのためである。

一方の地震学者は、「地震動学者」に過ぎず、相変わらず、「原因と結果を混同している」始末である。マントル対流は、対流なのであるから熱源が必須なのだが、その熱源が地球核(鉄でできていると考えられている)だけで見ているわけである。そのマントル対流がプレートの衝突とその結果出て来る歪みや緊張状態から、地震の予言をするわけだ。つまり、これが「現象」、すなわち「結果」にすぎない。

ところが、太陽風

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やCME

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は磁場に取り巻かれた高速放射線の太陽規模の爆裂プラズマである。これが地球に衝突すれば、地球核にあり地球磁場を作っている強磁性金属である鉄に影響を与えないはずが無く、内部鉄を電子レンジでチンしたように、加熱するはずなのである。太陽風のあたり方によって地球核が一部熱くなれば、結果としてその部分のマントル対流が影響を受ける。結果としてプレートの衝突が左右される。その結果、地震が起こる。つまり、太陽風やCMEが地球の熱源となり得るということである。すなわち、「原因」なのである。

したがって、もし太陽風が(言い換えれば、太陽活動が)地球の地震の原因であるとすれば、太陽活動を長期予報することによって、地球の地震活動の長期予報ができるかもしれないという可能性がある。一方、CMEはいつ生じるかは予測できないから、起こった時点で予測するという、短期予報につながる可能性があるというわけである。太陽風は2日前後で地球に到達するから、その時刻に応じて、地球のどの地域が影響を受けたかにより、ある程度の予測が可能かもしれないということになる。

とまあ、そんなわけで、宇宙物理学、太陽物理学、地球物理学、地質学、海洋学、大気物理学、地震学、電磁気学、電波学などを全部ひっくるめて、地震というものを見ない限り、本質は理解できないはずであると私は考えるというわけですナ。

  by Kikidoblog | 2012-07-16 11:56 | HAARPモニター観察

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