HAARPに地震波か?研究用80:500nT到来!
きのう久々にかなり大きめの350nT級の地震電磁波が出たが、今日はそれに連動したのか、さらに大きな地震電磁波が出たようである。久しぶりの500nT級である。これは、残念ながらアジア日本方面のもののようである。要注意である。
【注】私が最近ここで強調しているのは、太陽風による(特にCME放出時の)地球内部の加熱による地震の誘発という現象である。ここ数年の観察からも、明らかに太陽からの電磁波の到来と地球の地震活動との間には相関関係があるように見えるということである。しかしながら、よく知られているように、現在の地震学者たちは地震は太陽活動とは無関係だと信じているというレベルである。まして、我々人間が強烈な電磁波を照射することによって地震が誘発できるという可能性などまったく知らないのである。この2点を観察することが最近の私の個人的目的なのである。
宇宙天気ニュース
によれば、
2012/ 9/ 3 12:12 更新
太陽風磁場の南向きが長時間続き、磁気圏活動が強まっています。
アラスカのHAARPモニター群


Magnetometer Chain
青の垂直成分が大きく、赤黒の水平成分が小さいのが、地震電波の特徴。通常は、5つの地点で観測された強度(特に青色の垂直成分)がほぼ同一場合はアラスカモニター群にほぼ垂直の方向から来た地震電磁波と見ることができる。すなわち、アジア日本を通る大円方向ということになる。


Induction Magnetometer
一番下の周波数ゼロの近く(水平軸上)にある「白く明るい」部分(0ヘルツ近傍)が地震電波の特徴。まあ、白色に近い部分。一方、深夜に垂直に立ち上がった、幅広くピンクから真っ赤に近い色の帯状の部分はオーロラ活動によるものである。これは特にBz成分に顕著。



9月3日UT12〜20時付近のものが、500nTの地震電磁波のものと考えられる。人工電磁波もずっと放出されているようである。
Spectrum Monitor Waterfall Chart
この滝チャートは、電離層の構造をMHz域の電磁波反射で調べているものだが、何層かの色のバンドに分かれているのが正常状態である。等間隔に色のついたバンドが並んでいる時間帯は、人工的な電磁波がどこかから電離層に向けて放射されていることを示している。

VHF Riometer
(これでは、太陽活動の概日周期からどれだけ外れた異常活動があるかが分かる。)

Electron density
(電離層の電子密度がわかる。)

Digisonde
(電離層の電子密度がわかる。)

一方、カナダの地磁気モニター群

には以下のような波形が出ている。
Geomagnetism: Summary Plot from Canadian Magnetic Observatories

ここに出ている9月3日UT17時前後のゆらぎが、500nTの地震電磁波である。また、これらが地震電磁波かどうかはアラスカHAARPモニターのゼロ周波数があるかないかでチェックするのである。アラスカのものと見比べれば、カナダのもので焦げ茶色の部分がアラスカの白い山の部分に見事に対応していることが分かるだろう。ちなみに日本時間はUTより9時間進んでいる。
参考:
「アキラの地震予報」
日本国内で個人的に磁力計を用いて地震予報を行っている。非常に予測率の高い優れた研究のようである。さて、ここからは次のような警告が出ている。
父島圏内にM4.0~M6.3の地震発生合図が非常に沢山出ました。
小笠原諸島中心として、南太平洋・マリアナ・ニューギニア・台湾・フィリッピン・本土近辺地方・
サハリン・千島列島地方では、一週間程地震発生に要注意です。
特に、父島近海・本土海溝近辺・内陸直下に地震発生の可能性が有ります。
(09/01 10:45発信)
備えあれば憂いなし。
おまけ:
アキラ地震予報などの収集データを見る限り、東南アジアの地震活動が活発化しているように見える。
フィリピン沖
09/04 04:44 ミンダナオ島中央部 M5.6 震度7(米) 深さ9.8km
09/03 15:49 フィリッピン付近 M5.9 震度4 深さ10km
09/03 11:14 フィリッピン付近 M5.0 震度? 深さ35km
09/02 23:42 フィリッピン付近 M5.4 震度? 深さ35km
09/02 15:41 グアム島南南西沖 M4.8 震度? 深さ53km
09/02 14:06 硫黄島南東沖 M4.7 震度? 深さ19km
09/01 17:13 フィリッピン付近 M5.1 震度2 深さ34km
フィリッピン付近、M7.6地震発生以来M5.0以上の余震が12回発生しています。
追記:
どうやらこれは中国のものだった可能性が高い。
中国雲南省で地震、50人死亡 2万棟倒壊し10万人避難
【成都(四川省)共同】新華社電などによると、中国雲南省昭通市彝良県と貴州省畢節市の境界付近で7日午前11時19分ごろ、マグニチュード(M)5・7の地震が発生し、少なくとも50人が死亡、500人以上が負傷した。家屋2万棟が倒壊し10万人以上が避難、被災者は約70万人に上った。
被災地付近では余震が続き、倒壊家屋も多数に上っていることから被害が拡大する可能性がある。
中国中央テレビによると、アジア太平洋経済協力会議(APEC)首脳会議のため、ロシア訪問中の胡錦濤国家主席は緊急救援活動の展開を指示。温家宝首相は被災地に向かった。
【写真説明】 中国雲南省で発生した地震で倒壊した建物=7日、中国雲南省昭通市彝良県(新華社=共同)
by KiKidoblog | 2012-09-04 10:46 | HAARPモニター観察