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HAARPに地震波か?研究用86:300nTの地震電磁波到来!

みなさん、こんにちは。

このところ太陽活動は比較的静穏でCMEも地球方向には来なかったせいで、地球を取り巻く電磁波の大きな変動はなかった。それゆえ地震電磁波の類いもほとんど存在しなかった。いまも太陽は平穏である。にもかかわらず、一昨日あたりから非常に強烈な現れて来た。そしてそのせいか、今日久々にかなり大きめの300nT級の地震電磁波が出たようである。カナダモニターではおそらく北米に近い場所のものであると思うが、アラスカのものでは、アジア日本方面のもののようにも見える。いずれにせよ、太平洋側では地震は連動しているから、要注意である。

【注】私が最近ここで強調しているのは、太陽風による(特にCME放出時の)地球内部の加熱による地震の誘発という現象である。ここ数年の観察からも、明らかに太陽からの電磁波の到来と地球の地震活動との間には相関関係があるように見えるということである。しかしながら、よく知られているように、現在の地震学者たちは地震は太陽活動とは無関係だと信じているというレベルである。まして、我々人間が強烈な電磁波を照射することによって地震が誘発できるという可能性などまったく知らないのである。この2点を観察することが最近の私の個人的目的なのである。

宇宙天気ニュース
によれば、
2012/11/ 1 10:12 更新
CMEによる太陽風の乱れが到来しました。今のところ磁気圏への影響は小さいです。

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アラスカのHAARPモニター群
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Magnetometer Chain
青の垂直成分が大きく、赤黒の水平成分が小さいのが、地震電波の特徴。通常は、5つの地点で観測された強度(特に青色の垂直成分)がほぼ同一場合はアラスカモニター群にほぼ垂直の方向から来た地震電磁波と見ることができる。すなわち、アジア日本を通る大円方向ということになる。
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Induction Magnetometer
一番下の周波数ゼロの近く(水平軸上)にある「白く明るい」部分(0ヘルツ近傍)が地震電波の特徴。まあ、白色に近い部分。一方、深夜に垂直に立ち上がった、幅広くピンクから真っ赤に近い色の帯状の部分はオーロラ活動によるものである。これは特にBz成分に顕著。
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11月1日UT10~14時付近のものが、300nTの地震電磁波のものと考えられる。非常に明るい部分が人工電磁波のようである。

Spectrum Monitor Waterfall Chart
この滝チャートは、電離層の構造をMHz域の電磁波反射で調べているものだが、何層かの色のバンドに分かれているのが正常状態である。等間隔に色のついたバンドが並んでいる時間帯は、人工的な電磁波がどこかから電離層に向けて放射されていることを示している。
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VHF Riometer
(これでは、太陽活動の概日周期からどれだけ外れた異常活動があるかが分かる。)
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Electron density
(電離層の電子密度がわかる。)
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Digisonde
(電離層の電子密度がわかる。)
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一方、カナダの地磁気モニター群
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には以下のような波形が出ている。
Geomagnetism: Summary Plot from Canadian Magnetic Observatories
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ここに出ている11月1日UT10~14時前後のゆらぎが、300nTの地震電磁波である。また、これらが地震電磁波かどうかはアラスカHAARPモニターのゼロ周波数があるかないかでチェックするのである。アラスカのものと見比べれば、カナダのもので焦げ茶色の部分がアラスカの白い山の部分に見事に対応していることが分かるだろう。ちなみに日本時間はUTより9時間進んでいる。

参考:
アキラの地震予報
日本国内で個人的に磁力計を用いて地震予報を行っている。非常に予測率の高い優れた研究のようである。さて、ここからは次のような警告が出ている。
女満別圏内にM3.5~M5.0の地震発生合図が出ました。
北海道地方中心として、東北地方~サハリン・千島列島では、一週間程地震発生に要注意です。
(11/01 13:53発信)

予測した地震が発生しました。
11/01 15:57 千島列島  M5.2 震度? 深さ49km

備えあれば憂いなし。


おまけ:
私個人的には、おそらくカリフォルニアが狙われていると見ている。はたしてどうか?

  by Kikidoblog | 2012-11-01 23:51 | HAARPモニター観察

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