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世界最大の素数発見された!:素数で大富豪になれる!?

みなさん、こんにちは。

太陽のバレンタインデー・キッスのことを書いていたら、その直後にこんな大ニュースが飛んできた。
史上最大の素数、米数学者ら発見 1742万5170桁

 【ワシントン共同】米セントラルミズーリ大の数学者グループが史上最大の素数を発見した。米メディアが6日伝えた。1742万5170桁に上る巨大な数で、2008年に見つかったこれまでで最大の素数を440万桁以上更新した。
 素数は1とその数字以外では割り切れない自然数で、2、3、5、7、11などが該当する。無限にあることが分かっているが、どの数が素数か、規則性が解明されていないため、大きな素数の発見は非常に難しい。
 今回見つかったのは2の5788万5161乗から1を引いた数。最初の6桁が581887で、最後の6桁が285951。1月25日に素数だと確認された。

この短い一見たわいないニュースから、その驚きと衝撃と重大性に気づくのであれば、あなたはB層ではない。立派な知性人と言えるだろう。

ちょっと前にこんなものをメモしておいた。
アップル、違うことを考えろ!:「ひとかじりのリンゴ」のロゴマークの秘密
この最後に「リーマン予想」の研究の話をメモしておいた。以下のものである。
リーマン予想

(素数と暗号の関係の話は、1時間30秒後あたりから始まる。)

この中に出てくる話が、今回のこの「世界最大の素数」の問題と関係があるというわけですナ。

要するに、現代のインターネット世界には「暗号技術」が使われている。その「暗号の鍵」として、素数が使われているのである。だから、「世界最大の素数=もっとも厳重な鍵」だと思って間違いないのである。したがって、素数の管理と発見と因数分解が鍵と鍵穴の関係になっているというわけである。IT企業は、公開鍵や秘密の鍵として、たくさんの素数を使っている。素数は今では商品になっているのである。したがって、今回の素数の発見者の数学者たちは、「大富豪」になるかもしれないというわけですナ。

さて、そこで、6年ほど前に昔の拙ブログに「暗号鍵の話」をメモしていたことがあるので、今回はそれもついでに再掲しておこう。以下のものである。かなり長い。
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ちなみに、私も「リーマン固体」という概念をだいぶ昔に公表した。
Kazumoto Iguchi, "Generalized Wigner Lattices as a Riemann Solid: Fractals in Hurwitz Zeta Function", Mod. Phys. Lett. B15, 981-988 (2001). pdf
これは、距離の逆数のs乗に比例する長距離相互作用する結晶のエネルギーギャップは、リーマンのゼータ関数と関係がある、という単純な理論であった。

  by KiKidoblog | 2013-02-07 22:05 | 昔の拙ブログ・記事

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