今日は「226事件」の日:歴史に学ぼう、日本の”痛〜〜い歴史”を!?
今日は「2・26」、ニニ六事件が起こった日である。最近、故太田龍氏が、この226事件について語った講演会の映像がYouTubeに出回っているようである。今回はこれをここにもメモしておこう。
1990年代、まだ日本国民がバブル崩壊後にまだその栄華の残像に酔いしれていた頃、太田龍氏はいまではすでに常識となった「イルミナティー」や「NWO」や「シオニスト」や「フリーメーソン」などの、いわゆる「陰謀暴露」を行なっていた。デービッド・アイクの本やジョン・コールマン博士の「300人委員会」を世に出したのもまた太田龍氏であった。
当時はおよそこういう話題を取り上げるものはなく、宇野正美氏や太田龍氏くらいのものであった。そこへ、若きベンジャミン・フルフォード氏が、中丸薫氏のイニシエーションによって「陰謀系」に参戦した。そして、太田龍氏に絡んで死へ追いやった。とまあ、そんなのが真の歴史である。ちなみに太田龍氏の下をデービッド・アイクは訪れている。
デービッド・アイク日本語版復活!
さて、その故太田龍氏の講演とは以下のものである。1〜14まである。
この中で紹介されている、バーガミニが取り上げている「決起主意書(蹶起趣意書)」とは次のものである。
蹶起趣意書(二・二六事件)この中の赤文字にした部分が、太田龍が「読めない字がある」といった部分である。調べてみると、「苟且偸安」は「こうしょとうあん」と読む。「苟且」(こうしょ)とは、「その場限りの間に合わせのこと=かりそめのこと」という意味である。「偸安」(とうあん)とは、「目先の安楽を求めること」という意味である。要するに、両方合わせて「苟且偸安(こうしょとうあん)」とは、「その場限りのかりそめのことや目先の安楽を求めること」という意味になる。
(昭和十一年二月二六日)
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謹んで惟るに我が神洲たる所以は万世一系たる天皇陛下御統帥の下に挙国一体生成化育を遂げ遂に八紘一宇を完うするの国体に存す。此の国体の尊厳秀絶は天祖肇国神武建国より明治維新を経て益々体制を整へ今や方に万邦に向つて開顕進展を遂ぐべきの秋なり。
然るに頃来遂に不逞凶悪の徒簇出して私心我慾を恣にし至尊絶対の尊厳を藐視し僭上之れ働き万民の生成化育を阻碍して塗炭の痛苦を呻吟せしめ随つて外侮外患日を逐うて激化す。所謂元老、重臣、軍閥、財閥、官僚、政党等はこの国体破壊の元兇なり。倫敦軍縮条約、並に教育総監更迭に於ける統帥権干犯至尊兵馬大権の僭窃を図りたる三月事件、或は学匪共匪大逆教団等の利害相結んで陰謀至らざるなき等は最も著しき事例にして、その滔天の罪悪は流血憤怒真に譬へ難き所なり。中岡、佐郷屋、血盟団の先駆捨身、五・一五事件の憤騰、相沢中佐の閃発となる寔に故なきに非ず、而も幾度か頸血を濺ぎ来つて今尚些かも懺悔反省なく然も依然として私権自慾に居つて苟且偸安を事とせり。露、支、英、米との間一触即発して祖宗遺垂の此の神洲を一擲破滅に堕らしむる、火を見るより明かなり。内外真に重大危急今にして国体破壊の不義不臣を誅戮し稜威を遮り御維新を阻止し来れる奸賊を芟除するに非ずして皇謨を一空せん。
恰も第一師団出動の大命渙発せられ年来御維新翼賛を誓ひ殉死捨身の奉公を期し来りし帝都衛戍の我等同志は、将に万里征途に登らんとして而も省みて内の亡状憂心転々禁ずる能はず。君側の奸臣軍賊を斬除して彼の中枢を粉砕するは我等の任として能くなすべし。
臣子たり股肱たるの絶対道を今にして尽さずんば破滅沈淪を翻すに由なし、茲に同憂同志機を一にして蹶起し奸賊を誅滅して大義を正し国体の擁護開顕に肝脳を竭し以つて神州赤子の微衷を献ぜんとす。
皇祖皇宗の神霊、冀くば照覧冥助を垂れ給はんことを。
昭和十一年二月二十六日
陸軍歩兵大尉 野中四郎
外 同志一同
この現代語訳もいまではあるようである。以下のものである。
現代語訳
決起趣意書
謹んで思いめぐらしますに、我国が神州である理由は、万世一神である天皇陛下御統率のもと、国を挙げて一体となり、生々化育(自然が万物を育て、宇宙の運行を営むこと)を遂げ、ついに八紘一宇(世界を一つの家とする)を成し遂げる国体にあります。この国体の尊厳・秀逸さは、天祖(天照大神)が国をはじめ、神武天皇が建国したときから、明治維新を経てますます体制を整えており、今やまさに万国に向かって開顕進展を遂げるべきときであります。
しかし、このごろ、ついに不逞凶悪な輩がむらがり出て私心・私欲をほしいままにし、天皇陛下の絶対的な尊厳を軽視して身分を超えたおごりたかぶりが働き、万民の生々化育を阻害して、塗炭の苦しみにうめかせています。そのため、外国に侮られ、外患が日を追って激化しております。
いわゆる元老・重臣・軍閥・官僚・政党などがこの国体破壊の元凶であります。ロンドン海軍条約ならびに教育総監更迭における統帥権干犯、天皇陛下の兵馬の大権を身分を越えて盗もうとした三月事件、あるいは学者や共産主義者、大逆教団の国賊どもが利害において一致し、陰謀をめぐらしていたというのは最も著しい事例であって、その勢いの盛んな罪悪は、血を流すまで憤怒してもたとえることは難しいほどであります。中岡、佐郷屋、血盟団がさきがけて身を捨て、五・一五事件がわき起こり、相沢中佐が刀をきらめかせたのも、本当に理由のないことではございません。
しかも、何度か首から血を吹き出すようなみそぎを経た今もなお、わずかのざんげ・反省もなく、しかも依然として私権・私欲を握って、まにあわせの一時しのぎに汲々としております。ロシア・支那・英・米との間は一触即発、代々の天皇がお残しになったこの神州を一投げで破滅に陥れてしまうのは、火を見るよりも明らかなことであります。
内外まことに重大危急、今、国体破壊の不義不臣を誅殺・殺戮して、御稜威(みいつ=天皇陛下のご威光)を遮り御維新を阻止してきた奸賊を刈り除かねば、皇謨(天皇の国家統治のはかりごと)をだいなしにしてしまうでありましょう。ちょうど今、第一師団出動の大命が発せられ、年来御維新翼賛を誓って国に殉じ身を捨てる奉公を望んできた帝都常駐の我ら同志は、万里の征途に上ろうとしておりますが、国内を顧みて、そのありさまを見るにつけ、憂いの心がどうしても抑えられません。君側の奸臣・軍賊を斬り除き、連中の中枢を粉砕するのは、我らの任務として全うすべきことであります。臣下であり股肱の臣としての絶対的な道を今尽くさなければ、破滅・零落を防ぐことはできません。
ここに同じ憂いを有する同志が機を一つにして決起し、奸賊を誅滅して大義を正、国体の擁護開顕に知恵のありたけを尽くし、それによって神州人民の真心を献上いたしたい。
皇祖皇宗(天皇歴代の祖先)の神霊、ねがわくば照覧たまわり、陰に援助をたまわらんことを
昭和十一年二月二十六日
陸軍歩兵大尉 野中四郎
ほか同志一同
さすがにこの現代語訳もかなり古臭い。そこで、最後にもっと現代の普通の言葉に直して、終わりにしよう。
決起主意書
でしゃばって申し訳ないですが、よくよく考えると、我が国が神の国である理由というものは、太古からずっと継続した唯一の神である天皇陛下の統率の下で、国を上げて一体になって、自然が万物を育て、宇宙の運行を営むように社会を発展させるということ(生々化育)を実現し、世界を一つの家のようにすること(八紘一宇)を成し遂げた国のあり方にあるように思います。この国のあり方の尊い気高さや優秀さは、天照大神が国をはじめ、神武天皇が建国したときから、明治維新を経てますます体制を整えており、今やまさに世界諸国に向かって大躍進をとげるべきであると思います。
しかし、このごろでは、ついに不遜で凶悪な連中が群がって現れ始め、個人のエゴや欲で好き勝手にやり、天皇陛下の絶対的な尊厳を軽く見て、自分の身分をわきまえずに驕り高ぶりが目立っています、全国民の育成発展を邪魔し、ひどい苦しみにうめかせています。そのため、外国から侮辱され、外国からの攻撃や圧力が日に日に増してきています。
いわゆる元老・重臣・軍閥・官僚・政党などがこの国の有り様を破壊する諸悪の根源です。ロンドン海軍条約ならびに教育総監更迭で我が国の統帥権が他国からの干渉によって侵されたこと、天皇陛下が軍隊を統治する権限を身分を越えて盗もうとした三月事件、あるいは学者や共産主義者、カルト宗教の教団のスパイや工作員どもが利害において一致し、陰謀をめぐらしていたというのは最も著しい事例であって、その勢力の勢い余る罪悪は、血をみるまで憤怒してもしかたないほどです。中岡、佐郷屋、血盟団が、だれよりさきがけて身を捨てたり、五・一五事件がわき起こったり、相沢中佐が刀をきらめかせたりしたのも、本当に理由のないことではありません。
しかも、何度か首から血を吹き出すようなみそぎを経た今もなお、わずかのざんげ・反省もなく、しかも依然として私権・私欲を握って、間にあわせの一時しのぎに汲々とし、目先の利益や快楽にふけっています。ロシア・支那・英・米との間は一触即発で、代々の天皇たちがお残しになられたこの神の国日本を一投げで破滅に陥れてしまうのは、火を見るよりも明らかなことです。
国内も海外情勢もまことに重大な危機的状況にあり、今、国のあり方を破壊しようとしている不届き者の人々を誅殺・殺戮して天皇陛下のご威光(御稜威)を遮り、維新の目的の邪魔をしてきた、心のねじけた者や憎むべき悪者を刈りとらないと、天皇の国家統治の計画(皇謨)を台無しにしてしまうでしょう。ちょうど今、第一師団出動の大命が発せられ、長年の御維新のために力を添えて助けることを誓って、国に殉じ、身を捨てる奉公を望んできた帝都常駐の我ら同志は、極めて道の険しい征伐への道に上ろうとしていますが、国内を振り返ってみても、そのありさまを見るにつけ、憂いの心がどうしても抑えられません。君主のおそばにいる邪悪な心を持った官僚・軍の犯罪者を斬って取り除き、連中の中枢を粉砕するのは、我らの任務として全うすべきことです。臣下であり、主君の手足となって働く、最も頼りになる家来や部下の一国民としての絶対的な道を今尽くさなければ、国や国民の破滅や没落を防ぐことはできません。
ここに同じような憂いを持つ同志が機を一つにして決起し、心のねじまがった憎むべき悪者たちを討ち滅ぼして、人として守るべき道義、国家•君主への忠義、親への孝行を正し、日本の国を侵害や危害からかばい守ることやその発展のための知恵のありたけを尽くし、それによって神の国の国民である日本人の真心を献上いたしたい。
天皇歴代の祖先(皇祖皇宗)の神霊、もし我々の願いが叶うなら、それをはっきりと見ていただき、陰に援助をしていただきたいと思います。
昭和十一年二月二十六日
陸軍歩兵大尉 野中四郎
ほか同志一同
いやはや、この青年将校たちの決起書の文面を読めば読むほど、その心情が痛いほどわかる。涙が流れるほどに、よく分かる。いまもまったくこの226事件の時を同じような状況になってしまったからである。
まあ、今では、その中にある「不逞凶悪な輩」とか、「私心・私欲をほしいままにする連中」とか、「おごりたかぶった連中」とか、「元老・重臣・軍閥・官僚・政党などがこの国体破壊の元凶」とか、「奸賊」とかいうのは、欧米の「フリーメーソン」やら「シオニスト」やら、「国際金融寡占団」とか、「NWO」とかいう連中の手下や共謀者であったことが明白になったわけである。その目的も明らかになった。すでに世界中の普通の人たちが知っているのである。
例えば、どうやら最近ではこんな本も出ているとか。
金融ワンワールド
ユダヤとは何か? 落合先生の最新刊、 金融ワンワールド 落合莞爾著を読む [ユダヤ]
いずれにせよ、偽ユダヤ人や在日朝鮮人に金を借りたらもう終わりである。奴隷化、性奴隷化されかねない。挙げ句の果ては土左衛門。金銭授受のない「トモダチ」関係までだろう。
青年将校たちの志は、まったくもって理にかなったものだった。まったく似たような状況に置かれた今現代、はたして226事件を起こしたような、血気盛んな青年将校たちはまた現れるのだろうか?
まあ、誤解なく言えば、仮に現れてももう遅い。世界はすでに死んでいる。もう詰んでいるんですナ。ご愁傷様、というやつだ。世界人類は気づくのが遅すぎた。明治維新の頃に気づくのでも遅すぎた。私の分析では、フランシスコ・ザビエルの頃なら間に合った。
あと我々にできることは、地中に穴掘って逃げることだけですナ。
アーメン、世も末ですナ。
おまけ:
蛇足ながら付け加えておくと、226事件の時代に「奸賊」と言われたのが、九州(福岡)や長州(山口)出身の部落や朝鮮人から成り上がった当時のエリートである。その時代には、そういう連中を欧米のシオニストやフリーメーソンがうまく利用した。これが世襲により3,4代経った、今の麻生や安倍のご先祖さまの一部である。
一方、現代において同じような役割を担っているのが、戦前戦後に逃げてきた、つまりエクザイルの在日朝鮮人である。戦後すぐには、闇市時代に朝鮮ヤクザだった在日韓国人(高麗人)を使った。創価学会のソンテチャク、電通の成田であった。そして平成の時代にはそれが孫正義であり、大半のIT長者である。ホリエモンもその一人。戦後は、こうした在日朝鮮人を欧米のシオニストやNWOが利用しているわけである。連中はだれにでも金を貸すわけではない。自分の目的(真の目的や影の目的)成就のために金を出す。これがいわゆる「在日エリート層」である。いまどき赤や黄色のフェラーリに乗っているのはほとんど100%在日朝鮮人である。
しかしこういったやり方は、西洋世界では古来からよく知られたもので、いわゆる「白人」の伝統的な支配手法の1つに過ぎない。通称、「マイノリティーによる支配」というものである。その社会の中で一番だめなやつ、一番レベルの低いやつに地位や名誉や金や女の魔羅をちらつかせて餌にして、言いなりにし、いつでも死んでいいような連中に自分の身代わり(代理人とていよく呼ぶ)にするという手法である。もうすでによく知られているやり方である。一説では、それがタルム−トの時代から来たやり方だと言われている。実際、英国の貧民のピューリタンがアメリカに渡ったころはそうでもなかったが、ユダヤ系やマラーノ(隠れユダヤ)が渡ったあたりから、インディアンの大虐殺が始まったという。
実は、かの「聖母マリア様」が一番嫌っているのが、このやり方らしいヨ。
さて、ところで、私個人が興味を持っているのは、そういうものは遺伝するのかしないのかということである。私の予想では、それは遺伝する。だから、恐ろしい。連中は「タルムードの教え」とかなんとかいうが、実際にはそうではなく、単に誰にも教わることもなくそうするというもの、遺伝子に刻まれているものだろうということである。そういう遺伝子が西洋人には存在する。それに一番近い発想が、アイクのいう「レプティリアン説」である。私はそういうふうに感じている。
おまけ2:
秋元康氏らがメンバーに 政府のクールジャパン推進会議いや〜〜、肝が冷えるとはこのことか? 全部、メーソンか朝鮮系じゃないか? いやはや、マスゴミは相変わらずですナ。裏千家が入っているところが味噌だよ。知っている人は知っている、裏の支配者とか。
安倍内閣は26日、日本のファッションや文化を海外に売り込む方法を話し合う「クールジャパン推進会議」(議長=稲田朋美クールジャパン戦略担当相)を設けた。
会議は関係省庁の副大臣と、「AKB48」プロデューサーの秋元康氏ら7人の有識者でつくる。コンテンツの輸出を増やすための官民連携のあり方や、情報発信の方法について提言をまとめる。提言は、6月に政府がつくる成長戦略に盛り込む。
秋元氏のほかの有識者は次の通り。角川歴彦(角川グループホールディングス会長)▽金美齢(評論家)▽コシノジュンコ(デザイナー)▽佐竹力総(日本フードサービス協会理事)▽千宗室(茶道裏千家家元)▽依田巽(ギャガ会長)
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by kikidoblog | 2013-02-26 11:36 | 真の歴史