日本、ヨルダンに完敗、本田圭佑の呪いか?:「香川は持っていなかった!?」
注意:ここは私の個人的メモ用ブログである。一応、自分自身を他人の目で見るために、だれにも読めるように書いている。読むのはご自由だが、あくまで私の記録用のメモである。だから大摩邇とか、阿修羅とか、その他のブログで勝手に転載しているものも多いようだが、それは連中が勝手にやっているに過ぎない。まあそういう連中にはそっくりそのままなりすましコピペは止めて欲しいものだ。一応、蛇足ながら、注意としておこう。
みなさん、こんにちは。
いやはや、何というべきか? 昨夜の日本vsヨルダンの1−2の敗戦の試合を見たが、実にお粗末であった。今回はこれをメモしておこう。
(あ)「中東のピッチ」は健在だった!
DF崩壊2失点今野「力不足」/W杯予選
<W杯アジア最終予選:日本1-2ヨルダン>◇B組◇26日◇ヨルダン・アンマン、キング・アブドラ国際スタジアム
ザックジャパン守備陣が崩壊した。W杯アジア3次予選、最終予選合わせ、12試合目で初の2失点。最終予選ではここまで5試合で最少の2失点と堅守を誇っていたが、敵地アンマンで守備にほころびが出てしまった。ボール支配率ではヨルダンに勝りながら、セットプレーとカウンターという日本の弱点を突かれた。
W杯アジア最終予選では、これまで相手に先制点を許したことは1度もなかった。だが、前半終了間際のロスタイム。相手にCKを与えると、FW岡崎がゴール前でマークを振り切られ、MFバニアテヤにヘッドで先制点を献上。嫌な流れで前半を終えた。
そして後半15分。敵陣でボールを奪われると、カウンターからFWハイルに日本の左サイドをえぐられ、負傷のDF長友に代わって左サイドバックに入ったDF酒井高、DF吉田が次々にマークを振り切られ、2点目のゴールを献上。ヨルダンの大胆なドリブル突破を許したDF今野泰幸(30=G大阪)は「力不足、準備はしていたけど力を出せなかった」と、ショックを受けていた。最終予選初黒星を喫し、W杯出場決定は6月4日のオーストラリア戦以降へと持ち越しとなった。
決して恵まれた環境ではなかった。土は硬く、芝もデコボコでボールが不規則に弾むピッチは、日本の守備陣にとって慎重にならざるを得なかった。だが、その中で積極的に個人技を仕掛けてくるヨルダン攻撃陣を封じることはできなかった。
主将MF長谷部誠(29=ウォルフスブルク)は「難しい雰囲気だった。非常に残念。ちょっと間は空くが、次ホームで勝てば(W杯出場を)決められる。次のゲームで決めたい」と言った。残り2試合。チームとして守備のほころびを修正し直し、W杯出場権をつかみ取るしかない。
[2013年3月27日7時16分 紙面から]
俗に「中東の笛」という言い方がされることがある。これは、ハンドボールの世界の話だが、同じように「韓国の笛」というものが、サッカーには存在する。レフェリー全部をサムスンが買収するのである。その典型が日韓ワールドカップの韓国会場であった。
ここまで悪質ではないが、中東のチームは、「わざとピッチコンディションの悪い場所を選ぶ」のである。日本のパスサッカーを封じ込めるためである。グランドコンディションが悪く、凸凹だらけであれば、大事な場面でボールタッチやボールコントロールでミスをする。これを期待して、そういうグランドでわざと試合を組むのである。
昨夜の試合は、見事にこの戦法にはまってしまった。
足を取られたり、大事なチャンスでボールコントロールのミスをして、香川、清武、前田、長谷部がことごとくシュートチャンスを潰してしまった。
よくコンディションは両チームにとって同じだという言い方がされることがあるが、それは間違いである。なぜなら、ピッチコンディションに慣れている場合は、そのピッチコンディションに合った選手を選び抜いてチームを組んでいるからである。
日本は後半にハーフナー・マイクを入れた時から、この悪コンディションピッチ用のチームに変わったが、時間が遅すぎた。
(い)「香川は、持っていなかった!」
日本、ヨルダンに1―2で敗れる W杯決定は6月の豪戦以降
【アンマン共同】サッカーの2014年ワールドカップ(W杯)ブラジル大会アジア最終予選でB組の日本代表は26日、アウェーのアンマンでヨルダン代表に1―2で敗れた。5大会連続5度目のW杯出場権の獲得は6月4日のオーストラリア戦(埼玉スタジアム)以降に持ち越された。
勝つか引き分ければ本大会出場が決まった日本は、前半終了間際に失点した。後半に2点目を失った後、香川真司(マンチェスター・ユナイテッド)が1点を返したが、及ばなかった。
14年W杯は来年6月12日に開幕し、7月13日の決勝までブラジルの12会場で開催される。
この試合で私自身はどこに関心があったか?
というと、それは「香川がW杯出場を決めるか?」どうかという一点である。
というのは、試合の前に「本田圭佑特集」があり、その特集にあったように、本田は怪我をしていて出場できない。だから、この試合は怪我をした本田を除く、香川中心のザックジャパンであったからである。これまで何度かこういう場合があった。だから、今回はどうかということを見ていたのである。
結果は上の通り、香川が不甲斐なく、ほとんど何も見せ場を作れなかった。後半の得点シーンはハーフナー・マイクの釣りの動きのおかげ偶然相手がミスしてごっつあんゴールをもらったにすぎない。崩して得点できたわけではない。
それにしても、香川真司はどうしてこうもシュートが下手なのだろうか?
前が完全にがら空きでなければシュートを決められないというのは中学生レベルである。プロならボール一個分の穴があれば、そこを突き通す程度のレベルになければならない。それが「プロのトップ下」や「プロのフォワード」というものだろう。
また、清武は「香川のコバンザメ」なんだろうか? 自分でシュートすれば入るチャンスをことごとく香川真司にボールを回していた。これは、試合前に香川が「キヨ、俺にボールを回せ」と催促していたという意味である。余計な真似をしてくれたものだ。
しかし、これも本田の穴を埋めることを期待されたために、「俺に花を持たせろ」という意識が強く働き、「チームの勝利よりは自分の得点」ということにこだわりすぎたのだろう。その結果、最悪の結果となった。
まあ、これはサッカー選手にはよく見かけるものである。「捕らぬ狸の皮算用」や「絵に描いた餅」という諺にこめられた教訓そのものである。
(う)「本田圭佑は持っていた!」
私は、この試合は本田は負傷で出場できず、長友も負傷で出場できず。だから、ここでW杯出場が決まってしまえば、本田の時代は下手をすれば終わってしまう。その場合は、26歳の本田圭佑にとって、ビッククラブ行きの最後のチャンスも霧散してしまうだろうナ。香川真司によって引導を渡されることになるだろうと見ていたのである。
ところがどっこい、香川真司、前田、清武の方が逆に自分を窮地に追いやる結果となった。
こうなると、次の代表戦では6月だから、確実に本田圭佑も帰ってくる。そして、おそらくそこで本田が試合を決めれば、「本田は持っている」、「やっぱり僕は持っている」と叫び回るということになるだろう。
実に面白い。
本田特集によれば、怪我をしても、自分が出場できない時も、それは
「神様が自分に試練を与えてくれている」、
「自分にもっと成長しろと言っている」
というような考え方をしているようである。だから、たとえ自分が試合で出ることができなくても腐ることもなく、神のみぞ知る運命のため、一回きりの人生のドラマのために、今自分にできる最大限の努力や準備をする。そして、今回試合に出ることができない本田圭佑は、今まさに負傷した右足首の完治に向けて必死でリハビリとトレーニングを欠かさないという話で終わったのである。
(え)すべては心がけで決まる。
まあ、だれとは言わないが、死後の世界は存在する。人生は一度きりじゃない。人生を楽しもう。人の犠牲になるな。自分の好きなことだけをやれ。などと言っている人。ブログで書いている人。
こういう人が、逆に人生は病人にすぎず、人生は終わったも同然にもかかわらず、自分の生に執着し、自分がアセンションできるまで、年金で大学病院に通って、薬漬けで毎日を生きている。あるいは、地震が怖い怖い災害が怖い怖いと言って長野の田舎に引っ越して、疎開ムラを作っている。
とまあ、そんな物事を本末転倒に考える人達も昨今では増殖中である。
一方、本田圭佑、中田英寿、長友佑都など、むしろ「人生は一度きりだから、自分と見つめ合って、自分と真摯に向き合って、自分を何とかいかす道を探そう」と努力する人たちがいる。
大事なことは、後者の本田、長友、中田、三浦カズなどが、有名選手になってからそういうことをするようになったのではなかったということである。むしろ、まったく無名の少年少女の時代、子供の頃から常にそうだったということなのである。ここが、老後になってアセンション話や金儲け話に乗っかる老人たち、普通の凡人たちとは異なるのである。
一言で言えば、何事も成し得なかった人間というのは、その自覚の時期が遅すぎるのである。遅すぎた。死の直前、病人になってから病気のことを学んでも遅い。人生を失敗してから、死後の世界のことを学んでも遅いのである。が、そこが凡人の凡人たる所以であり、そういわれてもそれが理解できない。
孔子は「君子危うきに近寄らず」といったが、その真意とは、「凡人や世間の人がそれを危ういと認識しはじめるよりずっと前からそういうものの危うさに気づき、そういうものを事前に避け、近づけない、近づかない」という意味であろう。凡人がアセンションと言い出してからアセンションと言っても遅いのだ。その頃にはすでにそれは本物ではないからだ。地震が来てから避難してももう遅い。すぐそこには巨大津波が待ち構えている。そういうものである。
賢い人は、ずっと前からそういうことをだれに教わるわけでも、だれから教わったわけでもないが、自分でそういうことを察知しているのである。あるいは、そういうものを自然と避けるような思考回路を幼少の頃から身に着けているのである。
だれもデブのダイエットの先生から指導を受けたいとは思わないだろう。だから、さくらを使って、美しい体型の人を雇って、そういう連中にこのサプリメントが効くとかいって嘘をつくわけだ。同様に、年がら年中薬を飲んでまだまだ死を恐れ、生に執着しているのに、アセンションや死後の世界は実在する。死は怖くないなどという人物のアセンション話を信じるものなどいようはずがない。もしそんな人間のいうことを真に受けるものがあるとすれば、愚の骨頂である。
こういう「心がけの差」が今回のザックジャパンの香川真司や清武にも垣間見ることができたのである。だから、面白い。中高生でもシュートして入るシュートが入らない。そんな選手のいうことなどいったいだれが信じるというのか?
本田圭佑は、膝を負傷していても、それでもシュート練習を欠かさなかった。自分の足の状態を見ながら、今も日々練習しているのである。三浦カズもそうだ。この意味では、今回負傷のために出場できず、活躍できずに終わった、本田圭佑と長友佑都などは何か持っていると言えるだろう。非常に良い「心がけ」を持っているといえるだろう。
(お)「香川より本田の方が良い」
香川真司は今回見ても分かる通り、「使われる選手」である。一方、チェスカの活躍の仕方を見ても分かるように、本田圭佑は「使う選手」である。野球で言えば、香川はピッチャーやファーストやライトである。本田はキャッチャーやショートやセンターである。香川選手自身が、自分のこの特性を理解し、修正しないかぎり、これからも同じ事が起こるに違いない。トップ下でパスをつないで待っているだけ。これでは点は取れないし、チャンスを演出できない。ゲームメイクしなければならない。
マンチェスターユナイテッドはどういうわけか香川真司を取ったが、私個人は本田をとるべきだったのではないかと思う。華奢な香川真司は華麗なパスサッカーのドイツやスペインのほうが合っている。頑健で激しいイングランドサッカーには本田圭佑の方がはるかに向いているのである。
なぜイングランドのチームが本田圭佑を取らないか? 謎である。
(か)「遠藤の老化はひどい」
(どうしてお得意の「ころころPK」しないの? 朝鮮やべっちの介入? だれかに封印されているの? 謎ですナ。)
遠藤はここ最近を見る限り、JリーグもJ1からJ2へ陥落。この試合でもPKミス、パスカットされてあわや。パスミスの連発。かつて昔は「ミスターパーフェクト」と呼ばれた選手とは思えないようなプレー続出だった。遠藤は日本の「ピルロ」と呼ばれ、ノーミスプレーが真骨頂であった。
ところが、最近はイージーミスのオンパレードで、チームの運気を削ぐ結果となっている。
遠藤はいらない。
これが私の結論である。遠藤は日本代表出場記録を更新中だから、もういいのではないか。遠藤は運動量もないし、ミスパスも多いし、暗い。運気が下がる。クラブW杯の4位の時のあの輝きはない。
今は、つまり、Jユース世代になって久しい現在では、うまいボランチばかりである。たいていどのチームにも遠藤の代わりになるものがいる。だから、逆にシュート力のないものばかり、いいパスばかり出すものばかりというご時世なのである。いいシュートをするボランチ、汗かきボランチ、かつてのドゥンガやジーニョのようなボランチが必要である。
一方、おどろくべきことに、イタリアの本家
ピルロはまだ一向にその輝きが衰えない。むしろますますその存在感が増してきている。
いったいこの差はどこから来るのだろうか?
今のところよくわからない。イタリアリーグも日本同様に相当に過酷な日程で行われている。にもかかわらずピルロは健在である。
そろそろ日本も世代交代の時期にある。ポジションも1つ1つ再チェックすべきなのかもしれませんナ。
おまけ:
書き忘れていたことをメモしておこう。
私がこれまで見て来たことから分析すると、DFの内田と吉田麻耶の二人はガンである。この二人がいっしょになると、運気が下がる。なぜか? この二人はちゃらんぽらんな遊び人だからである。いつも「心が浮ついている」のである。それをまじめな長谷部が「心を整えさせる」のだが、今回は修正できていなかった。吉田麻耶の無様な抜かれ方はプレミアリーグでやれば罰金もんか、監督から呼び出されるに違いない。また逆サイドのDFの内田はまったくカバーしなかった。基本を無視するのだ。私からのザッケロー二へのアドバイスは、右サイドバックは
フロンターレの実藤に限る。酒井よりはるかに上だ。彼は持っている。長友以上の運動量を誇る。センターは他のチームにも吉田以上の選手はたくさんいる。よりどりみどり状態である。内田と吉田を外すべきである。
by KiKidoblog | 2013-03-27 10:54 | サッカー&スポーツ