「科学的陰謀論」?:「ナショナルジオグラフィックは隠蔽工作機関だ!」
いやはや、ナショナルジオグラフィックも陰謀の火消し役に必死のようである。以下のものである。
4つの科学的な陰謀説、信者はいまも
非現実的な話が陰謀めいて語られるのは極めてアメリカ的と言える。世論調査会社Public Policy Polling(PPP)が今週発表した全国世論調査によると、有名な陰謀説を何年経っても信じ続ける人がいるという。例えば1947年、ニューメキシコ州ロズウェルにUFOが墜落したとされる事件などだ。
一方で、「サダム・フセインが9.11同時多発テロに関わっていた」、「オサマ・ビンラディンはまだ生きている」といった新しい伝説の信者も増えている。
驚くには当たらないが、新しい調査に登場したストーリーの多くは、科学的な誤解や、誤解と認めるのを頑なに拒む態度から生まれている。
科学に関する陰謀説をいくつか取り上げ、真偽のほどを確かめてみよう。
【 1. 地球温暖化 】
アメリカ人の37%は地球温暖化を作り話だと信じている。肯定する人の58%は共和党支持者で、民主党支持者の77%は否定的だ。
現実性チェック:地球温暖化が進み、そのスピードが加速している事実は、多くの科学研究で確認されている。平均気温は1880年以降、全世界で0.8度上昇した。上昇率は最近数十年で特に大きく、人間活動の結果として大気中に排出される二酸化炭素など温室効果ガス量の急カーブと時期が一致する。
自然界での地球温暖化の影響もよく報告されている。北極の海氷は歴史的なスピードで融解、花の咲く時期は早まり、渡り鳥など動物の移動パターンも変化している。
【 2. 宇宙人、UFO 】
回答者の29%が宇宙人の存在を信じている。さらに、1947年にニューメキシコ州ロズウェル付近でUFOが墜落した事件を、政府が隠蔽していると思いこむ人は21%に上る。
PPPによると昨年、大統領選挙の共和党候補ミット・ロムニー氏の支持者27%が政府の関与を肯定。民主党支持者の16%よりも多い。
現実性チェック:過去には否定された時代もあったが、現代では多くの天文学者が、「宇宙のどこかに生命が存在する」という考えを支持し、知性的な宇宙人の可能性さえも認めている。これには比較的最近、数百個の太陽系外惑星や数千個の惑星候補の発見が続いている背景がある。ほとんどの科学者は、居住可能で岩石質の地球に似た惑星が発見されるのも時間の問題だと考えている。
太陽系でも地球外生命体の証拠が見つかるかもしれない。NASAの火星探査車キュリオシティは最近、粘土と硫酸塩鉱物の興味深い痕跡を発見した。専門家によると、水中以外では形成されないものだという。古代の火星には、生命維持に必要な条件や成分が存在したと推測できる。
【 3. 水道水のフッ化物 】
「政府が“悪意のある目的”で水道水にフッ化物を添加している」と信じる人は約9%。
現実性チェック:歯科雑誌「Journal of Dental Research」で発表された2013年の研究によると、フッ素入りの水は歯の健康にメリットがあるという。水道水に含まれるフッ化物は、年齢に関係なく成人の虫歯を防止する効果があり、子ども時代にフッ素入りの水を飲んだかどうかを問わないという。
【 4. 月面着陸 】
回答者の7%が月面着陸の捏造説を信じている。また、「アポロの月面着陸が実際の出来事かどうかわからない」と答えた人は9%。
現実性チェック:この陰謀説の支持者たちは、作り話の証拠を求めて、アポロ11号の月面着陸の映像や写真を丹念に分析してきた。例えば、ニール・アームストロング船長が月面に立てた星条旗が、映像や写真では“そよ風にはためいている”ように見えるという指摘などだ。
しかし、ワシントンD.C.にある国立航空宇宙博物館の宇宙飛行史学者、ロジャー・ローニアス(Roger Launius)氏は、人類史上初の月面着陸から40周年を迎えた2009年、次のように説明している。「映像で旗が揺れているのは、宇宙飛行士がその場所に立てた瞬間だからだ。月面でも“慣性の法則”は働いている」。
とまあ、「陰謀論を信じるとは、極めてアメリカ的だ」という言い方こそ、実にアメリカ的である。
「90%の真実に10%の嘘を込める」というのもまた、実にアメリカ的だろう。
(あ)上の4つの陰謀論で、間違っているのは一番最後の【 4. 月面着陸 】の捏造説。これだけが、誤りだ。実際には、同時進行でスタジオに月面と全く同じセットを作り、もし月面で何か非常事態が起これば、すぐに画面を地球のスタジオに切り替えるというのが本当のところだった。これは、矢追純一の時代から言われたもののそのとおりであり、飛鳥昭雄の説明、エリア51に裏NASAがあるといった、その通りである。だから、セットがあったからといって、実際に月面に着陸しなかったということにはならない。
(い)3番目の、「「政府が“悪意のある目的”で水道水にフッ化物を添加している」と信じる人は約9%。 」というのは、たぶん意図的に%を小さくしたんだろう。実際にはもっと多くの人達が信じているはずである。事実、ここでも頻繁にメモしたように、水道水のフッ素混入は、歯磨きへのフッ素混入と同様に非常に危険なものである。なぜなら、ハロゲンの中で、塩素より反応性の高いのがフッ素だからである。塩化物ですら消毒剤として発がん性があるのに、フッ化物なら推して知るべしなのである。
これについては、すでにここにたくさんまとめてある。
オーストラリアのフッ素反対運動:フッ素化合物、ついに豪州のメディアでも大問題に!
韓国のフッ化水素酸(フッ酸)ガス漏れ事故:かなり危ない悲惨な事故ですナ!
(う)1番目の「地球温暖化詐欺」はすでに常識。論外である。アル・ゴアの姿を見たものはもういない。
地球温暖化詐欺
(え)「宇宙人・UFO」に関してもすでに論外。陰謀論でも捏造でもなく、すでに何千という米軍や米国立組織の元職員たちが暴露している。グリア博士が第一人者となった。ここでもすでにまとめている。
反重力・UFO
いったい、降って湧いたように出てきたこのナショナルグラフィックの記事はいったい何の意味があるのだろうか? だいたい自分のテレビでもこういったものを特集しているのである。実に不可解な記事である。いまさら隠蔽工作した所で、意味が無いし、こんな馬鹿な記事を書いても今でやだれも信じない。一般人はYouTubeですでにかなり覚醒しているからである。
むしろ、この記事は、「ナショナルジオグラフィックは、イルミナティーの隠蔽工作組織である」ということを人々に信じさせるための記事とすら見えるのである。ナショナルジオグラフィックの記者は、よほど米人が馬鹿だと思っているのだろうか?
いやはや、時代遅れも甚だしい。
実にお粗末な記事だ。これで年収何千万円ももらっているとしたら、詐欺行為ですナ。
おまけ:
もはや単なる理論ではない:2011年の陰謀の事実トップ10!
おまけ2:
昔の拙ブログの「フッ素神話崩壊」を再掲しておこう。
今の学者たる者は決して尋常学校の教育をもって満足すべからず、
その志を高遠にして学術の真面目に達し、
不羈独立をもって他人に依頼せず、
或いは同志の朋友なくば一人にてこの日本国を維持するの気力を養い、
もって世のために尽くさざるべからず
福沢諭吉 学問のすすめ 十編
今日偶然ネットサーフしていて発見したものに以下のものがあった。ぜひ一読して欲しい。
化学者としてフッ素化に反対する。その理由は、フッ素は歯に悪く、体に悪く、そのうえその科学は極めて悪質だからだ
「フッ素」という物質を水に加えておけば、自動的に虫歯にならずにすむ、という「フッ素神話」を生んだ物質である。
しかし、その後の数十年かけてアメリカがアメリカ人を使って生体実験したわけだが、その結果が芳しく無い。それどころか、人類にとってはまさに驚異となってしまった。
そういった主張である。
中でも一番悪いのは、歯への悪影響もさることながら、人体、特に脳への悪影響らしい。
まず、「フッ化アルミニウム」なる物質となって脳内に蓄積する。
そう、アメリカ大統領だったレーガンさんがかかってしまったのが、このアルツハイマー病である。この病気にはさまざまな原因があるが、量的に見て、「フッ化アルミニウム」蓄積も無視できない原因であるらしい。
さらに、脳との関係として、
”1995年にフィリス・マウレニクス博士は、動物実験で妊娠中のラットにフッ素を投与すると、仔に多動性が確認されたこと(人間に当てはめると、落ち着きがなく学習が困難な児童だということです)、生まれた後のラットにフッ素を投与した場合には、動きの少ない(人間なら無気力な子供)ラットになるという研究を完成したのですが、彼女の勤務先のフォーサイス・デンタル・センターの上司に公表をさし止められました。それでも彼女はこの研究を発表したのですが、そのために解雇されてしまったのです。その後、中国での疫学調査で、フッ素濃度が高い飲料水を飲んでいる子供たちの方が知能指数が低いという報告が出ました。”
というのだから驚く。
ようするに、ちまたでは、ちょうどこの実験と同じような、多動性の子供達が増えて来たが、この原因には「フッ素化合物」の何がしかの悪影響というものが無視できないのかも知れない。
次に、甲状腺への悪影響、骨や関節への悪影響などがあるらしい。
毒性の強さは、「スプーン一杯のフッ化ナトリウムで大人が死ぬ」ようだ。
この毒性の危険性に対しては、
”フッ素化の初期、つまり1950年代にフッ素化に反対した人たちの多くは生化学者たちでした。なぜなら彼らは、実験で酵素の作用を阻害させるためにフッ素を使っていたからなのです。ですから、14人ものノーベル賞受賞学者が、フッ素化に反対しているのです。”
ということらしい。
さらに、フッ素が「環境ホルモン」として働くらしい。
”ホルモンによって活性化される細胞の場合、正常の場合は細胞膜の受容器にホルモンがキャッチされ、それが刺激となってGタンパクの一種であるGDP(グアノシン2燐酸)に、燐酸が一つ余計に結びついてGTP(グアノシン3燐酸)になります。このGTPが作られるのが、細胞が活性化されるという仕組みであります。”
しかし、
”細胞の中にフッ化アルミニウムが入り込んでいると、燐酸の代わりにフッ化アルミニウムが結びつき、ニセのGTPになって、細胞がホルモンなしに勝手に活性化するという仕組みが分かってきたのです。つまりホルモンではないのに、ホルモンと同様な働きをする環境ホルモンと同じ作用をフッ素が演じるという問題が生じてきたのです。”
昨今では、性同一障害症候群で悩んでいる人々やゲイの人々も増えて来たが、どうやらその原因の1つもこの「フッ素」がありそうだという話である。
以上をまとめると、こんなことらしい。
(1)フッ素が歯に良いという事は、誇張された説でしかありません。虫歯予防効果は、あるとしても局所的なもので、全身的なものではありません。
(2)フッ素化による歯牙フッ素症は、最初の見積もりの3倍も多く発生しています。
(3)フッ素は骨に蓄積し骨肉種、関節炎、腰部骨折を引き起こします。
(4)松果体に蓄積し(早熟化)、甲状腺機能を低下(更年期障害を増加)させます。
(5)脳に蓄積して障害を与え、
(6)Gタンパクと結びついて、環境ホルモンとして働きます。
(7)フッ素化に使われているフッ化ケイ酸は工場の廃液であり、安全性の研究がなされたことは一度もありません。
(8)フッ素化は、「医者は患者に害を与えてはいけない」、「十分な説明の結果、同意を得るというインフオームド・コンセント」などの医療倫理の原則に反します。
(9)フッ素化は、常識の問題、科学の問題、倫理的判断の問題、予防原則の問題、大衆討論の問題などの重要な問題を脅威にさらして来ました。
(10)フッ素化を推進している学者たちは、この5年ほど前から、私との討論を避けるようになって来ました。ある論説の如きは、「論争することでフッ素化の反対論に、あたかも科学的根拠があるかのような幻想を大衆にあたえる」ので、論争をするなとまで言っております。
(11)私の考えは、一言でいえば、「危険は避けよ、疑わしき物は使うな」ということであります。これが毒性環境化学物質に対処する人間の知恵なのであり、現在確立しつつあるという言葉の真意なのであります。
工場の廃液として出来た「フッ素」を水道水に添加して売って儲け、人類の健康を害する。それゆえ、健康に悪いからと、水を買って飲むのでは、飲料水メーカーだけが儲かる。これでは、「貧乏人は、早く死ね」と言っているに等しくはないか?
果たして「フッ素推進派」というのは、何ものなのだろうか?
いやはや、世も末ですナ。
参考:
Welcome to Japan Fluoride Alert Network
by KiKidoblog | 2013-04-05 22:56 | コンスピラシー