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ドラード博士が「真空管」を探索中!:「真空管」とは何だったか?必見YouTube発見。

みなさん、こんにちは。

高校総体サッカーの決勝に、息子の母校が久々に出場したので、ここ最近はそっちの方を見ていたので、ここがお留守になった。

高校総体というのは、今では大学進学にも直結する大事な高校生の行事である。大半の普通科の進学校では、3年生はこれを最後に引退し、受験に備える。この伝統は我々の時代からまったく変わっていない。だから、年末の高校サッカー選手権とは異なり、高校生が本当に「根性据えて」、「自分の人生をかけて戦う」のが、この高校総体なのである。

しかしながら、そういうことには無関心なマスゴミは単なる高校生のスポーツ大会程度にしか見ていないというおめでたさである。まともに放送するテレビは地元のメディア程度である。年末年始の大会など新チーム主体のいわば「二軍の試合にすぎない」のだ。高校総体を制して初めて真の高校生チャンピオンといえるのである。

まあ、何年も何年も見てきていない普通の人には理解できない話だよナア。


さて、話は科学のドラード博士のことに変えて、そのドラード博士は、自宅を売り払ったワイトキンド氏から提供された自分の研究所を立ち上げた。しかし、いわゆる「箱物」は提供されたが、実験するためには基本的な器具が必要だ。それも、旧RCAで使っていたような、「旧式の」装置が必要である。そこで、急遽旧式の真空管やら電源アンプなどを集めている最中であるという。

ところが、そこが問題である。というのは、ちょうど第二次世界大戦後、いわゆる「戦後」は、それまでの「強電」時代から「弱電」の時代へ大転換したからである。

戦前、特に第一次世界大戦前後から(1910年代)から第二次世界大戦(1940年代)までは、いわゆる「真空管」をつかった「電気回路」が主流であった。電気といえば、真空管をベースにしたものを意味した。

ところが、戦後になると、ATTベル研やIBMのワトソン研究所に代表されたように、すべてはシリコンやゲルマニウムを主体とした半導体ベースの「電子回路」の時代に移ったのである(「電気回路」と「電子回路」の意味はまったく違うことに注意)。最初は半導体の整流作用から始まり、三極真空管の代わり、ミクロの三極真空管の役割を果たした「トランジスター」がついにベル研によって発明された。そして、それをさらにミクロにしていってトランジスターの集積回路、いわゆる「IC (integrated circuit)」が発明された。さらにそのICをもっとミクロにして「LSI」が発明された。こうして、現代のパソコンの世界を生み出したのである。

しかしながら、半導体産業の時代、出力電源はせいぜい100V〜200V。家庭用の携帯する家電製品ではせいぜい12V程度である。もともとボルタの電池は1.5V程度。こういうものを動かす弱い電源を使う電気回路を「弱電」と呼ぶ。

それに対して、テスラが発明したナイヤガラの水力発電などの、いわゆる「高圧電源」というものは、数万ボルト(普通1万ボルト〜2万ボルト程度)を送電する。こういうものを「強電」と呼んでいる。

この世界は一つ間違えば「感電死」する世界である。ちょっと線が触れ合えば、「ビビビビビ〜〜」とコロナ放電が出てくる。太陽のコロナのような放電とすぐ隣り合わせの世界のことである。すでにテスラの発明以来、世界中でエンジニアのかなりの人々が感電死してきたという話である。

テスラが見つけた「テスラ波」=「電磁波の縦波」が現れ出る領域は、こういう強電の世界の話なんですナ。100V程度のお子様ランチの世界では縦波はほとんど微弱すぎ、検出は難しい。家庭用電源では冷蔵庫やテレビ内部の増幅コイルなどを触らない限り感電死するようなことはまずない。

ちなみに、ここでクイズ。
高圧電源のスイッチを入れる時と切る時の2つの場合では、どちらで感電死しやすいか?
どちらのタイミングで、これまでエンジニアがたくさん感電死したか?

答えは、後者。切る時らしい。自分で答えを探してくださいよ。(他に聞くのではなく、己に聞け!)

ドラード博士が必要とするのは、強電に「耐える装置」を作ることである。半導体など解け散る。蒸発しかねないような高電圧の世界の装置である。

そんなわけで、ドラード博士の苦労が思い知られる。そんな状況を語るものがこれ。
Gear Needed for Eric’s Lab VIDEO

(このサイトのコメントを見ると、上でメモしたような事実はまったく理解できていないようですナ。「自分の知る世界」=「世界のすべて」=>「自分の知らないこと」=「存在しないこと」という習慣ですナ。)

さて、そんな真空管。しかし、この真空管の作用こそ、ここにいわゆる「フリーエネルギー」への本質的なヒントがあるということはあまり知られていない。真空管には数個の大事な性質が有り、その中の「増副作用」というものがある。これこそ、「負性抵抗」(抵抗がマイナスになる現象のこと)の本質に直結しているものなのである。

そんなものを説明する、欧米の古い教育番組がどうやら最近YouTubeに出ているらしいので、それもメモしておこう。私が見たところ、その時代の「教育番組」の方が最近の大学の講義や放送大学などのものよりはるかに良くできているように感じる。中には、当時の軍隊の講義用として作られたものもあるようである。
How Vacuum Tubes Work

Vacuum Tubes (Valves): "Electronics at Work" 1943 Westinghouse 21min
(これは削除される可能性もあるから、興味ある人は保存することをお勧めする。)

これはアメリカのウェスティングハウス社の真空管紹介番組だが、1943年作である。ニコラ・テスラの交流発電がこの会社を大きくしたのである。面白いのは、この映像の時代のアメリカは、重厚長大産業真っ盛りであり、出てくる女性がみな細くて美しいことや、すべてが清潔で片付いていることや、当時のアメリカの工業力の最新設備の凄さである。この意味で実に貴重な映像である。

いったいあの時代のアメリカはどこにいってしまったのか?

今では、ハリケーンやトルネードに襲われてあたふたしている有様である。

もう一度あの時代のアメリカにタイムスリップして欲しいものですナ。

いや〜〜、実に貴重な映像であった。

  by kikidoblog | 2013-06-04 09:08 | テスラ&ドラード

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