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「米軍科学」で学ぶ英語、あるいは英語で学ぶ「米軍科学」:恐るべし米軍科学教育法!

みなさん、こんにちは。

あまり普通の日本人は知らないだろうが、米軍には立派な数学者や理論物理学者が存在する。もちろん、さまざまな分野の科学者も無数に存在する。なぜなら、日本で言えば、戦前の「陸軍士官学校」や「海軍士官学校」のように「米空軍科学アカデミー」や「米海軍科学アカデミー」や「米陸軍科学アカデミー」と呼ばれるものが現存しているからである。かつての日本の士官学校では、生徒一人に対して教師が4人でつききりになって指導したという話である。これと同様の状況がアメリカには今も存在すると言われている。

私は、時にインターネットで、昔は「極秘(classified)」で非公開だったものが、何十年か経って「非極秘(unclassified)」になり公開された論文というものを学ぶことがある。そんな時はいつも米軍の科学者の筋の良さ、センスの良さにいつも心打たれるものがあるのである。日本にはない、リアリティーのある科学研究が、そこにあるのである。

もちろん、昔の日本の東大や空軍士官学校にはそういうものが存在した。だから、「ゼロ戦」を生み出すことができたのである。このゼロ戦の研究者は旧東京帝国大学の航空宇宙流体力学の部門の研究者たちであったという。そして、よく知られているように、戦後その部隊からスピンアウトした人たちが、新幹線、YS-11、タンカー、ロケット、自動車を制作したのである。何事も無から有は生じない。

そんな「軍隊の科学者の科学」、言ってみれば「軍隊式科学技術」、平たく言えば「軍隊科学」は、通常は秘密裏に行われる。極秘任務だからである。同様に、軍隊の中でどのようにして科学教育するのかということも極秘である。だから、一般に、アメリカの大学教育についてはよく知られているのだが、そして私自身アメリカの大学院で博士になったからよく知っているのだが、さすがに軍隊の中の特殊な最高級のエリート科学者の状況は分からない。

それが、時に表に出てきてちょっとだけ垣間見れるという場合がある。最近では、エリア52(豪州にある)で空飛ぶ円盤のエンジンを研究したという、スタン・デヨ博士がいる。(デヨでブログ内検索)この人もまた、米空軍科学アカデミーで教育を受けたと言っている。ちなみに、例のドラード博士は海軍科学アカデミーで教育を受けたという。

このデヨ博士は、1秒間に200コマの映像をサブリミナル効果で見せられ続けたというのである。映画はせいぜい1秒間に16コマから32コマである。超現実で1秒間に72コマ。ディジタルテレビで1秒間に72コマである。一冊の本はだいたい200ページから300ページである。だから、1秒間に1冊を読む勘定になる。

それを精読するのでもなく、読むわけでもなく、単に見るらしい。毎日毎日、サブリミナルで見せられる。すると、一ヶ月もすると、思わず自然とその本の内容が頭から湧いて出てくるらしい。そのページがそのまま思い描かれるというのである。必要な公式はどこにあったかとか、あの式だ、というような感じで、1冊の本の内容が頭に染み込んでいるという。

これが現代の米軍科学アカデミーの教育である。

その昔、湯川秀樹博士が子供の頃、漢文の論語の素読というのをやっていた。また、平民でもお経の素読というものをやっていた。単にみんなで声を出して読むだけ、あるいは、みんなで暗誦するだけ。意味をとるわけでも、勉強するわけでもない。単に繰り返し繰り返し暗誦する。そうやっていくと、いつしか複雑怪奇なお経の漢字やら、論語の難しい文章や漢字が頭に残り、12歳前であれば、ほぼ一生の財産になる。こういうことを我々の先祖は行なってきた。

なんとなく、最近の米軍の教育法はこれに近い。

そうやって育った一人の南方熊楠は、
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英国留学中に大英図書館の百科事典を素読し丸暗記して帰ってきたのである。それが財産になり、和歌山のどんな田舎であろうが、頭のなかに大英図書館が入っているために何の問題もなかったという歴史が残っている。昔の日本人はすごかったのである。

さて、前置きがだいぶ長くなってしまったが、まだ最近の米軍科学の教育内容は公開されていないからどうしようもないが、1950年代のものは、すでに60年経って公開可能となったらしい。そんなわけで、ごく最近になり、アメリカではかつての米軍、もちろん、あのマッカーサーの米軍の科学技術の授業が公開されたようである。

そこで、今回はそんなものをここにメモしておこう。一つ一つは30分程度のものだが、実に優れていることがわかる。私もこれをいくつか見ただけで、エレクトロニクスの真髄をつぶさに理解できたから驚くばかりである。実験装置もよく考えられていて、実に豊富な実験を基に理論と実験を比較しながら、物理現象の本質を短時間で一気に教え込む。これがかつての(60年以上前の)「米軍科学」である。しかしながら、いまだに非常に価値が高い。以下のものである。

Electricity and Electronic Tutorials List
「米軍科学」で学ぶ英語、あるいは英語で学ぶ「米軍科学」:恐るべし米軍科学教育法!_e0171614_17405237.jpg


ELECTRICITY - VOLTAGE


ELECTRICITY - CURRENT


ELECTRICITY - FILTERS


CAPACITORS


RESISTANCE


TRANSFORMERS


以下省略

英語も実に分かりやすいものである。

どうでしょうナア、こんなもので英語を学んでみたら?

いずれにせよ、当時の米軍科学アカデミーの高知能指数の若者たちは、こんな映像を見て、一気にその筋の専門家に育っていったのである。

今は昔の物語。

  by kikidoblog | 2013-06-14 17:46 | テスラ&ドラード

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