日本コンフェデ杯開幕戦0-3完敗:敗因はザック監督の采配ミス!清武先発投入が鬼門!
今回はサッカーの話。興味ない人はスルー。時間の無駄だ。
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さて、今朝早朝のコンフェデレーションズカップの開幕戦、Aリーグの日本vsブラジル戦、すでにご存知
<コンフェデ杯>日本、ブラジルに完敗のように結果は、
サッカーのコンフェデレーションズカップは15日、ブラジリアで開幕し、1次リーグA組の日本は、ワールドカップ(W杯)で最多の5回優勝を誇る開催国のブラジルに0−3で完敗した。
日本は前半3分にネイマールに先制点を許し、後半3分にはパウリーニョに追加点を決められた。本田(CSKAモスクワ)を軸に反撃を試みたが、終了間際にも失点した。
2014年W杯ブラジル大会のテストを兼ねた今大会には、各大陸王者など8チームが出場。日本は19日(日本時間20日)にイタリア、22日(同23日)にメキシコと対戦する。決勝は30日(同7月1日)に行われる。
ブラジル 3 (1-0, 2-0) 0 日本だった。
<日本のスタメン>
GK 川島永嗣(スタンダール)
DF 内田篤人(シャルケ)
DF 吉田麻也(サウサンプトン)
DF 今野泰幸(G大阪)
DF 長友佑都(インテルミラノ)
MF 長谷部誠(ウォルフスブルク)
MF 遠藤保仁(G大阪)
MF 岡崎慎司(シュツットガルト)
MF 香川真司(マンチェスターU)
MF 清武弘嗣(ニュルンベルク)
FW 本田圭佑(CSKAモスクワ)
<ブラジルのスタメン>
GK ジュリオセザール(クイーンズパーク)
DF アウベス(バルセロナ)
DF チアゴシウバ(パリサンジェルマン)
DF ダビドルイス(チェルシー)
DF マルセロ(Rマドリード)
MF パウリーニョ(コリンチャンス)
MF ルイスグスタボ(Bミュンヘン)
MF フッキ(ゼニト)
MF オスカル(チェルシー)
MF ネイマール(サントス)
FW フレッジ(フルミネンセ)
この試合は前半は録画、後半途中からリアルタイムで観たのだが、あまりにひどすぎて語る気もしないというやつである。大方、私の予想通りの結果となった。
昨夜のイラク戦の不甲斐なさとシュートミス:「バッジオの分解写真」から学ぼう!
控え組であろうがなかろうが、今のイラク相手に四苦八苦ではお話にならない。今のザックジャパンのレベルでは、コンフェデ杯はいうにおよばず、ブラジルW杯で優勝はおろか予選リーグすら一勝することもできないにちがいない。
この1年で抜本的にチーム編成を変えて行かないとまずいように見えますナ。
侍ジャパン、世界最速W杯出場決定!:おめでとう、ザックジャパン!
それにしても、香川はシュートが下手くそだナ。
いずれにしても、このレベルではW杯優勝どころか、予選敗退はまちがいない。なぜならこの試合でも本田がいなければ、あのままいつものように後ろでパスを回して試合終了だったはずだからである。
ドゥンガが「アウェーで活躍する選手がいい選手だ」と言ったように、一般に日本人選手は内弁慶であり、ホームでは良いがアウェーではダメという選手が多い。しかし香川はアウェーもホームもまったくだめ。プレッシャーに弱い。
私は、南ア大会の時、香川真司選手が最終的に代表から漏れ、同行組になった時、もし香川がいればもっと良かったのではないかと当時は思っていた。しかし、ここ最近のプレーは、欧州プレミアに行っても周りの個性豊かな強者たちのスキマスイッチでしかない。また3手先を読んでゲームメークするというよりは、せいぜいワンツーかワンタッチの単純なパスしか出せない。自分でドリブルか、単純なスルーパスだけではW杯優勝などできようはずがない。
さて、後々の証拠のために、この試合の3失点の原因だけ分析してメモしておこう。
(あ)まずこの試合の敗因:清武先発投入が大誤算!
この試合の敗因は、ザッケローニの采配ミスである。このところ、ザッケローニはやる気があるのか無いのかわからないが、采配ミスが目立つようになってきた。ひょっとしたら本人はもうイタリアに帰りたいのかもしれない。お金もできたしね。あるいは、韓国や在日の横槍が入っているのでしょうナ。日本は在日の国だからナ。
その采配ミスの一番のものといえば、唐突に前田の代わりに清武を入れたことである。下で見るように、結果的にこの清武投入が日本のリズムをすべて壊してしまったのである。日本社会の「壊し屋」小沢一郎のようなものである。清武がこの試合を完璧に壊してしまった。そしてこの清武の作った穴を他の選手達がまったく埋めることができなかった。
だから、前から言っているように、清武は日本代表にいらない。まだ若すぎるのである。身体も体力もまだまだ子供である。清武よりは子持ちの乾の方がいいに決まっている。どうもそういうメンタルなことがザッケローニは理解できないのかもしれないヨ。清武を代表に呼ぶ暇があるのなら、三浦知良選手を呼ぶべきだろう。
(い)3失点について:すべての失点は香川、清武、内田、吉田の「ぬるいカルテット」が絡んでいた!
(1)まず1失点目。前半3分。
これは、ネイマールの華麗な弾丸ボレーがゴール右隅に見事に決まったもの。まずは、ネイマールの個人の技術力の高さを褒めるべきだろう。しかし、問題はトップの胸からのリターンを
ネイマールがなぜフリーで十分に狙ってボレーできたか?
ということである。何度も録画を繰り返し見るまでもなく(私は何度か見なおしたが)、いわゆる「ギャップ」=「トップ下」の位置に入ったネイマールを清武がマンマークしなかったことが原因である。清武は、右サイドハーフなのだから、「自陣」では相手の左サイドハーフをマークするのが仕事であろう。それを清武がサボった。
「このボケが〜〜!!」とちょっと前の監督なら絶叫しただろう。清武はずっと前の方にいて、守備を怠り、ぼけっとつったっていたのである。
(2)2失点目。後半3分。
実は、2点目も清武が絡んでいた。まったく1失点目と同様に、今度は相手の右サイドハーフのパウリーニョがポジションチェンジして、トップ下のギャップの位置に入ってきた。これまた、本田がワントップで最前線、香川がトップ下にいたわけだから、相手のハーフをマークするのは相手が右左のだれであろうがフリーのハーフに密着マークするのが守備側のハーフの仕事である。
日本の左サイドハーフはすでに縦を切るために使われ、左サイドにおびき出されたわけだから、真ん中に入って相手のハーフが侵入してくるのを潰すのが清武の役割であろう。こいつは、これもサボった。そして、パウリーニョがネイマール同様にまったくフリーでシュートできたのである。
世界ランク一桁のチームの選手はどのポジションであろうが、フリーで蹴らせればほぼ確実にゴール隅を狙える。そのくらいのシュート力を持っている。だから、守備陣はフリーで蹴らせず、相手に身体を当てなければならない。しかし、清武はまるで自分は「トップ下の選手のように」プレーしていた。いい気になっていたのである。
年齢的にも清武は「みんなのための汗かき役」でなければならなかった。しかし、まったく動かなかった。どこか悪いんじゃなかろうか?
(3)3失点目。後半終了間際。
これは、日本が試合終了前の双方が体力を使い果たした時に、日本が最後の攻撃を行なっている時だった。左サイドの長友サイドでしつこく細貝、長友が追いかけてボールを奪い、それをトップ下の香川に預け、それがワントップの本田に渡れば1点という場面だった。
その大地な場面で、香川真司が「まるで小学生や中学生のように」相手を向いたままのフックフェイントでかわそうとした。それで簡単にボールを奪われ、そこからブラジルのカウンターの起点となったのである。ブラジルの左サイドにボールが渡り、内田と吉田のラインで2対2を作られ、内田と吉田の間のスルーパスが通された。実に見事なカウンター攻撃、教科書通りのカウンターを食らって失点したのである。
サッカーでは、
「失点の起点は攻撃のミスにある」とよく言われるように、自分たちが攻撃していっていま一歩のところで悪い形で奪われると、それが起点となり、一気に攻め込まれて失点ということがしばしば起こる。
「失点は悪い攻撃から始まる」
なぜなら、こっちが点を取りに行っているのだから、チーム全体が前掛かりになる。そしてどんどん走って前に上がっていく最中にある。そんな時に、自分のフォワードがボールを簡単に失うと、もはやすぐに180度リターンして戻る力がない。だから、簡単にカウンターを食らうのである。
この失点は、まさにこの典型であった。
これを避けるための鉄則が
「シュートで終われ!」である。シュートで終われば、いったんはプレーが止まるから、ゴールキックあるいはコーナーキックに入るまでの時間ができる。この間に中盤、守備の選手たちが自分の位置に戻ることができるのである。
香川は下手にキープできるために、敵陣でシュートできる場面でもわざわざとあたかも「自分のうまさをひけらかすかのように」ドリブルをする。シュートを外そうが、シュートで終われば、仲間は助かる場面でも、ドリブルやパスを狙う。それがうまく行けばいいが、この場面のように、腰砕けのようになってとられると、失点に結びつくのである。
この場面では、本田が乾と交代し、清武が本来の前田と交代し、試合終盤だから、前田が左サイドハーフとしてしっかりマンマークでもどリ、なんとかカウンターを潰そうとしたが、相手に綺麗にやられてしまったというわけである。
結局、私がここで
「ぬるい空気は元からたたなきゃだめ!」:こいつらはいらない!でメモしたとおり。
清武、香川、内田、吉田、遠藤、長谷部、岡崎、川島
はいらないのではないか。あまりにプレーがひどすぎる。通用していたのは、本田と長友だけ。
遠藤と長谷部は劣化がひどい。遠藤はパスミス多し、長谷部はすこしも「心が整えられていなかった」ゾ!
岡崎は押されたらすぐに転ぶ。幼稚園児じゃあるまいし、転んでいたらサッカーはできない。
川島はこの間の日本の試合の「バンザイ失点」以来、何かいつもニヤついていて、心そこにあらずのようである。それが図らずもプレーの軽さになって出てしまっている。私生活に何か問題があるのだろうヨ。
というわけで、今回のコンフェデ杯は日本代表にはあまり期待しない方が良さそうですナ。
いずれにせよ、この1年で抜本的にメンバーを選抜していかないと、ブラジルW杯では大変な目に陥りそうである。無名の選手たちにも十二分にチャンス到来の予感である。
ちなみに、相手のブラジルは最近観た中では一番弱そうに見えた。ミスばかりで雑なチームである。これでは、無敵艦隊スペインには勝てないだろう。
by kikidoblog | 2013-06-16 11:36 | サッカー&スポーツ