私が選んだブラジルW杯日本代表:国内組を基本にせよ!
今回は私個人のサッカー版の妄想メモである。普通の人はスルーをよろしくネ。
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(あ)中田ヒデ死神説
今朝の日本vsイタリア戦、中田英寿
も解説に出ていたが、どういうわけか中田が解説者の時の日本は負ける。実に不思議である。最近の中田ヒデにはデスオーラがあるのである。あまり彼を呼ぶべきではない。何かをいっしょにしょってくる感じがあるナア。「デス解説者」中田。良い解説はしているんだが、結果がよろしくない。
(い)今のザックジャパンはぼろぼろ!これでは戦えない!
さて、ジョークはいいとして、これから1年をどうするか? それが問題である。どうあがいてもこの本田のチームではかろうじて予選突破がいい所である。
ボランチの遠藤や長谷部はもはや年。劣化が著しい。
サイドハーフの滝川二出身のザキオカはともかく、香川はいわゆるユースあがりの選手である。部活経験がないから、選手同士の付き合いや集団行動が分からないのだろう。なかなか仲間の癖を覚えない。
サイドバックの左の長友はこのところ手を抜くことを覚えた。あるいは怪我が思わしくないのか無理ができない。右の内田はいっこうに相手にぶつけるセンタリングやパスの癖が治らない。この試合でも何度も前の選手に跳ね返った。
センターバックの左の今野は汚いファールが多くて何度もそれがチームに危機を与える。右の吉田麻也はプレーが不安定で相手のスピードについていけない。もともと細身だからあたりもそんなに強くはない。だからするりと交わされた。
トップの前田は運動量豊富で前からの守備には貢献するが、得点力がない。
これは一般によく知られていることで、よく動く筋肉(赤みの筋肉)と瞬発力の筋肉(白身の筋肉)は違うからである。よく動ける選手はここぞという時に力が出ない。逆にここぞで決める選手はあまりよく動き回れない。イタリアのバロテッリがそうである。スピードのある選手はマラソンが苦手である。
ところで、日本はいまのうちに10秒02の桐生をスカウトしたらいいのではないだろうか?
陸上では食えないぞと脅かして、トップの選手として育成するのである。きっと世界が度肝を抜かれるドリブラーになるのではないだろうか? 一瞬で相手を抜き去る。
問題は本田である。本田はどうも昔ほどの体力がない。あの南ア大会の時のように自由自在に動けない。ひょっとしたら本当にバセドウ病なのかもしれない。もしそうなら大変に残念だ。だれかに薬を盛られたという可能性もある。なぜならいまでは様々の病気を起こす薬剤や化学物質が周知の事実だからである。その意味でいつまでも本田一人に頼っていることができないかも知れない。かなり危機的状況である。
最後にGKの川島。川島もこのところ実に不安定である。浮ついている感がある。いつもヘラヘラにやにや、何を考えているの?という瞬間が多い。前への飛び出しがなく、後ろに戻るスピードも遅く、バンザイ失点をやった。西川の方がはるかに良いのではないだろうか?
こうしてみると、普通の人が見るのとはまったく逆の結論だろうが、私は非常に危うさを感じるのである。全員総入れ替えすべきだろう。カズ枠は残すから、代表23人中の22人をどう選ぶかということになる。
(う)やはりJリーグ組を主体にすべきだろう。
これまた普通の人とは異なるかもしれないが、私はJリーグの選手たちを活性化させるためにも、基本はJリーグの国内の選手を代表の中心に据えるべきだと思う。これに海外組が若干加わる。なぜなら、そういうふうにしない限り、結局日本の若手が伸びないからである。いまだに遠藤に代わるものがいないというのも変である。
ここ徳島でも、これと同じ事が起こった。徳島ヴォルティスは最初からユースチームをスカウトして育成していたが、どういうわけかチーム方針から育成選手をトッププロに採ることをしなかった。するとせっかく中高生の若い世代にいい選手たちが育ってきているのにもかかわらず、そういう選手たちをプロに吸い上げないものだから、結局大学進学していくうちに徐々に潰れていって名も無き青年の道を突き進む。そういう歴史をこの20年で積み重ねているのである。
Jユースで育成されてもプロの道が閉ざされているのなら、最初から採るなということになる。そうなると、徐々にユースに入る選手は中高に入ることになり、結局は中高の指導者はアマチュアだから勝負にばかりこだわる昔流の育成しかできず、選手たちが凡選手になってしまう。こういう負の悪循環を繰り返し、ついにはユース育成が崩壊してしまったのである。
ヴォルティス創立の頃には本当にいい選手たちがその下のユースにいたのだが、いまではだれも彼らの名を思い出すこともできない。
これと同じようなことがザッケローニ監督になってからJリーグで起こっているのである。これはかなりまずい。
この逆を行ってきたのがFCバルセロナである。スペインの代表の大半がバルサのカンテラ出身のジュニア育成に従って成長してきた選手たちである。カンテラは国籍も関係なく育成してくれる。いい選手に育てばトップで使えるからそれでいいのである。
代表から落ちた浦和の槙野選手は、「もう代表のことは考えない」と言っている。これは諦めたという意味である。なぜならザッケローニは欧州組しか代表に呼ばない。自分は国に帰ったわけだからもう二度とチャンスは来ない。そういったのである。
私は代表というものはだれもがあいつはすごいという選手、いっしょにやってみて、あいつはうまい、あいつはいい、という選手を選ぶべきだと考える。それが国内組ではせいぜい代表のBチームまでというのでは困る。
(え)ザッケローニは辞任する?
私のこれまでの観察経験では、代表監督というものはある大会でピッチに歩いて行って選手の肩を叩くという場面は、「自分は辞める」という決心がついた時だと考えているが、今回イタリア戦の後、ザッケローニはグランドに行って選手たちを慰めた。
これはひょっとして?と私は思ったのである。ザック監督は進退問題を考えているのではないかと。
自分の最低限のノルマは達成した。W杯出場の約束は果たした。そろそろ潮時だろう。まあ、そんな感じに見えたのである。
もしそうなら、監督を考えなくてはならない。私は闘将ドゥンガ監督をお勧めする。甘ちょろい日本人にはこのタイプが合っている。
(お)私が考えるW杯代表とは?
さて、これは難しいが、今のメンバーでは戦えないことは確かである。
この試合の入りは非常に良かったのだが、少なくとも開始10分はスペインのようであった。しかし90分間スペインにはなれなかった。スペインは90分間そのまま戦える。この差がワールドトップとの差である。
はたして90分間日本の細かいパス回しをしてもエネルギー切れにならず、動き回れるチームが可能なのだろうか?
選抜する方針として、イタリア戦の前半10分間の戦い方で間違ってはいない。だからそれを徹底的に試合全体を通じて実行できるチームを目指せばいいということになる。
だから、一番単純なやり方は、今のメンバーのそれぞれのポジションで現代表よりよい選手を見つければいいということになる。そうやって私個人の偏見と独断で選んだものが以下のチームである。
監督
闘将ドゥンガ
FW 大迫勇也
工藤 壮人
MF
トップ下
乾貴士
左サイドハーフ
柿谷曜一朗
右サイドハーフ
柴崎岳
ボランチ
青木拓矢
FD
左サイドバック
槙野智章
センターバック
片岡洋介
センターバック
伊野波雅彦
右サイドバック
實藤友紀
GK
西川周作
いやはや、国内にもいい選手はたくさんいるじゃないか。
これからが本当のサバイバルゲームというやつでしょうナ。
by kikidoblog | 2013-06-20 15:21 | サッカー&スポーツ