フェルメールはフリーメーソンだったか?:完璧なる「透視図法」、きっと写真を目指したんだナア!?
先日、高知のよさこい祭りに行った折、ちょうど「フェルメール展」をやっていたので、それも見てきた。
フェルメールといえば、このよさこい祭りの衣装のような女性の絵が有名である。
展示場にあった絵は、すべてコピーされたものだったが、いくつか非常に興味深いことも理解できたので、それをメモしておこう。
(あ)顕微鏡の発明者レーウェンフックとフェルメールは知古だった。
ナビゲーターは、写真の生物学者福岡伸一博士だった。この人は、どうやら生物学の幕開けを行ったレーウェンフックの顕微鏡の発明、これからフェルメールにたどり着いたらしい。フェルメールとレーウェンフックは同い年で、同じ町に生まれた。そこで、この二人の接点があったかどうかを福岡博士は調査した。その結果はイエスであった。
(い)それを証明する絵がこれ。
天文学者
地理学者
問題は、この二人のモデルが同一人物だということ。どうやらこれがレーウェンフックではないかということである。なぜなら、レーウェンフックの肖像画はこれ。
年齢は違うが、そっくりである。
(う)フェルメールの目指したもの:「透視図法」
そうなると、フェルメールは顕微鏡の発明者のレーウェンフックの科学知識を得ていたはずである。だから、いろいろ教えてもらったはずなのである。もともとフェルメールは父親から宿泊宿を遺産としてもらっていた。そして趣味のような形で画家としても絵を書いていた。それが講じて絵をかいたらしいが、あまり売れなかった。しかし、当時これまた科学者の間で誕生しつつあった、「遠近法」や「透視図法」に興味を感じ、徹底的にこの作風で絵を書いたのである。
私が感じたこととは、どうやらフェルメールは我々がいう「写真」として絵を書いていたらしいということである。だから、ごく普通の身の回りの知人などを絵に書いていた。そして、まるで写真のように正確な3d画像の絵を書いた。
私が携帯のカメラで実験したところ、人物の顔を認知する正方形の型がフェルメールの絵に感応して、正確にフェルメールの絵の中の登場人物の顔を検知したのである。これは、フェルメールの透視図法が我々のカメラ並みに正確だということを意味している。
(え)フェルメールはフリーメーソンか?
問題は、フェルメールの絵の床の模様である。白黒のチェッカーボード
は、フリーメーソンの特有のものである。また、地理学者は「コンパス」を手にしているし、天文学者は「天球図」を手にしている。これらもフリーメーソン特有のシンボルである。
はたしてフェルメールはフリーメーソンだったのだろうか?
いずれにせよ、フェルメールは47歳で死去。まったく絵が売れず、奥さんは借金返済のために全部売りに出してしまったという。その奥さんも56歳で死去。
ゴッホもそうだったが、真の画家というの死後になって陽の目を見るらしいですナ。
フェルメールがすごいなんて今言っている我々はフェルメールが当時どういう気持で書いていたかとか、どういう経済状況で書いていたかなど、こういう問題はまったく知る由もない。
それにしても、フェルメールの「透視図法」は完璧であったヨ。
私は今は近眼で左右の視力に大幅に差がある。だから、若干の「視差」と「ピンぼけの差」がでる。どういうわけか、この視差とピントのずれのおかげで、フェルメールの一部がメガネ着用の3D映画のように「飛び出て見えた」のである。
by kikidoblog | 2013-08-13 23:26 | 人物