U17W杯若侍、スウェーデンの前に散る!:まるで大人と子供、ローマは一日にしてならず!
いやはや、U17ワールドユース決勝トーナメント日本対スウェーデンを見たが、残念の一言。1-2で軽くひねられてしまった。
世界のファイナリストになる。
またもお預け。天才小野伸二のトルシエジャパンのU20ワールドユース準優勝以来それを実現したチームと世代は存在しない。(ちなみに、このチームはシャビとラウールのスペインに4-0でやられた。)
以下のものである。
goals Sweden vs Japan 2 - 1 FIFA U-17 World Cup اهداف مباراة السويد واليابان 2-1
日本は平均身長172cm。スウェーデンは平均身長183cm。
まさに大人と子供の差である。
これを私がいつも言っている。これが「子供横綱問題」というものである。
この日本代表の選手達は決して日本国内では小柄ではなかったはずである。しかしながら、国際大会に行けば、平均身長で10cm以上差を付けられる。これが現実である。
この日本選手はたぶんこのままの身長を維持するだろう。しかしながら、スウェーデンなど白人選手たちは、いま17歳だからここからさらに10cm以上の伸びていくのである。したがって、成人になれば、193cmくらいになり、その差は20cm以上になるわけである。
ロングボールで相手の裏をとる。極東アジアでは韓国の戦法。これは世界レベルでは常套手段である。いくら70〜80%ボール支配しようが、カウンターで何度もピンチをくらい続ければ、それがボディーブローのようになってくる。守備陣は後ろに下がらざるを得なくなり、中盤にスペースが出来る。
これに対応できるには今回の日本代表の守備陣は小粒すぎたようである。
なかなか世界で勝つのは難しいものですナ。
ローマは一日にしてならず。
これは私がサッカー指導していた頃の鉄則である。
いずれにせよ、ボール回しの時には周りをよく見れるのに、シュートの時には周りを察知できない。ましてやキーパーやディフェンダーの動きを予想できない。これでは点は入らない。
ネイマールはそれを予想して股抜きシュートをしてくるわけですナ。
この差はおそらく永遠に縮まらないのでしょうナア。
結局は日本代表と同じでシュート力と精度の差なんですナ。
1日100本、1日2時間はシュート練習せよ!
また、日本人選手は一般にチキンだから、注目されるとダメというのもあるナ。マスゴミにインタビューされると途端にコチコチになってまるで別人になってしまう。好きな女性の前に出るとカチンカチンになるというのといっしょだ。
そこへ行くと、本田圭佑みたいなやつは相手のスウェーデンチームの女子マネージャーを口説き落とす。そういうふうなところがある。
かつてドゥンガが言っていたように、サッカー選手は生真面目ではだめだ。マリーシアがないとだめだ。そういうことが必要なんですナ。
おまけ:
これが世界のトップチームのクラシコ。
Barcelona vs Real Madrid (2-1) All Goals & Highlights 26.10.2013ここまで行くにはあと100年は掛かりそうだ。やはりJユースの指導法には何か根本的な誤りが潜んでいるようにみえるネ。みんなフリーでシュートしたらほぼ100%ゴールを決めている。シュートチャンスになれば「ひえ〜〜」というようなのが日本の選手。ゴルゴ13やターミネーターにならなくちゃいけません。冷酷にGKを消す。その点、やはり白人は冷酷ですナ。まあ、冷静ともいうが。
おまけ2:
ついでにメモしておくと、日本のサッカー選手がわざわざGKがいるほうに蹴るというのと、日本のテニスプレーヤーがわざわざ相手の方にリターンするというのと、どことなく似ている気がするのである。人がいいというのか、人が良すぎるという面がある。テニスでどうして相手の足元にリターンするのかよくわからない時が多い。相手を走らせて走らせて困らせればいいものを、わざわざ何度もリターン合戦したがる。ところが、日本選手がそうしようとすると相手はすぐにいやらしいとこに打ってくる。サッカーでもそうだ。キーパーの嫌がるところに蹴りこんでくる。けっしてキーパーのファインセーブなどさせない。しかし日本人選手はわざわざキーパーがキャッチできそうなところに蹴りこんでくる。だから得点できない。キーパーの手を弾き飛ばすのがかっこいいと思っているふしさえ見られる。こういうのは根本的な性格の問題だから、学んでそうなるというものではないだろう。だから、より根本的なところからの指導が必要なのである。
by kikidoblog | 2013-10-29 12:49 | サッカー&スポーツ