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妄想一発:「俺の信者にはなるなヨ!」、むしろテスラの信者になれ!

みなさん、こんにちは。

以下は私個人の「妄想」のようなものである。だから、良い子の皆さんや普通の人はスルーしてくださいヨ。


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(あ)大学にイエス・キリストが出現
かつて私がユタ大学の大学院生だった頃、キャンパス内に「イエス・キリスト」
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が現れたことがあった。聖書にあるイエス・キリストそのままの衣装と長髪と髭、その御姿のまま壇上に立って、道行く我々学生たちに流暢な英語で説教を垂れたのである。

ユタ大学の学部生の7〜8割がモルモン教徒である。モルモン教徒の総本山の一つ(もう一つはBYU)で、キリスト教の説教をし始めたのである。さすがに道行く学生たちの失笑を買い、いつしか大学の守衛がやって来て、その「イエス」を捕獲して、どこかに連れ去った。

実は、西洋の白人種には、時として似たような精神状態に陥るものが結構いるのである。「自分はイエスの再来だ」とか、「俺様はキリストの生まれ変わりだ」とか、突如として言い出し始めるのである。

これは、ある種の「白人至上主義」の発露のようなものではないかと私は見ている。常に「人に教えを垂れる立場につこう」とするからである。だれかの弟子入りをするというよりは、教える方に就きたがる。

比率からすれば、東洋人や日本人にはあまりこの種の輩は出てこない。おそらく、一般のキリストのイメージの白人のイエスさまのイメージとは東洋人の有色人種のイメージがかけ離れているからだろう。

(い)題材はイエスでなくても何でもいい。
イエス様の場合は、題材をキリスト教にとったわけである。がしかし、別に題材は何でもいいのである。

「ノストラダムスの大予言」でも、「イルカ」でも、「捕鯨」でも、「アセンション」でも、「スピリチュアル」でも、「2012年人類滅亡」でも、「宇宙人」でも、「エイリアン」でも、「UFO」でも、「スカラー波」でも、何でもいいのである。

要は「普通の人」があまり知らないことであれば、何でも結構。もちろん、「株儲け」でも、「金儲け」でも、「金儲け反対」でも、「反日」でも、なんでもいい。「神様」になれそうなものであれば、何でも結構なのである。

常に自分は人々の上に立てる、のである。

(う)やっていることはほぼおなじ。
「捕鯨禁止」を題材にして白人至上主義をやっているのが、シー・シェパードである。自分たちは全世界で一番その問題のエキスパートで理解者だから、他の国々の人間は自分たちより劣る人種だと見るというわけである。テキサス親父が、シー・シェパードをKKKと同じ、白人至上主義者の人種差別主義者だというのもうなづけるのである。

同様に、かつては、「ノストラダムスの大予言」、つまり、「地球人類は1999年の夏に恐怖の大王によって滅び去るという予言」で恐怖のどん底に突き落とされた。気の弱い人は「なんまいだぶ、なんまいだぶ」とお経を詠んだり、新興宗教に入って、「みんなといっしょに死ぬんだから」と安心したわけですナ。

この場合には、オウム真理教やらパナウェーブの教祖が出てきて、大活躍したわけである。麻原彰晃でも、千乃裕子でも、大川隆法でも、池田大作でも、文鮮明でも、黄金の金玉でも、銀の銀玉でも、世見の照子でも、ひとりぶつぶつでも、だれでもいいのである。

要するに、ある意味で「信者」を獲得できれば、何でもいいのだ。

とまあ、そういうことである。

(え)有名ブログも同じこと。
仮にブログの場合。

かつて、といっても、2012年までの話だが、いわゆるこの筋では「2012年問題」というものがあった。つまり、「マヤ予言」である。あるいは「ホピの予言」である。「2012年の12月24日に地球人類は滅ぶ」という、新手の「ノストラダムスの予言」であった。

この時、何によって滅ぶのか? 地震か、洪水か、隕石か、気候変動か、あるいは、地軸の変化、さてまた、太陽活動の異常、あるいは、太陽系が銀河の中の危険地帯を通過する、いろいろな原因が考えられた。

そして、大半の人類は滅ぶが、残された人は「アセンションする」というような話だった。

この「滅びと復活」、「滅亡とアセンション」のストーリーにおいても、やはりある種の「教祖」が誕生した。

これまた何でもいいのである。「株価大暴落とNESARA」、「国家崩壊と世界政府樹立」でも、何でもいい。

とにかく、何かを題材にして、かなりの数の有名ブログが誕生したのである。

私が知るものでは、
「黄金の金玉マン」(元ゴールドマン・サックスの出身の触れ込みだった)
「さてはてメモ帳」(メーソン暴露などを主題)
「ひとりごとぶつぶつ」(スピリチュアル、アセンション)
「幸福への近道」(「世見」を題材)
「ヤスの備忘録」(経済問題中心)
「カレイドスコープ」(時事問題等)
などなど。

2012年に近づけば近づくほど、こういうものは人気が上がったようである。
そして、ここの私のブログもそういうものの仲間のようにみなされたのだろう。

ところが、まず人気の上がったブログからどんどん「有料化」や「メルマガ化」していったようである。最近では、「黄金のキンタマン」まで有料化した。あるいは、「本を出版した」。

私の場合は、このブログを作り出すずっと前、その前の旧ブログのずっと前の、旧掲示板の時代(2002年ごろ)から、すでに本を作っていたから、別にあえて本を作ることが目的ではないが、大半の人気サイトは、まず「本」を作って、そして、「有料化」していった。

そういう理由が、「信者の獲得」なのである。つまり、ある程度の固定客(=信者)が出てきたから、そういう人からちょっとお金をとっておかないと、「損だ」という発想に陥ったということである。確かにブログの維持やネット代などの実費の経費などもある。だから、せっかく人気がでたんだから、有料にして、「ただ見はダメよ」とやったわけですナ。

(お)信者は何人いれば生活できるだろうか?
そこで、仮にブログであろうが、ブログ説教であろうが、「アセンションスピーチ」であろうが、「チャネリング情報」であろうが、何でもいいが、

いったい何人の信者(=熱烈なファンのこと)が付けば、それをビジネスにできるか?

つまり、世見でもいいし、アセンション話でも、スピリチュアルでも、チャネリングでも何でもいいが、

何人が金を払ってくれたら、それでマスターや教祖が生活できるようになるか?

ということである。

どの本だったかど忘れてしまったのだが、その数とは「1000人」だという話があった。つまり、教祖が生活できるようになるための最低限の信者の数は1000人だというのである。

言われてみれば、確かにそうである。1000人も熱烈な信者がいれば、普通のサラリーマン並みの生活は保証されるのである。
(注:ここでいう1000人というのは、貧乏信者の場合。信者が普通であれば、100人。信者が比較的リッチなら10人。信者が非常にお金持ちなら1人でも結構。信者の金持ち度と信者の数は反比例する。そういう意味。)

たとえば、月々、300円のメルマガ代を取れば、1000人がこれを払ってくれるのであれば、300×1000=30万円である。したがって、月給30万円程度は手に入る。年360万円である。

すると、韓国朝鮮系の血筋のブロガーほど「儲かるのにやらないのはバカだ」という発想にしたがって、「有料化」するというわけですナ。

どこぞのバカの御託宣でも信者になれば、月300円くらい安いと思うからである。

ならば、信者が10000人となれば、300円×10000=300万円/月となる。年3600万円のかなりの高額所得者になるわけである。

さらに信者数が10万人ともなれば、300円×100000=3000万円/月。年3億6千万円もの金額になる。

さらに信者数が100万人ともなれば(これが中田英寿のレベル)、300円×1000000=3億円/月。年36億円になる。

さらに信者が1000万人ともなれば(創価学会クラス)、300円×10000000=30億円/月。年360億円ともなるのである。

メルマガ代金がたったの月300円でもこれだけの金額になる。まあ、そういうわけですナ。

そうなれば、「考えるな、感じるんだ、金など価値がない」とうそぶいていた人間でも、「Tシャツ2000円」とか言い出すわけだナア。

(き)私は信者を必要としない。私の信者にはなるなヨ!
まあ、そういうわけで、いくら私が本を書いたところで、私は信者を要しない。むしろ、テスラの仕事やその他の人たちの研究の信者になって、自分の頭で研究し、挑戦してもらいたい。だから、書いたのであって、決して私個人の信者獲得のために書いたのではない。

そこをどうか誤解せずにお願いしたい。

まあ、そういうことですナ。

事実、私は阿部寛のようなハンサムガイでもなければ、クリスチャン・ロナウドのようなサッカーガイでもなければ、ヒッグスのような大ヒットを飛ばした物理学者でもなければ、ニコラ・テスラやエリック・ドラードのような天才実験科学者でもない。

単なる、ニート親父の主夫にすぎないのサ。

俺の信者にだけはなってくれるな。


それにしても、小銭稼ぎが多すぎるよナア。

いやはや、世も末ですナ。



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  by kikidoblog | 2013-11-13 19:18 | アイデア・雑多

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