CAクロップサークル「J192」の解釈:「日本の井口」から「光のイベント」まで
先日、カリフォルニアに現れたクロップサークル
に隠された暗号「J192」の意味
について、私は「J192=日本の井口和基」説をとった。おそらくだれも信じなかったに違いない。まあ、一種のジョークである。
やはりちまたでは、こういうことにやっきになる人たちがいて、そのそれぞれに自分の趣味嗜好やら自分のこうあってほしいという願望に合わせていろんな解釈をつけているようである。たぶん、こういう人たちがすぐに出てくるだろうと私は予期して、わざと、そういうやり方に従って、「J192=日本の井口和基」説をメモしたのである。一見もっともらしく見える話もたいていそういうものにすぎないからである。
さて、そんな「妄想説」でけっこうさもありなんと思わせてくれるものを、一応ここにもメモしておこう。以下のものである。
(あ)まずは、すべてはレプティリアン。アンチ・レプティリアンで日本からアメリカに逃亡している人の「宇宙への旅立ち」という「陰謀論」サイトの説である。
消されたカルフォルニアのクロップ・サークルのメッセージは192!
http://workshops.fhr.fraunhofer.de/nato/SET192/index.html
ロボコップ
米海軍ゴールデン・ドラゴン
マンガ
フロリダ州にある国道192号線沿いにはLake Lizzie(トカゲ湖)や爬虫類センターがある。
救急車の番号に911や119の代わりに192の国があるという。
というわけで、この人の「J192」の解釈は、
「オイ!そこの爬虫類人レプタリアン達(コードナンバー192)よ!首を洗って待っておけよ!もうすぐ一掃してやるからさ。覚悟しておけ!」だとか。
というメッセージだと思います。
(い)次は、いわゆる「お花畑系」、「スピリチュアル系」サイトの「ハートの贈り物」の解釈である。
カリフォルニアのミステリー・サークルが解読された!アイソン、そして2月19日!
これによれば、今回のクロップサークルは、「インカの予言の彗星」が「アイソン彗星」であって、古代に予言された彗星が回帰していると考える。さらに、この彗星回帰を予言しているものが、オーストラリアのアボリジニの古代予言にもあって、それがこの絵だというのである。
これをかなり強引に今回のクロップサークルに結びつけていく。
その元記事がこれ。
.....A Legend of The Inca.....UPDATED!!...Possible New Crop Circle Connection!!!...Also On pg 7
というわけで、このnarudekonさんの解釈とは
わくわく、どきどきしますねっ!というものであった。要するに、何でもかんでも手当たり次第に「イベント」に結びつけていく。
2月19日に、アイソンが地球の視界に入ってくるということ? 2014年2月19日というのは、多くの予言で、何らかの宇宙的な出来事が起こる日とされているそうです。
まさに、その同じ日を、このクロップ・サークルも指していたわけです。
二つの世界の再統合。私たちにも、はっきりと感じ取れるイベントだと素晴らしいのですが。
本当に楽しみです。
(う)まあ、そういうわけで、私が、「J192」の無理やり、「これは「日本の井口和基」っていう意味だな」と結論づけたように、ある人は自説の何でも爬虫類人の陰謀だという説を補強したくて「これは恐竜人よ覚悟しろ」という、光の銀河連邦からのメッセージになったり、あるいは別の人では「2月19日のプレアデスのイベント予告だ」という説になるというわけですナ。
まさにいわゆる悪徳宗教カルトが行っていることと同じことを、いっけんごく普通の人たちも潜在意識としてもっている。そして、そういうことをすぐにやってしまうという見本になっているわけである。
たとえば、よく暗殺者となるような人物は、その心のなかに「世界的に有名になりたい」というような強い欲望をもつという。
すばらしいことを行ってそうなることは非常に難しい。時間もかかるし、なにより自分自身が苦しい努力をした上でないとなかなかそういうことを成し遂げることが出来ない。その間はそれほど楽しくもなければ、嬉しくもない。そういう生みの苦しみを味わってもなお実現することが難しい。そういうものである。
ところが、犯罪を行って世界的に有名になるということは比較的たやすい。だから、時として、一物に異様な功名心をもつと、そこにもっと悪いやつらが忍び込んできて、そそのかす。そういう手口に乗りやすいのである。手っ取り早く有名になりたいという願望を持つ若者をそそのかして、悪いことをさせる。だれか有名人を殺害すればいいからである。かつてのマハトマ・ガンジー氏はそういうパキスタンの若者によって殺された。
これほどまでにひどくはないが、何かに一方的に取り憑かれてしまうと、すべてがその「色眼鏡」を通して見てしまう。自分が色眼鏡をかけているのかかけていないのか、自分でもわからなくなる時がある。これが一番危ない。これがわからなくなると、一種の精神病にかかったということになろう。
まあ、そういうわけで、私は普通の頭の人たちが「陰謀論」や「陰謀暴露」に手を染めてはいけないよ、とずっとここにメモしてきたが、なかなかそういう危険性がわからずに、いつしか頭が変になっていってしまったという人をたくさん見てきた。これはその子どもたちに非常に悪影響が出る。
だから「ヒットアンドアウェー」あるいは「免疫療法」のように、ちょっとずつ近寄っては離れる、ちょっとかじっては離れるというような感じで時間をかけてやらないと、本当に困ったことになる。私はそういう人たちをかなり観察してきたというわけですナ。
まあ、そういっている俺自身もかなり変なんだけどナ。自戒を込めてメモしたというわけですナ。
はてさて、「J192」の解釈はいかに?
「J192=日本の井口」説、
「J192=光の銀河連邦によるレプティリアン皆殺し宣戦布告」説、
「J192=プレアデス人による2月19日降臨イベント」説、
などなどさまざまである。
あなたの解釈は如何に?
いやはや、俺も相当な暇人ですナ。
by kikidoblog | 2014-01-06 08:37 | 未分類