仰天ニュース2!?:「アメリカはトールホワイト・エイリアンの支配下にある」!?
いやはや、風雲急を告げてしまったこの世界、この日本。ETの手も借りたいほどである。
さて、もう一つの仰天ニュースがこれ。In Deep氏の翻訳である。
イランは「アメリカは背の高い白いスペースエイリアンに支配されている」と言う
元記事:Iran Says 'Tall, White' Space Aliens Control America
NSA (アメリカ国家安全保障局)の内部告発者エドワード・スノーデンにより漏洩した文書で、アメリカは背の高い白いエイリアンにコントロールされているということが明らかになった。そしてまた、このエイリアンは 1930年代のナチスドイツとも関係があるという。
こんな話をきくと(米国人の)あなたは眠れなくなってしまうかもしれない。
しかし、注意すべき点は、この UFO とエイリアンのストーリーが、イランのファルス通信( Fars News Agency )の英字メディアで公開されたということだ。ご存じの通り、イランは核兵器の獲得に非常に近いところにいる。
これは、狂気的な陰謀論であると思われる。そして、自然に考えれば、その背後にはロシアが関与している。
というのも、このエイリアンの「アメリカ侵略」の疑惑は、ロシア連邦保安庁( FSB )の諜報機関の報告書によって明らかになっているのだ。
イランのニュースでは、「エイリアン/地球外知的生物の協議事項をアメリカ国内、そして国際的に推進していることの証拠に関しての余地を埋める部分がある。そして、これらは 1945年からおこなわれてきた」と報道されている。
ファルス通信は、このストーリーを非常に激しい米国の陰謀論サイトである whatdoesitmean.com から持ってきている。それは明白だ。 whatdoesitmean.com の記事の要点は以下の通りだと私は理解している。
ロシアで亡命生活中のスノーデンは、 「トールホワイト(Tall White / 背の高い白いエイリアンの意)は地球に到着した後、 1930年代にナチスドイツの先進的な潜水艦の艦隊を構築する手助けをした。その後、1954年にアメリカのドワイト・アイゼンハワー大統領大統領が、トールホワイトと会い、現在に続くアメリカを支配する《秘密の政権》が設立された」とリークしたというものだ。
そして、ニュースは以下のように続く。
「最も不安なことは、このロシア連邦保安庁の報告書は、米国を支配している《秘密の政権》のトールホワイトは、全世界的な電子監視システムの構築を求めており、それにより自分たちの真実の存在を隠してしまおうとしている。それは、彼らの世界征服のための最終段階だとスノーデンの文書が述べていることだ」。
さらに、
「一方、アメリカ政府はオバマ大統領との激しい闘争に巻き込まれている。オバマ大統領は、エイリアンの影の政府を主導しており、そして、そのアメリカ=エイリアン同盟に反対する未知の勢力がある。
ロシア当局者たちが最も懸念していることは、ロシア連邦保安庁の報告書が結論として、この『トールホワイト』たちに対抗する秘密勢力が、別の地球外生命の力と結託し、オバマ大統領に対抗しようと団結していることである」
と記されている。
良く出来た陰謀論には納得性のある色つやのついた真実が必要だ。狂気の部分をカムフラージュするために知的な覆いが必要なのだ。
そこで、サイト whatdoesitmean.com は、カナダの元国防相であるポール・ヘリヤー( Paul Hellyer )を引用している。ヘリヤーは現在は熱烈な UFO 活動家だ。
ヘリヤーは、スノーデンの UFO リークの正確さを確認している。
今回の話は実に面白い。ご存じのように、イランは 7600万人の人口を持つ、適度にパワフルな国家であり、比較的大きな軍事力と、核兵器の保持が可能な技術力を持つ。そしてヒズボラなどの諜報機関を通してのテロ遂行力もある。
そして、イラン政府は原理主義政府だ。米国人の市民たちが陰謀論を唱えているならば、鼻で笑うことができるはずだ。
しかし、彼らは笑うのではなく、英字新聞でこの情報を流すことにより、米国民のエイリアン陰謀論の信者たちに対してネタを提供した。しかも価値のあるネタを。
イランのファルス通信社という報道機関は、伝えられるところによれば、イランの影響力のある革命防衛隊と提携している。これはイランが、どのような手段を使ってでもアメリカを叩きのめすことに必死なっているということを示唆している。
あるいは、イラン政府の最高レベルに、アメリカの政治に対して非常に特異な見解が存在しているということでもある。
まあしかし、イラン政府がアメリカ政府の最高意志決定は宇宙のエイリアンの力だと考えているのなら、それはそれで悪いことではないかもしれない。
高い場所の友人を持つことは良いことだ。それがたとえ双頭でも。
さて、この記事の中で出てきた、ポール・ヘリアーとはこの方。UFO暴露の世界では超有名である。
元カナダ防衛大臣によるUFOエイリアン情報開示
一方、記事の中に出てくる、「トールホワイト」というエイリアンはどんなやつか?
というと、これは「ウィングメーカー」の中の秘密のエイリアン共同研究プロジェクト組織「ACIO」というものが出てくるが、その中にいる「コルテウム」と呼ばれる、2〜3mの長身の首の長い白色のグレイタイプのエイリアンのことである。これを通称「トールホワイト」という。
実はこれが「インディー・ジョーンズ、クリスタル・スカルの冒険」に出てきたエイリアンである。以下のものである。
That one Indiana Jones Alien thing
カナダのポール・ヘリヤー氏はこのトールホワイトが実在すると言っているわけである。同様に、グリア博士の「宇宙人暴露プロジェクト」の中でもたくさんの種類(およそ57種類)のエイリアンが20世紀以降に観察されたという暴露があった。
最近でも「昆虫型エイリアン」が撮影されている。これである。
ufo-los mejores videos de ovnis y extraterrestres..recopilacion 2013
というわけで、イランもエイリアン問題を真正面に取り上げることで、NWOと対決する姿勢を見せ始めたらしい。
いやはや、いったいどうなってしまったのだろうか?
実に興味深い動きである。

by kikidoblog | 2014-01-16 17:44 | 未知の宇宙文明