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iPhone X?:この16年の「ウェアラブル・コンピュータ」の進歩は凄まじかったナ!

iPhone X
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みなさん、こんにちは。

いまからかれこれ16年前の1998年に私は三菱財団からフリーの科学者として初の研究助成を受けた。これは拙著の
下巻
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にも書いた。

その当時は、いわゆる「ウェアラブル・コンピュータ(持ち運びできるコンピュータ)」の研究が出始めた頃である。まだスティーブ・ジョブズがマッキントシュに返り咲いたばかりで、カラフルなiMac
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やミニタワーデスクトップ型パソコン
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が最先端の時代であった。

三菱財団のお陰でこれらを買えたのであった。それはそれはありがたいことで、私はいまでもこのOS8.5から始まったミニタワーにOSXを乗せ、昔のOS9まででしか動かない計算ソフト等を使って、個人サーバーの代わりにしているのである。

そんなおり、昔の知人に三菱財団のお金で「ウェアラブル・コンピュータでも買うか」と私は言っていたのだが、そのチャンスは訪れなかった。というのも、財団のお金を使う1年間に、私が想定したウェアラブル・コンピュータが誕生しなかったからである。

その前に、いわゆる「携帯電話」の方が進化し、それがさらに進化していったのである。

すると、ジョブズが「iPhone」を発表した。

(これが伝説のプレゼン。間のとり方、話の運び方、その組立て、すべてにおいて伝説である。)


あれから16年。

見渡してみれば、ウェアラブル・コンピュータを買うと言った私がそれを持たずに、我が家の息子たちや普通の皆さんの方が先にそれを手にしたというわけである。

ウェアラブル・コンピュータは、ジョブズが命名した「スマートフォン」という形で実現したのである。それからさらに「Mac Air」や「iPad」となり、まさにウェアラブル・コンピュータの時代に入ったのである。

私にしてみれば、何とも皮肉な結果に終わってしまったが、それが現実であった。


しかしながら、この革命は、課金システムにおいても革命を起こしたといえるだろう。

いまの子どもたちは、子供が通信費を支払うことが当然だという時代に生まれてしまったのである。しかし、我々が子供の頃は、通信費は家庭が支払う。電話代は電話線に課金された。だから、その電話が何台家庭内にあろうが、電話外線1本に対しての通話料で支払った。

ところが、現在では、携帯電話1つ1つに課金する。個人が何台持とうがそのすべてに課金するというとてつもない非対称課金システムが取られているわけである。これでは家計が破綻する。

素晴らしい技術革新の背後で、実はこれこそがジョブズが成し遂げた真の革命であったと私は考える。

また、ジョブズはインターネットのインターフェイスの革命という形で、利用者がアップルストアに直結する販売システムを構築した。利用者はすべてアップルを中央クラウドとして利用しなければならないという課金システムである。

これにより、iTunes、iBooks、などなどが誕生した。

そして、もうすぐ映像に関するものが出てくるはずである。iTVsか、iMoviesか、iTubesかわからないが、この世界の映像音楽等を統一するシステムを狙っているはずである。インターネット上のコンテンツを自由自在に操る、それもスマートフォンの上で操ることができるようなものであるだろう。

はたしてどうなるだろうか?

ジョブズが死んで、多少は進歩が遅くなったのかもしれないが、それは時間の問題だろう。

それにしても、1998年からのこの16年の進歩は凄まじかったですナ。

今度は脳内ウェアラブルでしょうか?それとも、マイクロチップ・ウェアラブル・コンピュータでしょうか?


いずれにせよ、身体によくなさそうだということだけは確かなようだ。
それにしても大学の先生たちは金回りが良いと見え、iPhone、MacPro、Macbook air、iPad全部持っているよナ。(借金を弱者に押し付けるなと言いたい。)

iPhone Xはそろばん型に近づいているような???


おまけ:
ソニー、JIPとPC事業の売却で合意、テレビ事業は分社化へ--国内外で5000人の削減も

2014年度末までに国内外で約5000名の人員減

 テレビ事業、PC事業、販売、製造、本社間接部門における上記施策の実施にともない、2014年度末までに約5000名(内、国内1500名、海外3500名)の人員減を見込む。

 構造改革費用としては、2013年度に、約200億円を追加し、2014年度には約700億円を見込む。これら今回追加実施を決めた構造改革がもたらす2015年度以降の固定費削減効果は、年間1000億円以上としている。

これを読む限り、ソニーの重役は問題の根源をまったく理解していない。「コンピュータ、ソフトがなければただの箱」とかつて言われたが、家電がスマート家電になるにつれ、家電の中のパソコンをどのように使いこなすかの問題になったのである。ソニーがだめになったのは、いまでは「電化製品、ソフトがなければただの箱」ということである。ソニーはソフトメーカー力が低下したために、ソフトバンクや他の通信機器メーカーに負けたのである。再生はソフト開発。これにある。それを見事に語るのが以下のもの。
スティーブ・ジョブズが語る 'ソニー失敗の本質'と'アップルの





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  by kikidoblog | 2014-02-06 08:14 | アイデア・雑多

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