HAARPに地震波か?研究用101:ドラード博士の「地震予知法」!?
アラスカのHAARP施設のモニター情報が停止されてからというもの、ここには一切HAARPモニター観察のことはメモしてこなかった。しかしながら、それは私が地震予測をしていないということを意味しない。私は、拙著の出版やHAARP施設の閉鎖にかかわらず、ずっと毎日それなりにさまざまな観測サイトをみて、異常がないかどうかチェックしてきているからである。いまのところ、東日本大震災並みの大地震の予兆がないから、ここにはメモしないだけのことである。
さて、今回はかのドラード博士による地震予知のYouTube番組を見つけた。それをここにメモしておこう。基本的には、私がこれまでずっとやっていた地震予測の方法とまったく同じものであった。たとえば、これんなもの。
HAARPに地震波か?研究用95:久々の500nTの地震電磁波”到来!
【注】私が最近ここで強調しているのは、太陽風による(特にCME放出時の)地球内部の加熱による地震の誘発という現象である。ここ数年の観察からも、明らかに太陽からの電磁波の到来と地球の地震活動との間には相関関係があるように見えるということである。しかしながら、よく知られているように、現在の地震学者たちは地震は太陽活動とは無関係だと信じているというレベルである。まして、我々人間が強烈な電磁波を照射することによって地震が誘発できるという可能性などまったく知らないのである。この2点を観察することが最近の私の個人的目的なのである。
ドラード博士もRCAの観測網で同様の結果を得ていたようである。以下のものである。
Eric Dollard Describes Earthquake Detection Charts
上のチャートの図には、一番上が「地震発生数」、真ん中の赤グラフが「電離層活動」、グリーンが「地下の地電流」、そして一番下が「太陽活動(ソーラーアクティビティ)」である。垂直の線が、実際に起こった地震の時刻を表す。
電離層活動は、地球の地磁気のゆらぎの様子のことを言っている。太陽活動(ソーラーアクティビティ)は、太陽風やCME(コロナ質量放出)のことを言っている。地電流は、これがドラード博士のお家芸である、テスラ研究の帰結である。地下にアンテナを仕込んで、それで地下の電磁活動をモニターするものであるという。
まあ、我々はそういう実験設備を持たないから、そういう芸当はできないが、太陽活動と地磁気の活動は、「宇宙天気予報」から知ることができる。
宇宙天気ニュース
2014/ 2/16 11:42 更新
太陽風の乱れが昨夜到来しました。一時的に磁気圏の活動も高まっています。
(c) 気象庁地磁気観測所
リアルタイムAE指数
下段のAEグラフの値が高くなると、オーロラ活動が活発化しています。
(c) 京都大学, NICT
あるいは、カナダの地磁気モニター群サイトから知ることができる。
Magnetic Summary plots - Last 24hours
カナダのモニター群で、500nTクラスになると巨大地震の可能性がある。しかしながら、いまのところそういうものはない。だから、特に問題はなさそうだということになるわけである。また、私にはこのパターンからだいたいどの方向に地震が来るか分かるのである。
いずれにせよ、備えあれば憂いなし。
by kikidoblog | 2014-02-16 15:05 | HAARPモニター観察