祝「羽生結弦選手の金メダル」:伝説の世界のレジェンドたち。
羽生結弦選手の金メダルを祝して、これまでのレジェンド・スケーターをちょっとピックアップしてメモしておこう。特に、1988年カルガリーオリンピックの時のものを中心。ちょうど私がアメリカユタに留学中だった。26年前のことである。
(あ)まずは、カナダのブライアン・オーサー。
今回の羽生選手のコーチである。昔は細かった。
Brian Orser 88 Olympics LPこの時代から、今回のパトリック・チャン選手まで、金メダルがなく、銀メダルに終わった。しかし、それも昔のカナダのメダリストたちが他国の選手たちをちゃんと指導してきたからという側面もある。
ブライアン・オーサー/1988 カルガリー五輪 エキシビション
スピードスケートでもそうで、今回の中国を指導したコーチは、長野オリンピックで清水選手と競った、カナダのウォザースプーンであった。スラップ時代に彗星のように登場した、「スラップスケートの申し子」であった。
1998長野五輪 スピードスケート男子500m1回目
日本中が涙 感動 勇気 清水宏保 長野五輪 金メダル 1
(い)次は、真のレジェンド、伊藤みどり選手。
まさに伝説。いまだに女子選手でこの18歳時の伊藤みどり選手の技術を超えるものは出ていないのである。
伊藤みどり 1988五輪SP
【字幕つき】 Midori Ito アメリカ実況 88五輪
このカルガリーの時は、ドイツのカタリーナ・ビット選手が頂点であった。
Katarina Witt (GDR) - 1988 Calgary, Ladies' Long Program一方、技術的には最高だった伊藤みどり選手は8位かそこらだった。
1988 Worlds Ladies event medal ceremony
一方、いま解説者している八木沼純子さんは、14歳でオリンピック出場。
八木沼純子 /1988 カルガリー五輪 フィギュアスケート
(う)トリは、トリノ五輪で女子で初の金メダルの荒川静香選手。
Shizuka Arakawa - You Raise Me Up (和訳) - 荒川静香
こういうふうに先人の努力の絆、伝統の絆によって、現在の羽生選手まで繋がったのである。
by kikidoblog | 2014-02-16 19:15 | サッカー&スポーツ