フィギュアで第一の評価点はスピードとパワー:鉄則を忘れた浅田真央大チョンボ!
フィギュアスケートで第一に評価すべき点は「スピード」と「パワー」なのです。
みなさん、こんにちは。
先日、
【字幕つき】 Midori Ito アメリカ実況 88五輪中で、伊藤みどり選手のカルガリーオリンピックの時の演技をメモしておいた。それは、この時の演技が女子フィギュア史上最高の演技だからである。まさに正真正銘のレジェンドなのである。いまだにこの時の伊藤みどり選手の技術より高度でかつ難度の高い技術を持つ選手は出ていない。一時黒人選手のボナリ選手が挑戦しただけだった。
祝「羽生結弦選手の金メダル」:伝説の世界のレジェンドたち。
この中で、解説している
ペギー・フレミングと
ディック・バトンの言葉にすべてが語られている。
それは、オリンピックのフィギュアはアスレチック競技なんだ。だから、スピードとパワーが全てなんだ。という部分である。オリンピックはアイスショーやアイスダンスではないんだよ、ということなのである。あくまで技術的に同じレベルであれば、後は表現力や優美さの差になるが、基本はあくまでスポーツとしてのスピードとパワーが重要なのだという指摘である。それが冒頭のもの。
高さ
アスレティシズム(トレーニング)
才能
スポーツと技芸の戦い
肉体の競技性とアスレティック性
新規性(だれもやっていない技)
(ジャンピングジェットスピン=フライング・シット・スピン)
スポーツで真っ先に評価すること
ミスがないこと
高さ
審判団やプロはここを見ているのである。まあ、採点の問題はさまざまあるが、基本的には同じものを見ている。その時々評価は違うが、感動はいっしょである。だれもが伊藤みどり選手の技術の凄さに驚嘆したのである。今回の羽生結弦選手の場合もそうである。彼の技量とスピードとパワーに驚嘆したのである。
そして、すべてが上手く行った時は、プロは選手と一緒になって喜ぶ。
もう一度メモしておくと、フィギュアスケートで大事なものとは、以下のものであるという。
まあ、そういうわけで、昨日の浅田真央選手の演技を見れば、演技をとにかく無難にまとめようとして、演技構成と演技内容と演技技術がどんどんおとなしくなっていって、いまやスピードもなければパワーもない。新規性もないという「3重苦」になったのである。
これではいくらノーミスで終わったとしてもだれも感動はしないし驚嘆もしない。だから評価も下がり、順位も下がるのである。オリンピックは無難な演技が勝つのではない。「挑戦者が勝つ」のである。ここを忘れると、本末転倒になってこういう惨めは状態に陥るのである。
私個人の意見では、結局、コーチの選択のミス。今の佐藤コーチを選んだ時点で浅田真央の今日が決まったのである。20歳過ぎてから基礎技術の見直しはない。癖はとれないし、自分の良いところも見失う。たぶん、佐藤は隠れ朝鮮人だと俺は見ている。日本人ではないだろう。浅田つぶしを任された韓国のエージェントのようですナ。
浅田真央選手は、キム・ヨナ、そして羽生結弦とコーチしたカナダのブライアン・オーサーに演技指導を受けるべきだった。そうすれば、基礎点で大きくリードする作戦で、ミスしても優勝路線をとったにちがないからである。ミスしても優勝という条件は演技に余裕をもたせ、本来の力を発揮できると私は見ている。必死でやってやっと追いつく基礎点では優勝はおろか入賞もない。
かつて浅田真央選手や安藤美姫選手が良かったのは、中学生の頃に「女子で4回転ルッツ」が飛べたからである。オリンピックで初めて4回転ジャンプを飛びそうだということだからである。4回転をとぼうとして鍛えるからミスしても3回半転ですむのである。
4回転を飛ぶためには、スピードとパワーのアスレティック性(筋トレ度)しかない。そのためには、今後は浅田真央選手が引退せずに行くとすれば、徹底的な肉体改造であろう。筋骨隆々の今回のスノーボードパラレルの銀メダルの竹内選手のように、上半身および下半身を徹底的に鍛え、羽生選手のように、陸上トラックを走って持久力やダッシュ力をつけ、そっちの方でもオリンピックに出れるくらいの力を身につけなければ、まず4回転は不可能だろう。
新規性、パワー、スピード
これがオリンピックであるというわけですナ。
アイスダンスはそれができない劣化した選手の気休めである。
だれかが4回転一発したら、その選手が金メダルなのである。俺はそう思うがナ。

by kikidoblog | 2014-02-20 09:39 | サッカー&スポーツ