保江邦夫博士「予定調和から連鎖調和へ」講演会:いや〜、この講演は面白い!
いや〜〜、この人は面白い。
最近、私と同様に、というより、私より前に、ヒカルランドから本がを出している理論物理学者いるということに気がついたのである。この本である。
伯家神道の祝之神事(はふりのしんじ)を授かった僕がなぜ
そこで、ちょっと調べてみると、この保江博士は最近こんな本
古神道<<神降ろしの秘儀>>がレムリアとアトランティスの魂を蘇らせる時をヒカルランドから出していた。
目次を見ると、なかなか跳んでいて面白い。実に面白い理論物理学者だった。この人である。
保江邦夫博士
そこで、ウィキペディアで調べてみると、こんなことが書かれていた。
保江邦夫
ジュネーブでは4年間モレゾン通りに居をかまえる。ここで、確率変分学の基本となったヤスエ(保江)方程式を不思議な体験のもとに発見する。以下、ヤスエ方程式を発見した当時の記述の要約。
「スイスに来て2度目のクリスマス時期。セミナー講師招聘のためイタリアに向かった。
ドイツの国境を越えた辺りに、アウトバーンが広がりアクセルを踏み込んでいった。ランチャー特有の甲高いエンジン音が鳴り響き、スピードメータの時速190キロ近くになったとき、あれほど激しいエンジン音や風切り音が鳴り響いていた車内が、一瞬のうちにそれこそ何の音もしない完全な静寂の世界に変貌した。振動も消えた。まるで雲の絨毯の上を滑らかにすべっていくかのように車窓の外の景色だけがゆっくりと穏やかに流れていくのが見える。時間が止まったような感じもあったが、不安とか怖さは全くなかった。むしろ、何か非常に大きな存在に暖かく見守られているという確信も生まれた。このまましばらく様子を見ようという気持ちになった。 そして、時速190キロで突如出現してきたこの静寂の世界の中で、自分の額の裏側としか表現できないところにフッと何か数式のようなものが浮かびあがってきた。 (中略) あの状況はなんだったのだろう、あの数式は?どうやら自分の頭は一時おかしくなっていたのかもと考えた。あるいは疲労のため脳が混乱していたに違いないとも思った。しかし、その晩ホテルの部屋に入って便せんにその数式の詳細を書き込んでみた。しばらく紙の上の方程式を眺めて考えていくうち、ふと方程式に現れる関数の中に具体的な形を入れてみたらどうなるだろうかと思い、いくつか計算してみた。1964年にプリンストン大の数学者エドワードネルソンが発見していた方程式が導けてしまった。ということは、目の前にある不可思議な方程式は、既に知られていた重要な方程式をひとつの特殊ケースとして含む、より一般的で普遍的な基礎方程式に違いない」
「再度計算をチェックしてみたが、どこにもミスはない。その突然脳裏に浮かんだのは、原子分子のスケールはもちろん、日常的スケールから宇宙的スケールに至るまで成り立つ、最も普遍的な最小作用の法則そのものを表す具体的な数式だった。この数式は日常的スケールや宇宙的スケールの場合には既に物理学の基本原理として確立している最小作用の法則の数式そのものと一致することがわかった。では、原子や分子のスケールではどうなったかというと、いささか面倒な数式展開の果てに、あの方程式が出てきたのだ!僕はついに大学院のときからの希望を達成した。これまで世界中の物理学者達によって基本方程式と考えられてきたシュレーディンガー方程式は単に最小作用の法則が成り立つことから派生的に導かれた浅いレベルの基本原理にすぎない」
(「路傍の奇跡」から抜粋)
そこで、さっきまで、保江邦夫博士という理論物理学者の最近の講演を聞いていたのである。これである。
予定調和から連鎖調和へ 出版記念講演会 保江邦夫さん
実に面白い。
そうしているうちに、そういえば、私はこの人のことをずっと昔に知っていたことを思い出したのである。そう、私が大阪大学の大学院生になりたての頃、当時私は理科大の卒業論文「ブラウン運動」の理論を勉強したから、その「量子力学を作りたい」といって阪大の大学院に合格したのであった。それで、その時代の「ブラウン運動の量子化問題」の論文を集めて勉強したのであった。
その中に、ネルソンの論文や保江-梅沢の論文というようなものを学んでいたのである。いまはまったく思い出せないが、当時、そういった分野の論文をくまなく学んでいたのである。もっともあまりよく理解できなかったというのがその当時の私の力であった。これは後に理論物理学の分野で「確率場の量子化」と呼ばれるようになった。(ちなみに、後にユタ大学に留学して知ったことは、中国でこれと似たことをして有名になり、4人組の時代にアメリカに逃げたのがYong-Shi Wu博士であった。)
保江博士の業績を調べていくと、どうやらその「保江方程式」の保江さんであった。上のウィキペディアの話は1978年頃にその保江方程式を欧州に留学中に見出した時の話しである。
かつてフランス人のプティ博士が、プラズマ推進装置の原理の理論を「ウンモ星人」との文通や、ウンモ星人が枕元に立って教えてくれたことを実現して論文にできたのだというようなことを書いていたが、どうやら保江博士は宇宙人に何らかのヒントをもらったのではないかというような超常体験によって「保江方程式」を発見したのである。
この時の論文がこれ。
Stochastic calculus of variations
この保江博士、講演を見れば、トンデモおやじ。あるいは、所属のノートルダム女子大というお嬢様大学からみれば、普通の女子大学教授のようにしか見えないだろう。
しかしながら、この人は、正真正銘の理論物理学者としても素晴らしい業績を残した「本物」である。大物である。ちまたの韓流マスゴミに出てくる茂木健一郎や竹内薫のような三流の偽物ではない。超一流の理論物理学者である。大半の東大や理研にいる理論物理学者など足元にも及ばない理論物理学である。ましてや、理研の小保方晴子のような「捏造学者」など論外である。これは私が保証する。
だから、こんな専門分野の本も出している。
量子力学と最適制御理論―確率量子化と確率変分学への誘い私が読んでみたいと思っているのはこの本である。
まあ、大体の人にもわかってきただろうが、テレビマスゴミや権威というものはまやかしである。あくまで一つのみせかけの構造にすぎない。「劇場」である。そこで「演出」しているのである。ニュース然り、科学ニュース然り、科学然り、大学然り。マスゴミ報道というものや、いわゆる「表の科学技術」というのは、メジャーなイルミナティックな企業の脚色の結果なのである。
真実というものや本当のことというのは、そういうものをものともせず、まったく別のルートで伝達されているのである。講演に出てくる「前立腺の友」しかり、麹菌しかり。「連鎖調和」しかりである。
東大教授や博士が、自分の娘が精神を病めば、自分が免許を出した医学療法士や心理学者や精神科医など真平ごめん。本物の霊能者を紹介しろといって血眼になって探しまわるのである。
しかしながら、本物の霊能者などはそんなにやたらとブロガーになったり、マスゴミになどでないものなのである。同様に、本物の科学者もそうである。本物は公表などしない。特許も取らない。どんどん先を行っているのである。そして、中にはすでに空飛ぶ円盤を作って自由自在に飛び回っているかもしれないのである。タイムマシンも同様である。すでに過去を書き換えてきているものもいるかもしれないのである。そしてちょっといたずらして変える。自分の存在したこと知らせるためである。たとえば、こんなもの。
まったく変な世の中(あるいは「時」が来た?)
いずれにせよ、この保江邦夫博士の講演(というより、質疑応答)は非常に面白い。
おまけ:
講演では保江博士が「連鎖調和」というのは「予定調和」に匹敵するいい概念であって、良いネーミングだと言っているが、そういうことを最初に言ったのはバシャールである。もっと昔には仏教の高僧たちであるということらしいナ。だから、日本では昔から自然の成り行きに委ねよと言っているのである。
by kikidoblog | 2014-03-16 14:29 | 保江邦夫博士