メルケル首相、1735年中国の古地図を習近平に送る!:昔の支那は小さかったわよ!
いや〜〜、この一見何の変哲もないたわいないニュースが結構面白い。そこで、これをメモしておこう。以下のものである。
メルケル独首相、習近平主席に“毒入り”プレゼントを贈る―中国
2014年4月4日、RFI中国語版は記事「メルケル独首相が習近平主席に贈った中国の古地図が議論招く」を掲載した。
3月末、習近平(シー・ジンピン)国家主席はドイツを訪問し、メルケル首相と会談。独中両国は緊密なパートナーシップをアピールした。一見すると、良好な関係を築いているかのように見える。しかしメルケル首相が習主席に贈ったプレゼントが“毒入り”だと話題になっている。
贈られたのは中国の古地図。宣教師がもたらした情報をもとにフランス人が描いたもので、1735年時点での清朝の領域を示している。しかし地図では新疆、チベット、内モンゴル、尖閣諸島は清朝の領域外とされている。表向きは中国との関係強化をうたいながら、領土問題や人権問題できついお灸をすえたとの見方が広がっている。
さすがにこの地図は問題ありと中国側は判断したのだろうか、一部中国メディアは贈呈されたものとは違う古地図を掲載した。すげ替えられた地図を見たネットユーザーが「メルケル首相は中国のチベット、尖閣領有を支持している」と喜ぶ一幕もあった。(翻訳・編集/KT)
この元記事はどうやらこれだった。
Maybe Heads of State Shouldn’t Give Maps as Presents
When German chancellor Angela Merkel gave Chinese president Xi Jinping an antique map of his country as a gift, during his recent visit to Berlin, she couldn’t have known what a stir it would cause
そこで、その問題の古地図とはどんなものか?
と探してみると、以下のものである。
默克尔向习近平赠送德国1735年绘制中国地图
1735 d’Anville map(1735年中国地図)
グーグルアースによる現代の地図はこれ。
まあ、そういうわけで、メルケル首相は、昔の中国はいまよりずっと小さかった。東の尖閣諸島はおろか、南も西も北もいまよりずっと小さかったのだよ、と教えてくれたということのようですナ。
メルケル首相、グッジョブ!
by kikidoblog | 2014-04-07 15:28 | 支那・共産