三浦カズ落選!代わりに大久保嘉人:「日本代表になりたければ、シュートを決めろ!」
伝説!外れるのはカズ
みなさん、こんにちは。
昨日、ザックジャパン日本男子代表が選出された。以下のメンバーである。
伊野波選手と大久保選手の似顔絵は日刊スポーツには予想外だったのか、間に合わなかったらしいナ。
http://www.nikkansports.com/brazil2014/team/japan/member.html
確かに大久保嘉人選手の選出は予想外だった。本来なら三浦知良選手が来るべきだった。しかしながら、昨年、今年と大ブレーク中の大久保選手を押すサポーターは数知れず。やはりそういうサポーターファンの後押しを無視できないだろう。
これで、三浦知良選手は、「W杯ピッチの地縛霊」として生き残るほかはなくなった。おそらく死ぬまで現役選手を続けてしまうだろう。(カズの神コメントでブログ内検索)
14年のブラジルW杯は、日本人の誰にでも出場できる権利がある。高校生にも大学生にも、46歳の僕にあっても間違いじゃない。毎日を全力で過ごしながら日本代表を目指していきたい。
三浦知良選手が快く引退し、コーチへの道を突き進ませるためには、ザッケローニに「男の心意気」や「侍魂」や「武士の情け」があればよかったが、そこはトマト・マカロニ・スパゲッティのイタリア人である。残念ながら、「浪花節」は通じなかった。
さて、ザッケローニの選手の中で、柿谷曜一朗選手と大迫選手は、ここで最初に持ち上げた選手たちである。これ。
今回のサッカー日本代表もそうである。「国内組」が久しぶりに登場する。「国内組」であれ、日の当たる場所に出る。すると、光があたる。光を浴びる。すると、一個の刺のような存在がひょっとしたら大きな枝に成長するものが現れる。
人間社会もまた、そして人間もまた、一種の植物のようなものなのである。
「「日の当たる場所」:「光をあびて」刺は枝になる。」より
私が選んだブラジルW杯日本代表:国内組を基本にせよ!
東アジア杯代表「国内組」決まる:頑張れ、国内組!
さて、私が
私が選んだブラジルW杯日本代表:国内組を基本にせよ!
で選んだ選手たちは、以下のものだった。
【GK】西川周作(広島)
【DF】槙野智章 片岡洋介 伊野波雅彦 實藤友紀
【MF】乾貴士 柿谷曜一朗 柴崎岳 青木拓矢
【FW】大迫勇也 工藤 壮人
(赤)当たった選手
というわけで、西川選手、伊野波選手、斉藤選手、大迫選手、柿谷選手、山口螢選手、青山選手などは大当たりだったというところだろう。工藤選手と豊田選手は、大久保選手の最近の凄みある「決定力」の前に散ったというべきだろう。やはり「シュートの決定力」は「日本代表決定力」だったということになるだろう。
日本代表になりたければ、シュートを決めろ!
これに尽きる。
無慈悲なシュート。
これである。
しかしながら、海外組の常連の「悪の3兄弟」の内の2人もまた選出された。吉田麻也選手、内田選手である。今野選手は落選したが、その代わりに伊野波選手が復活。ちょっとはマシになるかもしれないが、怪我で出遅れた吉田選手と内田選手は、実質上「未知数」である。もし練習マッチでこの2人が怪我再発でできなければ、急遽DFが交替という可能性がある。だから、国内組のDF陣にもまだチャンスがある。(追記:よく見たら、今野はちゃっかり入っていたネ。近眼で見落とした。これでは、悪の三兄弟健在。まず失点の山であえなく予選三連敗は必至だろうヨ。今野や麻也を入れるなら、トーリオや三浦カズなどのブラジルサッカー出身者を入れるべきだろう。)
この点、
広島の塩谷選手
や
柏の鈴木選手などにもまだ1ヶ月あるから、十分にチャンスがあると思う。だから、いつでも出れるように準備しておくべきだろうナア。
さて、FWについてもそうで、いつだれが怪我で残念になるかもしれない。大久保選手は怪我の大久保と言われたように怪我が多い。だから、豊田選手や工藤選手たちにもチャンスはいつもあるだろう。腐らないことである。
ザッケローニは「才能」でみた。才能は大事である。さらなる開花の可能性があるからである。
しかしながら、私個人は、「努力を続ける」選手の方が大事だと考える。「努力が続く」というのもまた「大きな才能」だからである。一見愚とんに見えようと、努力にまさる才能なし。最後の最後は努力や準備や覚悟に裏打ちされたものが出てくるのである。今回の大久保選手はそれを証明している。
大久保選手はこれまでのように強引にプレーするのではなく、若干年をとったことによって力を抜いて楽にプレーすること。いい意味でごまかしてプレーすること。こういうことを覚えてから決定力が増したのである。
要するに、「力が入る」、「力む」というのは、「意識しすぎる」からである。「意識する」と、「脳のスイッチ」が入り思考するから、刺激が一旦脳を経由して身体が動くために、「0・5秒」遅れてから動き出すのである。だから、力んだシュートは非常にのろい。だから、DFにシュートブロックされるのである。
言い換えれば、「考えないでシュートする」、「馬鹿になってシュートする」、「身体の自然な反応にまかせて打つ」。こうすると、即座に不随意運動レベルで脳を経由せずに身体が動くから、相手より「0・5秒」早くシュート体勢に入る。だから、シュートが決まるのである。保江邦夫博士の「愛魂道」の原理と同じである。
メッシ、ロナウド、クリスチャンロナウド、アグエロ、スアレス
こういった選手は、体に染み付いた自分のプレーを無意識に使ってシュートするのである。考えながらプレーしているのではない。状況に反応してプレーしているのである。
剣道の選手がいちいち面、小手、胴と考えてやっていれば、常に相手に避けられてしまう。無意識下で即座に面を打つから面が入るのである。だから、剣道でも面、小手、胴と言ってからの一撃は全部避けることができる。「0・5秒」遅れるからである。
普段から「考えずにプレーできる」ように、「勝手に身体が動く」ようになるまで練習しろということなのである。
最後に、まあ、ザッケローニの「ザック・ジャパン」は今回は予選リーグ敗退だろう。もちろん、予選突破して欲しいが、サッカーは甘くない。世界ランクは正直である。だいたい世界ランクに従って、勝敗が決まるのである。
今のJ1の徳島ボルティスがどことやっても防戦一方で勝利できないのは、ランクが低いからである。相手が最初から飲んでくるのである。サッカーは精神的優位に立つ方が勝利する。世界ランクはそれを助ける。
この意味では、今回のザック・ジャパンは相当に厳しい結果が待つだろう。
現在、日本の世界ランクは47位。AKB48レベルの端っこの方である。
世界ランクを考えずに、大和魂で堂々と勇猛果敢の「風林火山」の如く戦うか、あるいは、名前負けして、すごすごと敗退し、帰国の途につくのか、果たしてどっちのタイムラインに乗るのだろうか?
前者であって欲しいものですナ。

by kikidoblog | 2014-05-13 08:38 | サッカー&スポーツ