「究極のエコ自転車ライトの完成」2:2号機完成!
一創造、百盗作
−−大野乾博士(生物学者)
みなさん、こんにちは。
最近、知り合いの自転車屋さんに前輪が完全にひしゃげて廃棄処分になった比較的新しい(2013年製)、3段変速ミヤタ自転車をもらってきた。これである。
前輪は中心に発電機のついたいいものだったが、その前輪がまったく使えないから、他の廃棄自転車の前輪をもらって、交換してきたものである。
すると、どうやらライトがつかない。というのも、前輪の発電機からインバータで直流に変換して光らせるタイプのものだったからである。
そこで、これも以前にここでメモした
「究極のエコ自転車ライトの完成」:電動アシスト自転車ライトをソーラーライトに改善!ようにして、夜だけ光るエコライトに改造しようと思いたった。今回はこれも非常にうまくいったから、これをメモしておこう。
このミヤタ自転車のライトはレーザービームという名前のものだった。
まずこれを分解し、中にあるインバータ(交流から直流に変える装置)を外す。
そして、これにコードをハンダ付けすると、これで、直接電池に繋げば発光するようになる。
そこで、ダイキにいって前と同じエコソーラーライトを買ってきた。930円になっていた。
これを分解して、ソーラー発電機の部分を取り出す。
これを自転車ライトのカバー上部と繋げば発光する。
あとは、カバー上部にはんだごてを使ってプラスチックカバーに穴を開けて連結する。
そして、カバー下部をネジで止めて、ほぼ完成である。(配線を内部に入れてフタをする場合には、連結部をハンダ付けし、それぞれテープで絶縁し、しっかり内部に固定することはいうまでもない。)
それに自転車ボディーへの留め具をつける。
最後に、自転車の車体にネジで連結する。そうすれば、最新型の究極のエコ自転車ライトの完成である。
手で覆うとちゃんと光る。
完成した、究極のエコ自転車ライト付き、三段変速ミヤタ自転車。
(結構かっこいいだろ!)
「一創造、百盗作」
(ちなみに、この意味は、物事は一番最初の創造がもっとも大事であって、後はそれを真似て繰り返すことから成り立つ、というものである。生物におけるタンパク質やDNAなどなんでも一番最初の創造がなされるのに時間がかかり、一旦誕生するとどんどん進化が早まる。そういう状況を「一創造、百盗作」と標語的に呼んだのである。)
とはよく言ったものである。まさにその通りで、今回は要領を得ているから、20分程度で完成することができた。ちょっと熟練したのである。

by kikidoblog | 2014-07-05 15:10 | アイデア・雑多