準決勝第一試合:瀕死のライオンにシベリアタイガーと戦う力は残っていなかった!
タイガーマスクvsライオンマスク
みなさん、こんにちは。
いやはや、つい先程終了した、ドイツvsブラジルの準決勝第一試合
1.ブラジル(A1)−ドイツ(G1)は予想外の大差の試合となった。7-1でドイツの勝利。
ブラジル:ライオン
…誰もが認める百獣の王。縄張りの中心からすべての獲物を見据える
ドイツ:シベリアトラ…ライオンと刺し違える力を持つ。ライオンより美しく強いと信じるものもいる
ブラジル、まさかの7失点…ネイマール&シウバ欠き歴史的大敗
もはやキングコブラ
コロンビア:キングコブラの猛毒が体中に回って瀕死の重症のライオン
…その毒牙はどんな猛獣も死に追いやることができるが、口を掴まれるとなす術がない
には、シベリアタイガーの前では敵ではなかった。
こうなると、古代シュメールの壁画にあるように、古代アッシリア(アーリア人)兵のようなドイツの一の矢、
二の矢、三の矢
を食らってほぼ瀕死の状態
となってしまった。
前半で5−0。もはや試合は決まった。
後半にはさらに二本の矢が放たれたが、最後の最後の終了間際に、オスカーがライオンの死の雄叫びの断末魔の一撃を奏でたのみであった。
結局、7−1という歴史的大差で準決勝敗退が決まった。
ついにここにライオンは死んだ。
とまあ、こんな感じの悲壮感の漂う試合だった。
ほぼ完全な状態のドイツと大怪我のネイマール選手欠場、累積警告でチアゴシウバ選手が欠場のブラジル。
これでは、ハサミのないカニ。それも逃げる足も食われているカニ同様である。
これでは、簡単に料理されて終わりだった。
さて、攻撃の問題は明白。
方や、失点の敗因は、チアゴシルバ選手がいなかったために、守備陣がフラットスリーを作れなかったことにある。まったくラインコントロールがとれていなかった。
その原因は、同じようなキャラクター(髪型もいっしょ)のダビド・ルイス選手とダンテ選手がお互いに好き勝手にプレーしたことである。特に、ダンテ選手、この選手がまったくチームプレーできなかった。それをダビド・ルイス選手がカバーしきれなかったのである。
この攻撃力のある伝統のドイツ相手にスリーバックでは荷が重い。両サイドをいいように突かれてしまうからである。フォーバックか、ファイブバックのようにして、オランダ戦のコスタリカのように守備しない限り大量失点は防げなかったに違いない。
やはり、スコラリ監督のどこかに、ドイツのシュート力を侮った部分があったようにみえる。
それにしても、ブラジルのスリーバックは、ひどすぎた。やはり近代的なフラットな守備でもっと高い位置でラインを作って統率しないと現代的な早い攻撃には耐えられないだろうナア。
やはりサッカーは守備あっての攻撃であって、基本的に失点ゼロを最初に目指す。それから得点力である。というのは、守備はあまり高度な技術を必要としないからである。芸術的攻撃はあるが、芸術的守備というものはない。守備は下手くそな奴でも泥臭く、基本に忠実にして、身体能力をアップすればだれでもできるからである。
取られたら取り返す。取られた以上に点を入れたらいい、
というザッケローニの発想もここに誤りがある。サッカーではそう簡単に点を取れないから問題なのである。そこがバスケットボールとは違うところである。
失点をゼロにする。
今回のコスタリカの躍進の決めてや秘訣も実はここにあったのである。
だから、私は、内田(攻撃好き)、吉田(足が遅い)、今野(もともとボランチで反則の多い)、この三人の守備では失点は防げないとだいぶ前から警鐘を鳴らしてきたわけですナ。
「私をブラジルW杯に連れて行って」:日本のキングカズから世界のキングカズへ!(2013年 06月 09日)
日本代表へのメッセージ:「勝負事は、やるからには勝つつもりでいかないと何も残らない。」(2013年 06月 18日)
私が選んだブラジルW杯日本代表:国内組を基本にせよ!(2013年 06月 20日)
日本コンフェデ杯開幕戦0-3完敗:敗因はザック監督の采配ミス!清武先発投入が鬼門!(2013年 06月 16日)
日本代表に足りないもの:「勝利の方程式は基本順守精神から生まれる」(2013年 06月 25日)
ザックよありがとう!あとは越後に任せろ!:ブラジルW杯代表監督は「セルジオ越後」しかいない!?(2013年 07月 03日)
東アジア杯代表「国内組」決まる:頑張れ、国内組!(2013年 07月 15日)
「日の当たる場所」:「光をあびて」刺は枝になる。(2013年 07月 17日)
ウルグアイ戦:日本代表のすべての邪気が見えた。希望は本田と柿谷と豊田だけ!(2013年 08月 15日)
暑い暑い夏の熱〜〜い応援「オオサコ〜〜!ヨウイチロウ〜〜!」:これが真実のファンの声!(2013年 08月 20日)
日本vsガーナ戦、日本快勝!?:相手は若手主体の二軍だった?(2013年 09月 12日)
グアテマラ戦:まずいぞ、日本代表。このままではザック、香川、吉田と心中だろうヨ。(2013年 09月 07日)
ザッケローニの解任はまだか?:日本代表に見るものなし。「サムライ」の名を返上すべし!(2013年 10月 12日)
ザッケローニの解任はまだか?2:代表解散しゼロから「日本最強チーム」を再編成すべし!(2013年10月16日)
コンフェデ以降もザッケローニが継続した瞬間に日本の敗退も決まったのである。

by kikidoblog | 2014-07-09 10:00 | 2014ブラジルW杯