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優勝候補No.1ドイツ代表の中にあのクラマーコーチのお孫さんがいた!:日本サッカーよ、初心にもどれ!

「ドイツ人にゲルマン魂があるように、君たちにも大和魂がある」
−−デットマール・クラマー

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みなさん、こんにちは。

日本が、かつて東京オリンピック、メキシコオリンピックの頃、お世話になったのが、旧西ドイツのクラマーコーチであった。

このクラマーさんが当時の日本代表チームの選手たち(この人達が、Jリーグを発足させた当時の選手たちだったが)に教えたことが、

パス・アンド・ゴー
スライディング・タックル
コンチネンタルサッカー(組織的サッカー=全員攻撃全員守備のサッカー)
ミドルシュート
サインプレー

こういったいまでは中高生でも知っているプレーである。

そして、何よりも

サッカーで一番重要なものはなにか?

それは、
Ball control, Body balance, Brain=3B
だというものである。
ボールコントロール、ボディーバランス、ブレイン
これらが
ボール扱い、基礎体力、戦術
につながる。

西ドイツのクラマーコーチはこういったことを日本人に教えてくれた。
なでしこジャパンW杯初優勝おめでとう1:「なでしこの先人たち」「サッカーは文化だ」
なでしこジャパンW杯初優勝おめでとう2:「なでしこは一日にしてならず」」

タイムアップの笛は、次の試合へのキックオフの笛である
---デットマール・クラマー

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私も先ほどまで知らなかったが、今大会のドイツ代表になんとこのクラマーさんの「お孫さん」がいたのである。それがクリストフ・クラマー選手
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である。

私がいつもドイツのサッカーにあこがれてきたのは、それなりの理由がある。

私自身が教わったサッカーがこの時代の西ドイツのコンチネンタルサッカーだったということにある。が、やはり、我々日本人には、体格こそ違い、基本に忠実でフェアなプレーを好み、質実剛健で、きちんと約束を果たし、勤勉に動きまわるという気質がある

だから、基本的にその日本人気質は、ドイツのサッカーと性に合っているのである。

私はだからドイツサッカーなら我々日本人も行うことができる。しかしながら、ペレやネイマールやメッシの天性の才能を必要とする南米のサッカーは日本人向きではないと考えるのである。

あれから、半世紀。50年。

やはりドイツは旧西ドイツのサッカーを進化発展させたものであった。

昔の言い方でいう、コンチネンタルサッカーである。

つまり、ゴロの中距離や短距離のパスを正確につなぐ、パスアンドゴーの全員攻撃全員守備のサッカーである。

これが今もって健在であった。

ところが、かつてクラマーコーチ伝授の西ドイツサッカーで戦後のサッカーが始まった日本は、Jリーグ発足とともに、二転三転して、今度は四転五転した。
ブラジルサッカー(読売ヴェルディ、Jリーグ発足)、ブラジル体操
オランダサッカー(オフト監督、ドーハの悲劇1994、予選敗退)、中盤プレス
西ドイツサッカー(岡田、フランス1998、リーグ敗退)、カウンター攻撃
フランスサッカー(トルシエ、日韓2002、ベスト16)、フラットスリー
ブラジルサッカー(ジーコ、ドイツ2006、リーグ敗退)、中盤カルテット
ユーゴサッカー(オシム、脳梗塞)走るサッカー
西ドイツサッカー(岡田、南ア2010、ベスト16)、カウンター攻撃
イタリアサッカー(ザック、ブラジル2014、リーグ敗退)、パスサッカー
メキシコサッカー(アギーレ、ロシア2018、未定)、スピードパスサッカー

こうしてみると、やはり旧西ドイツ的な岡田監督の堅守速攻のカウンター攻撃サッカーの時だけ結果が出たことがわかる。やはり、日本人には、ドイツサッカーが合っているのである。

さて、前置きがだいぶ長くなってしまったが、そんな我々が本来理想とすべきドイツサッカーチーム。面白いサイトを見つけたので、ここにもメモしておこう。以下のものである。

(あ)ドイツ代表選手の出身地は?
ドイツ代表23名の出身地を示した地図が公開に、さてその内訳は?
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(い)ドイツ代表選手カード
ワールドカップ2014 ドイツ代表メンバー【画像】
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迷走を続ける理研、そして、同様に迷走を続ける日本サッカー協会。

今一度、初心に戻って、ドイツサッカー復権がなるか?それとも、相変わらず世界のサッカーを漂い続けるのか?そうやってサッカー海を漂流するのか?

日本人がやるドイツサッカー、

それが、なでしこサッカーである。

ひたむきに走り回り、基本に忠実で、爽やかでフェアプレーの精神にみちみちしたサッカー

我が国のサッカーはこれで良いのである。



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  by kikidoblog | 2014-07-09 10:59 | 2014ブラジルW杯

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