台風11号の大雨でなぜ川が氾濫したのか?:生活排水用の川には、水門が必須か!?
ゴルゴダの丘の上でイエス・キリストは磔になって死んだ。しかし、死後何日か経ってイエスが生き返った。イエスの復活である。
生物学的にはあり得ない。物理的にもあり得ないシナリオ。こんなとき、陰謀論者的には、実はあれはイエスではなかった。実は磔にあったものは、イエスの身代わりだったのだ。そんな話が出て来る。
竹内文書によれば、死んだものはイエスの実弟のイスキリであった。実はイエスは死んでいなかった。日本に来ていたと書かれているらしい。
さて、同様に、マイケルジャクソンが死んだら、その後、実はマイケルは生きていた。あれは身代わりだったのだ。そういう話が出て来る。
一方、トンスルランドのセウォル号沈没の大事件では、会社オーナーの自殺死体が見つかった。そして、悪徳オーナーが自殺死で事件は封印。ところが、その死体は本人ではなく、本人はパリにいた。だから、あれは身代わりだったという他殺説が出て来る。
いま日本の理化学研究所のSTAP細胞捏造疑獄事件では、副所長の笹井博士の自殺事件が起こったところである。当事者の一人の小保方晴子は身を眩ました。
さてそうなると、陰謀論的には、実はその死体は笹井博士のものではなかった、というような説。あるいは、笹井博士はリオデジャネイロにいた、というような話が出て来るだろうということになる。
だれも死体を見ていないわけだから、本当に笹井博士が自殺で死んだのかどうか分からないのである。
とまあ、きっとそんな話がでてくるのだろうと私は予測しているわけですナ。
さて、話は大分逸れたが、今回は、台風11号の暴風雨によって、甚大な被害が出た。すべては川の氾濫による水害であった。ところが、よく調べてみると、実はその水害は予見できるものだった。それをメモしておこう。
今回阿南市で洪水による水害の多かった場所は、テレビ報道でも全国で知られるようになった、あの中学校とローソンである。
その中学校は加茂谷(かもだに)中学校という。徳島県阿南市加茂町にある。一方のローソンは、鷲敷町(わじきちょう)にある。
(あ)加茂谷中の地域の場合。
この中学校は、グーグルアースでみれば一目瞭然。川の土手を隔てられて、すぐそばにある。よくあるタイプの地理的条件にある。これである。
加茂町
(い)鷲敷町のローソンの地域の場合。
一方、鷲敷町のローソンのある地域の状況もグーグルアースで見ると、実に似た感じの状況であることがわかる。これである。
鷲敷町
(う)では、なぜ洪水の水害が起こったのか?
というと、この2つの地域には共通の特有の構造があった。それは、「小さな川が大きな川に繋がっていた」ということである。これである。
加茂町
鷲敷町
これらの支流は、別の川であるから、普段は高い場所にある。したがって、小川から大きな川へかなりの段差があって、特に問題なく流れ込めた。
ところが、今回のように、大きな川の方がずっと支流からのダムの放流やその間の雨の蓄積で、土手の上を超えて行きそうなほどに水が溜まった場合、この小さな川の出口が逆に洪水の入口となって、外部から大量の水が入ってきたのである。
これが、川の氾濫の直接の原因のように見える。
つまり、その地域の生活排水の命綱のような川が大きな川に繋がっていたために、逆に大雨の蓄積によって、逆流して来たわけである。よく風呂の水を抜く時に、抜いた先の配管が詰まれば、出口に水が溜まって風呂の中に逆流するという場合がある。これと似た状況が生じたのである。
(え)水門の設置が急務
というわけで、もしそこに水門があれば、すくなくとも土手を超えたり、土手が決壊するまでは、川の水の氾濫は無かったように見える。
このことから、こういうような状況、つまり、街の生活排水用の川が大きな川に注いでいるというような地域では、小川の出口に一応水門のようなゲートを作り、大雨の時に逆流してもそこを閉じて逆流できないようにしておく必要があるだろう。
いくらくらいの資金が必要かどうか分からないが、同じような被害を出さないためには、ぜひ必要な防御設備であるだろう。
by kikidoblog | 2014-08-12 14:54 | HAARP・台風・ハリケーン