「ナス科は人に食わすな!」:「若返ろうと思って食べて早く老ける!」の疑惑あり!
秋ナスは嫁に食わすな。→「ナス科は人に食わすな」が正解だった!
秋に収穫するナス「秋茄子」を嫁に食わせてはいけない。
秋茄子は、美味であるので他家からの憎い嫁に食わせてはもったいないという姑の嫁いびりの有様。
秋茄子は、種子がないので子宝に恵まれなくなる。
秋茄子は、美味であるため過食してしまいがちであるが、毒性のアルカロイドを含有し、健康を害する恐れもあるので、大切な嫁に食べさせてはならない。
東洋医学の見方では茄子は体を冷やす食べ物に分類され、特に女性にとって体の冷えは健康によくないため、子供を生んでほしい嫁に茄子を食べさせすぎてはいけない、という戒め。
(1)が一般的な解釈。
みなさん、こんにちは。
昨年の今頃、私は「ナス科禁止令」を自らに課した。ちょうど1年が経過したので、今回はこれをメモしておこう。以下のものである。
「オキシエリートプロ」で肝炎発症とか!?:ナス科が関節炎を悪化させるらしいナ!
「私の辞書にナス科の文字はない」:偉大なスポーツ選手ほど野菜嫌い!?生野菜で老化が早まるか?
(あ)ナス科を食べないのは難しい→野菜の代名詞になってしまった。
私がナス科(=トマト、茄子、キュウリ、じゃがいも、ピーマン、唐辛子)
ナスとトマトとピーマンと唐辛子とジャガイモを食べるのをやめたのは、昨年の9月末である。
いまでは、食材の生野菜といえば、「ナス科の野菜」である。スーパーやら道の駅やらどこへいっても、野菜といえばナス科となってしまった。外食したとしても、大半のサラダはナス科、主に生トマトとピーマンの組み合わせである。だから、ナス科を食べないということは実に難しい。
この6月にブラジルワールドカップに出かけた時も、行き帰りのエールフランスの機内食は、「ナス科の野菜」がメインだった。だから、私は絶句。が、食わないことにした。(ブラジルワールドカップでブログ内検索)
ナス科の植物の原産地はすべて南米である。もともと有毒で食には適さなかったものを「品種改良」で食べれるようにした、というのが通説である。ここに、どうやら我々の知らない、秘密や謎がある。
(い)ナス科にはかなりの毒がある。→主成分はアルカロイドか?
ナス科を生で食べると、やはりかなりの毒がある。主に生野菜の代名詞の生トマトにこれがある。
この毒の有力な候補は、「アルカロイド」というものである。この毒がナス科には含まれている。しかし、微量で余り問題にはならないだろう、と考えられている。
果たしてこれは本当かどうか?
これは疑うべきところである。
本当はもっと別にも原因がありそうであるが、今のところあまり知られていない。なぜなら、ナス科は生鮮野菜食品というドル箱製品化してしまったからである。
私の経験では、我々日本人は「昔ながらの野菜」を食べた方がいい。そういうことである。
(う)ナス科以外に何が食べられるか?
さて、そこで、本当にナス科をやめると健康になるか?私が実験したことをメモしておこう。
私がナス科、主に生野菜の代名詞の生トマトを止めてから、約1年がたつ。効果を知るために、私は100%まったく「生野菜のナス科」を食べなかったのである。まったくである。ゆでたり料理したものもまったく食べなかった。これは徹底していた。だから、トマトケチャップすら使わなかったのである。もちろん、スパゲッティのようなトマトベースも食べなかった。
この世の中は、トマトベースに満ち溢れてしまった。だから、本当にナス科を食べないようにすることは難しい。
逆に言うと、
何が生で食えるのか?ということだろう。
結論から言うと、
レタス、人参、大根、キャベツ、白菜、ほうれん草、小松菜、もやし、さつまいもなどである。もはや生野菜はレタス、人参、大根くらいで、白菜、ほうれん草、小松菜、もやし(+ねぎ、たまねぎ)は料理して食べるのみ。
ねぎ、たまねぎも追加。
だから、我が家のカレーにはじゃがいもの代わりにさつまいもが入っている。
(え)ナス科をやめると、確かに関節痛が改善する!
もともと、私にはもう30年来の右肩鈍痛。野球肩が残っていた。そして数年前から50肩になっていた。そして、10年ほど前に左足首をミスキックで重度の捻挫して以来、ずきずき痛む感じの痛みがずっと取れずに残っていた。これがナス科を止める前の状況である。
右肩の違和感が半端ないために、麻酔ブロック注射を試みたほどである。
(1)さて、ナス科を食べないようになり、まず最初の1ヶ月。
この1ヶ月では何ら変化は感じなかった。この間、これらの痛みはあまり改善は見られなかった。
(2)ところが、2ヶ月目に入る辺りで、右肩の違和感はだいぶ和らいだ感じが出てきた。
(3)3ヶ月目に入って、いつの間にか、右肩の肩の芯に常在していた違和感=ひっかかるような感じが完治した。それ以降、右肩は全く問題なしになった。
(4)数ヶ月たっても、右肩以外の左足首には何ら変化はなかった。
(5)しかし、半年を経過して後、左足首の痛みが減ってきた。普通に歩くには特に痛みを感じなくなった。しかし、ダッシュや屈伸やターンなどサッカーの練習をするような場合には、痛みがちょっと走るという感じだった。
これがずっと最近まで続いた。
(6)ところが、いま1年ほど経ってみると、もはや左足首の痛みがほとんどなくなった。それはダッシュやジョギングやターンなどをしても感じないほどに改善した。
というわけで、1年間ナス科の植物をまったく食べないできた。これは非常に困難を極めたが、何とかやり遂げてみると、つまりそういう習慣にしてみると、右肩痛、左足首痛が完全に治ったのである。
まあ、これは普通の人には信じがたい話だろう。が、やったもののみに分かることである。
(お)高齢者にナス科を食べさせるな!
これは私自身によるこういう経験からの提案だが、高齢者にナス科は食べさせないほうが良いのではないか?ということである。
高齢者には糖尿病や腎機能の悪いものが多い。こういう高齢者はカリウム摂取が多すぎると問題が起こる。なぜなら、腎臓でカリウムを濾過できにくいからである。だから、一般に病院では入院患者の老人には生野菜を食べさせない。
私は、自分が関節痛がナス科の禁食で改善するかという問題を実験し始めてから、しばしば老人や高齢者の不自由な足腰とナス科の食事の関係を観察してきた。時には私の回りにいる老人に直接、「トマトは好きか?」と聞いて、その人の運動機能と比較してきたのである。
すると、分かったことは、一般に「今現在の老人はナス科が大好きだ」ということである。今の老人は、老人とはいっても戦後生まれである。戦後といえば、「欧米化」であるから、食材の肉食、パン食、そして野菜食もすべて欧米化した。
中でも野菜食はトマトベースになった。つまり、生トマト中心のサラダになったのである。どうやら生のトマトを食べる量が半端なくなったのである。
これが戦後の今の老人の最大の特徴である。
昔の老人、私の祖母や祖父の時代の老人はあまりナス科や生野菜を食べなかった。野菜はすべて料理してから食べるか、あるいは、つけ物にして食べた。
茄子といえども料理して食べた。欧米人はトマトも料理してから食べる。大半の野菜は、ぬかにつけて麹菌で野菜の毒素を抜いてから食べたのである。
だから、昔の老人は足腰が強かった!
中風や痛風になる人はいても、昔の老人の方が死ぬまで動いていた。そういう記憶がある。
それと比べると、今の老人はダメだ。足腰に大半が問題を抱えている。一番見かけるのは、膝を痛めた老人である。
膝を痛めると、痛いから足を前に伸ばしたまま座る。すると、伸ばしたままだから、今度は足が伸びきってしまう。そうやって膝が動かなくなる。片方の足が不自由になったから、それをかばうと今度は逆の足が同じようになる。こうして、両足、両膝に問題を抱え、O脚化する。
面白いのは、最近目にするのは、O脚化した男性の老人である。最近非常に目立つようになった。
彼らはこぞって、生野菜が大好き、生トマトが大好きなのである。
むしろ、毎日外食の弁当だという老人の方が元気である。
(か)健康になるつもりで不健康になっている!
これが事実だと仮定すると、なぜなら、今のところ日本社会の科学者や栄養学者の世界ではトマトは百薬の長だと思って信じきっていてこういう研究がないからだが、どうやら今の日本人は生野菜が体にいいと信じている。
だから、老人が若返ろうと思って生野菜を食って、そのために逆に下半身の関節痛が増えている。こういう可能性が一番高いのである。
ビタミンは別に生トマトでなくても取れる。
とまあ、そんなこんなで私の結論はこれである。
高齢者は生野菜を食うな!
特に生トマトはご法度である。
まあ、信じる者は救われる。信じる信じないはあなた次第ですというように、自分で実験してみないことにはこのことは真っ赤なデマにしか見えないだろう。
いずれにせよ、私はこの夏ブラジルに行った時、日本人サポーターの大半の人から40代にしか見えないと言われたヨ。私はもうすぐ57歳である。
ということは、ナス科は老化させるということでもある。つまり、ナス科を止めると、若返る。
事実、私は南米の人たちをたくさん今回ブラジルで見て観察したが、彼らの老化はすこぶる早い。そしてまるでそうであるかのように、彼らの普段食べる野菜は?といえば、ナス科しかない。
あとはあなたのご想像にお任せしますというところですナ。
おまけ:
この話がどうしても信じられないという方は、欧米のエリートやセレブが生トマトやナス科を食っているかどうか見てみればいいだろう。ロスチャイルドはナス科を食っているか?モンサントのお偉方はどうか?長生きの人が何を食べているか見たらいいだろう。

by Kikidoblog | 2014-10-01 10:21 | ナス科・関節痛・有害