大学卒業式で、女子の姿が変わった!?:羽織袴にヒールが復活!?
昨日まで息子の大学の卒業式に行ったのだが、これまでとは違ったことに1点だけ気がついた。それは、以前ここにもメモした、大学の卒業式における女子の羽織袴姿において、戦後は一般に「羽織袴+草履」が多くなったが、最初の「明治の女学生たちは、ハイヒール(=ヒールのブーツ)を履いていた」ということである。
韓国のチマ・チョゴリのルーツは、日本の女学生の羽織袴姿にあり!
(革靴のハイヒールに注目!草履は履いていなかった!)
1-6.明治40年・祖母・高等女学校 1907
あまり注意して見たことはなかったが、少なくとも最近まであまりヒールを履く女学生には気づかなかった。ところが、今回、壇上に上がる女性総代たちの半数がヒール姿だったのだ。
これには驚いた。同時に、本来の「ハイカラさん」のイメージ通りの昔ながらの明治の女性の正装に戻ったように見える。面白い。こんなものである。
「女性は着物」の江戸時代から、「女性にも教育」の明治時代に変わった、その時代精神の象徴が、「女学生は羽織袴にヒール」であった。
おどろくべきことは、ヒール姿の羽織袴の女学生たちが非常にさっそうとしてかっこ良く見えたことだ。きれいなお姉さんたちだった。それと比べると、羽織袴と草履の女学生たちは、動きにくそうであったナア。
まあ、当然と言えば当然。
やはり晴れやかな大学卒業式は、羽織袴にヒールに軍配があがったようですナ。
by Kikidoblog | 2015-03-24 07:59 | アイラブとてつもない日本