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エラーコード「6c10」からの脱出?:キャノンからブラザーへ乗り換えた!?

スパイ大作戦~焼土作戦・冒頭


例によってこの情報を基に君のプリンターやプリンターヘッドが死んだり何かが起こったとしても当局は一切関知しないからそのつもりで。


みなさん、こんにちは。

(あ)私が使ったプリンターたち
私もアメリカ留学中のユタ大時代から初めてマッキントッシュを使い始めて、25年以上になる。最初はマッキントッシュも自社でプリンターを製造していたから、私はプリンターは、

マッキントッシュ(白黒)→エプソン(白黒)→キャノン(白黒)→キャノン(カラー)→ブラザー(カラー)

と使ってきた。

マッキントッシュは、レーザープリンターというやつだったが、その後のエプソンからはインジェクト式である。キャノンからはカラーインジェクトになった。

というのも、マッキントッシュの時代は、一台10万円もするものだったが、だんだんプリンターの値段が下がって、キャノンになると2万円以下となったからである。

要するに、インジェクト方式とは、本体で儲けるというよりは、インジェクトインクを売って儲けるという方向転換がなされたわけである。


(い)「エラーコード6c10」
私は、理論物理学者であり、大量に論文をダウンロードして読む。パソコン画面は13インチで小さいから、近眼の私にはやはり紙にして読まないと不可能である。

また、テーブルの上に横並びにしてさまざまな論文を見比べる上でも、論文はやはり紙にしないと学者の研究は不可能なのである。

だから、学者や研究者にはiPadは向かない。

というわけで、論文を印字するのだが、論文が長い。中には、600ページ以上もするものがある。例えば、これである。
http://www.rist.kindai.ac.jp/no.26/maxwell-vol1.pdf
http://www.rist.kindai.ac.jp/no.26/maxwell-vol2.pdf
(これは、ついにマックスウェルの電磁気の教科書Triesteを日本語訳にしたというもの。)


こういうものをインジェクト方式で印刷すると、インクヘッドが行ったり来たりを繰り返す。したがって、すぐにインクヘッドがおかしくなる。インクづまりを起こすことになる。これがインジェクト式の問題点なのだが、私のような貧乏フリーの科学者にはそういうK's電気で売られているような安い大衆プリンターしか買うことが出来ないし、維持費を考えてもそういうものを使う他ない。

そこで、久しくキャノンを使って、出てきたものが、これだった。
エラーコード6c10

しばらく前にこれについては、苦肉の策でどう対処するかここにメモしたが、
ミッションインポッシブル「6C10を探れ!」:それはプリンターの”死”を意味する!?

Canon MP550
エラーコード「6c10」からの脱出?:キャノンからブラザーへ乗り換えた!?_e0171614_11403927.jpg
いずれはそれでは効かなくなって新しいものを買わなくてはならなくなる。

ようするに、キャノン製品で、このエラーメッセージ「6c10」が出てきたら、「もう買い換えろ」というメッセージである。つまり、「安かろう、悪かろう」である。キャノンはすぐにインクヘッドがだめになる。

(う)ブラザーこそ学者のためのものだった!
そこで、1年近く、「6c10」と闘いながら、だましだまし命を引き伸ばし、まるで、チューブでつながれた老人の末期医療の医師や看護師が、ベッドの上の死にゆく老人の面倒をみるかのように、キャノンのMP550を使ったのだが、とうとう死んでしまった。

そこで、今度は、エプソンも、キャノンも、HPもなんであれ、横に動くインクヘッドのものは止めたのである。

つまり、インクヘッドにインクタンクを取り付ける方式を止めたのである。

そこで、ちょっと調べて見つけたのが、ブラザーのプリンター
ブラザーDCP-J4215N
エラーコード「6c10」からの脱出?:キャノンからブラザーへ乗り換えた!?_e0171614_14535517.jpg
だった。これは、インクタンクをインクヘッド以外に設置する方式のものである。そして、A3用紙にも印刷できる(A4用紙は横に印刷する)優れものだった。

が、実はこれが我々学者には実に好都合だったのだ!

なぜなら、普通のキャノンプリンターでは、A4用紙が縦に印字される。用紙は縦長であるから、その分、インクヘッドの行ったり来たりの回数が多くなる。

ところが、ブラザーの方式だと、縦にA3用紙をキャノンのA4と同じスピードで印字できるようにしてあるから、普通のA4用紙の場合だと、横に印字する案配になる。だから、往復回数がずっと減る。さらには、インクヘッドの印字幅が数段広くできているから、

驚きの猛スピード

で印刷してくれるのである。


このくらいに速いと、計600ページの論文でもあっという間に印字されるから嬉しい。

さらに、

驚くことは、印字の文字のカスレがまったくないことである。

難点があるとすれば、印字が綺麗なためにインクの減りが早いということであろう。しかし、速さには変えられない。これが大量の文献を読まなくてはならない物理学者の定めである。


というわけで、

ブラザーバンザイ、ありがとう、ブラザーの開発者さんたち!

本当に、このブラザーはいい。お買い得商品というやつですナ。




エラーコード「6c10」からの脱出?:キャノンからブラザーへ乗り換えた!?_e0171614_11282166.gif

  by Kikidoblog | 2015-04-09 15:07 | アイデア・雑多

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