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「学ぼう!」日本人監督も:広島の森保監督の「とらぬ狸の皮算用」で負けた!?

モランボン楽団 学ぼう  日本語字幕/HD


みなさん、こんにちは。

いや〜〜昨夜のサンフレッチェ広島対アルゼンチンのリバー・プレート戦は実に残念無念。9割の勝利まで行ったが、上手の手から水が漏れた。最後の最後にGKのミスから痛恨の失点をしてしまった。これである。

ところで、俺は一昨日広島が1−0で勝利を予想したが、昨日の先発は全くの予想外だった。岡田武史いわく「森保監督は冒険した」と表現していたのだが、まったくその通り。だから、逆に1−0で負けたのである。いつもどおりであればナア。
広島vsリバープレート スタメン発表
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[サンフレッチェ広島]
先発
GK 1 林卓人
DF 5 千葉和彦
DF 19 佐々木翔
DF 33 塩谷司
MF 6 青山敏弘
MF 8 森崎和幸
MF 18 柏好文
MF 25 茶島雄介
MF 27 清水航平
FW 9 ドウグラス
FW 22 皆川佑介
控え
GK 13 増田卓也
GK 21 廣永遼太郎
DF 34 高橋壮也
DF 4 水本裕貴
MF 14 ミキッチ
MF 16 山岸智
MF 28 丸谷拓也
MF 37 宮原和也
FW 11 佐藤寿人
FW 29 浅野拓磨
監督
森保一
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[リバープレート]
先発
GK 1 マルセロ・バロベロ
DF 2 ホナタン・マイダナ
DF 3 エデル・バランタ
DF 21 レオネル・バンヒオーニ
DF 25 ガブリエル・メルカド
MF 5 マティアス・クラネビテル
MF 8 カルロス・サンチェス
MF 15 レオナルド・ピスクリチ
MF 23 レオナルド・ポンシオ
FW 7 ロドリゴ・モラ
FW 13 ルーカス・アラリオ
控え
GK 12 アウグスト・バタージャ
GK 26 フリオ・キアリーニ
DF 20 ミルトン・カスコ
DF 24 エマヌエル・マンマナ
DF 6 レアンドロ・ベガ
MF 10 ゴンサロ・マルティネス
MF 16 ニコラス・ベルトロ
MF 18 カミロ・マジャダ
MF 27 ルチョ・ゴンサレス
FW 11 ハビエル・サビオラ
FW 19 タバレ・ビウデス
FW 22 セバスティアン・ドリウッシ
監督
マルセロ・ガジャルド

サンフレッチェ広島 vs. リバープレート戦・残念やぁ・・がbっばったのにぃ、惜しかった・・・残念やぁ


GKミスに関して言えば、こういうプレーは「頭の中で考えながらやったプレー」というやつだ。GKの本能にまかせてボールに反応するという無思考のプレーであればずっとスムーズかつ素早く処理できたはずなのだが、つい「ここはキャッチだ」と頭で考えてしまうと、それにとらわれてしまい実際のプレーの瞬間でヘマをする。相手が予想外のプレーをした場合に身体が反応出来なくなるからだ。残念なプレーだった。

しかしながら、結果はGKの痛恨のミスの失点で負けたのだが、なんといってももっと痛恨のミスは、監督である森保監督の痛恨のミスだろう。

実は今回のような状況が一番むずかしいのである。広島の歴史的敗戦を讃えて、これをメモしておこう。

つまり、準決勝の相手がダントツの世界最高チームで優勝候補のスペインのバルセロナであったとすれば、おそらく広島の森保監督もベストメンバーで最初から行ったはずであろう。なぜなら
メッシとスアレスのバルサには100%勝利がない
と判断できるからだ。

だから、特攻精神、捨て身精神で、佐藤寿人選手も最初から使ったはずなのである。最高のメンバーで大勝負、大一番に賭けた。だから、その次の決勝のことは考えなかったはずなのだ。

ところが、相手がバルセロナよりちょっと格下のアルゼンチンのリバー・プレートだった。あまり日本には馴染みがないチーム。それも29年ぶりの出場。

ということは、
ひょっとしたら勝てるチャンスがある。充分にチャンスがある
と森保監督は考えたに違いない。

ここまでは良い。問題はこの後だろう。

ということは、
ここに勝って決勝へ行けば、バルセロナと戦う。ついでにバルセロナにも勝ちたい
と思うはずである。戦略家の現時点でJリーグ最高の監督である森保監督は多少なりともそう考えたに違いない。

ということは、
ベテランのエース佐藤寿人と浅野は決勝まで温存したい。できれば、皆川とドウグラスで勝ちたい。いや勝てる
と思っただろう。

俺はこれが今回の森保采配だったと思う。

結果的には、この皆川とドウグラスの采配が外れたのである。

皆川はまったくゴールできない。ブラジル人のドウグラスは、ことごとく絶好のチャンスで腰砕け。足に来ていた。

たぶん前半に佐藤とミキッチ先発で後半に浅野とドウグラスに変えるいつもの戦術で行けば、充分に後半の後半に得点する形で勝利出来たに違いない。

要するに、何が言いたいかというと、こういういつもの戦力を落としてなんとかしのいで、決勝に進んでそこで最高のメンバーで勝つ。日本人の監督というのは、しばしばこういうある種の誘惑にハマるのである。

これまで何度も何度も何度も俺は、こういう
「取らぬ狸の皮算用」的な誘惑に負けて結局敗退する
という監督を見てきたのである。つまり、
他の日本人監督の失敗から学ばない
のだ。

確かに準決勝で勝って決勝で世界最高のバルサと戦いたい。この気持ちはわかる。しかしながら、それは準決勝に勝ってからの話である。まずは目の前の相手に勝利すべきである。その相手もいくらバルサより格下とは言え南米チャンピオンである。世界ランクもずっと広島より上である。

サッカーは世界ランク通りの結果に終わるという最も下克上のない競技、ほぼ実力通りのスポーツなのである。その点、我が国の相撲と同じである。大金星はめったに起こらない。

ここ徳島の中高生のサッカーでも監督のこのメンタルはしばしば見る。次は決勝だとか、次は強豪だというような場合にいつもどおりのメンバーでは行かず、細工をしてしまうのである。

なんでいつもどおりでやらないの?
ということがしょっちゅう起こる。結果、惜しくも負ける。

要するに、選手も緊張し平常心を維持するのが難しくなるが、同時にもっと緊張し平常心を失ってしまうのが監督の方なのである。

選手起用でいつもどおりでなくなるということもよく起こる。
あれ〜〜、いつもはあいつを出すのに何で今日はこいつなんだ?
というようなことが起こるのだ。

今回の広島もそんなメンバー交替だった。
何で柏選手を下ろすの?
柏選手は右の絶好のチャンスメーカーだ。絶対に残すべきだった。ところが、持ってない清水を残し、ミキッチと変えてしまった。

ミキッチは最初から出てなんぼの選手。ミキッチも決勝のために温存したに違いない。だが使わざるを得なくなった。だったら最初から使えよということになる。

3人しか交代できないから、どうしても先発の采配ミスをすれば、試合をぶち壊す。

こんな感じで、どうも日本人監督には一種独特の「日本人特有のメンタリティー」が存在するわけである。つまり、
とらぬ狸の皮算用をする傾向
があるのだ。たまにはそれがうまくいく場合もある。しかしそれは国内のように相手のレベルが拮抗している場合である。


ところで、もう一つの監督が学ばねばならない注意点は、外人選手の采配である。

簡単に言えば、
外人には外人のよしみや序列関係が存在している
ということである。

だから、アルゼンチンに対してブラジル人のドウグラスが良いかどうかは考慮に値するのである。今回のこの試合では、まるで「八百長か」というほどひどかった。わざとミスしているようにすら見えた。あるいは、逆にアルゼンチンを意識しすぎてミスの連発だったのかもしれないが、中高生でもしないようなミスをこの世界大会で連発した。

かつて日本代表に選ばれた朝鮮人の李忠成は、その前には韓国代表を目指した。ところが、いつの間にか帰化人となり、今度は日本代表入りした。
え〜〜、韓国人が日本代表?
というわけだ。

法律的には人種差別は好ましく無いとあるが、サッカーをやるのもまた人かヒトモドキである。だから、精神状態も試合に作用する。

李忠成はいい働きをした。だから、日本にとっての最大のライバル韓国戦も先発メンバーとして使われた。

ところが、李忠成はまったく走らなかった。チャンスもことごとくミスショットした。

要するに、ついこの間までいっしょに練習していた韓国選手を相手に手を抜いたのである。日本に勝たせるなという命令が来ていたのかもしれないし、試合中に韓国語でいろいろ言われたかもしれないし、我々日本人にはわからない理由で不調になるのだ。

というわけで、ドウグラスも同じような状態に陥っていた。いつものドウグラスではなかった。センタリングすれば1点でできず、パスすれば1点でシュートして外す。どうみても八百長プレーですナ。


もっとも、ドウグラスはここ徳島のヴォルティスから逆レンタル(格下チームから格上へのレンタル移籍)された選手である。

ドウグラスはここぞの一番でまったく情けないプレーをしたのである。ドウグラスは気分屋で徳島でもまったくいい仕事をしなかった常習犯だよ。

ごめんなさい広島サポーター
としか言いようが無い。

さっさと徳島に戻って阿波踊りでも手伝えよ、ドウグラス。


実力的には充分勝てる試合だった。

皆川という”疫病神”さえいなければ。今回は可哀想にFWの皆川が痛恨の疫病神となってしまった。ちなみに、疫病神とはその試合に限って「ことごとく運に見放された選手」のことを言う。

残念。

いやはや、なんとも後味の悪い惜しい試合でしたヨ。


最後になったが、サッカーは最後には「心がけ」の差。
普段の心がけの良いチームのほうが勝つ
のである。

やっぱり監督が手を抜いたり、変な色気を出したり、変な計算をしたら運もつきにも見放される。そういう良い教訓になった試合である。

いくら良い選手がいても当の監督が何を思ったかそういう選手を出さなければ何のメリットもない。

そろそろ我が国も選手ばかりが欧州に行くのではなく、
本格的に監督コーチも海外で学ばせる必要がある
のではないか?

これまたそういう類のことを考えさせてくれる教訓的な試合であった。


学ぼう!


これですナ。




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  by Kikidoblog | 2015-12-17 09:35 | サッカー&スポーツ

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