A Happy New Year Messi!: 天才メッシは全寮制で生まれたのだ!全寮制の時代
昨年暮れの2015年クラブW杯はバルサのメッシ、ネイマール、スアレスの南米トリオのおかげでバルセロナが圧勝したのは記憶に新しい。
さて、そんなリオネル・メッシ選手のYouTube番組をいくつかメモしておこう。以下のものである。
(あ)メッシの神業ループパス
誰もマネできない世界一メッシの超凄技
(ボールにアウトサイドで当ててワンタッチで上げる。これはなかなかできないナ。)
(しかもワンタッチで方向も変える。)
(い)メッシとダニエル・アウベスのパス練習
メッシのパス練習やばすぎ!!
左
右
(ボールを落とさない40mのロングパス。しかも左右で行う。)
(い)
【リオネル・メッシ】上手すぎるトレーニング風景!超絶スキル&テクニック集
リフティング練習
シュート練習
(膝から下を押し出すようなフォロースルーが大事。足先が曲がったり、膝が伸び切れば、スピンがかかりボールはゴールを超える。シュートとロングキックの違いは足先を使わないか使うかの違い。)
パス回し練習(相手はプジョル)
(う)ワールドユース優勝の時のメッシ
アルゼンチン、メッシのユース時代
(絶妙なボールタッチと間合い)
(え)14〜15歳のメッシ
メッシ15歳の頃映像 すでに誰もメッシを止められなかった
これを見ると、やはり人というものは大人になって何かが大きく変わるということはない。むしろ、幼少期からその片鱗がしっかり現れているということである。
また、メッシとアウベスのパス練習でも分かるように、日本の選手がリフティングなどの小技だけに習熟しているのと違って、ロングパスからシュート、ドリブルとありとあらゆるプレーに関して習熟しているということである。苦手なプレーは作らない。
俺はシュートがちょっと。俺はトラップがちょっと。こういうのではだめだということを示している。
一日中練習して、眠って夢のなかでも練習している。
そういう感じにならないと上達はしないだろう。
一般家庭からの出勤のような感じで練習する選手と全寮制でトップからユースまでが同じ宿舎で寝泊まりして練習する選手とではやはりあらゆることが違うはずである。
なぜなら、一般の学校のクラブやユースでは、一般人の親の思想圏に入り、必ずしも一流ではない親の持つネガティブな思想やこれまた必ずしも一流ではない監督やコーチの持つ誤った思想のために悪影響を受ける。しかし、バルサの全寮制のように、そこにいるものすべてが超一流の選手や監督コーチの下で寝食ともにできれば、得られるものがまったく違うことになるからである。
イニエスタもバルサの寮で最高の人格形成を行ったと言っている。
事実、突如として登場した青山学院大の箱根駅伝の完全優勝。これがこの事実を証明したと言えるだろう。青学陸上部は完全全寮制であるようだ。
また、4年で3度Jリーグ覇者となったサンフレッチェ広島の下部ユースも広島のちょっと辺鄙な場所で全寮制でサッカーを指導している。佐藤寿人選手、青山選手、槙野の選手などみな広島の寮生活で成長したらしい。
子どもたちを親元から離し、また変な大人たちから隔離して超一流に育て上げる。
スポーツでそうなら、学問や科学もそうだろう。
実際、我が国の有名私立高校は皆全寮制である。
全寮制は欧米のエリート高では一般的なかなり日常的なものである。戦前の日本の旧制中学も全寮制がベースである。
実際、子供のためにお金稼ぐのに忙しくてままならない親元に子供を置いておくのはかなり負の効果をもたらすだけなのではなかろうか?
これからは、全寮制の時代。これですナ。
by Kikidoblog | 2016-01-05 09:11 | サッカー&スポーツ